【満員御礼・次回は11月です!】インストォル 公演情報 【満員御礼・次回は11月です!】インストォル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    これでいぃ!
    結論からいうと、
    【こんな作品は、彼ら以外は作れないだろう】

    です。

    ありきたりな、まとまった作品なんかより断然いいと思う。

    また、誘われたらみてもいいかな。そう思います。

    ネタバレBOX

    さて、感想ですが、こんな作品は、彼ら以外上演する人はいないだろうなと、、、

    ほぼ、反則技ですが、確信犯なのでしょう。
    記憶に残ります。

    ある程度経験があると、
    中途半端にまとまった作品を作る団体が多い
    ですが、これぞ演劇という、反骨精神が非常にすきです。

    話はまぁまぁ面白いし、
    お金をかけて、作品をつくったらなら、
    どんな作品になるのか。
    楽しみでもあります。

    いろんな意味で期待ができる、作品、団体だと思いました。
  • 満足度★★★★

    インパクトあり
    想像を絶するストーリーでした。

    ネタバレBOX

    突然、鼻血が出てきたときはさすがにびっくりしました。ブラウスにも血が滲んできて、そしてその凶暴振りに驚きました。

    犬の唾液から感染したようで、死んだ人が生き返ったと聞いたときには謎のウィルスによる奇怪な病気という印象でした。ペットレンタル会社に責任があるのか、問題がどう膨らみ、どう解決されていくのかと思っていました。

    死んだまま生きているように振る舞うということで、所謂ゾンビの現象でした。

    パソコンにアンチウィルスソフトを入れるように、価値のある人間にアンチウィルス成分の入った缶飲料を与える飲料業者の存在という設定は面白かったですが、ゾンビと分かったとたん、ゾンビかゾンビじゃないかに終始し、ペットレンタル会社の話も含め、浮気を誘発させるようにしながら浮気を疑う妻の異常さ、子供を虐待する母親の苦悩、めんどくさがり屋のニート青年の話などは良くも悪くもぶっ飛んでしまいました。大きな災害の前には世の中そんなものではありますが。

    で、あの新人さんはどんな理由で世の中のためになるとして選ばれたのでしょうか。
  • 評価
     分かれるだろう。作・演出が意図的にこのような作りにしたと解釈すれば、ある程度、高い評価をつけるだろうし、そうでなければ酷評されても仕方がない。その理由は明かである。通常の演劇作法を無視して作られているからである。終演後、作家を話した限りでは意図的に作ったわけではなさそうだ。むしろ、自分の好みに合わせて創ったらしい。いわば、アメーバが自分の捕食する対象を緩慢に包み込んで消化してゆくように。そしてそれだけであるように。作家の心の網目に偶々引っ掛かったイメージなのである。従ってこの作品には本質的に演劇性はない。所謂、演劇的なものに対する強烈なアンチテーゼやアイロニーもない。ただ、生理的な好みによってチョイスされた断片をコラージュするために利用されたストーリーの如きものが存在しただけだ。それが何を意味するのか、作家も意図していないようであるし、その曖昧な姿勢が作品に方向性と焦点w与えない、というよりぼかしてしまう。その結果良く言えば、一風変わったテイストを感じさせる作品になっている、ということが可能である。但し、演劇作法に則るならば、極めて評価は低くなるであろうことは、先ほども述べた通りである。もう一つの可能性は、将来、全く新しい世界の見方が提示されたときに、大化けする可能性は皆無ではない。

  • 満足度★★★★★

    その世界の始まりは犬
    「ワレワレは、生きタリ死んダリを繰り返しなガラ、世界を食い尽くしてク」の意味が今、理解できた。

    ネタバレBOX

    犬に噛まれて死んだ彼女は一度は死ぬが、再生しゾンビとなって獲物に食らいつく。それは新しい世界を作るためだ。
    だからいらない人間とこの世界に必要な人間とを分ける必要があるのだ。
    不思議な感覚の物語でした。血だらけのゾンビが人間に噛み付く場面は壮絶でホラー。
  • 無題394(12-137)
    19:30の回(曇り)。18:46受付、19:01開場。床にビニールシート、場所によっては何枚か重ねてあります。舞台には大きなオブジェのようなもの(3つ)、これにもビニール、奥の壁には幅広の白い布が斜めに、鉄柱や左右のパイプにさえビニールが巻き付けてあります。上手側に木のテーブルと椅子。頭上にプロジェクター。座席はパイプ椅子(終盤ちょっとお尻が痛くなりました)とベンチシート。BGMなし。19:30場内アナウンスでの前説、空調の音、客席の声。19:36上手奥から男がひとり〜21:00終演。なぜこのような現象が…、どのようになってゆくのか、などが意図的に省かれているのか、終わった後のすっきり感はないのですが、シュールなのか、幻想/綺譚なのか、なかなか面白かったです。

    ネタバレBOX

    当パンの表紙、タイトルは伏線ではないと書かれているのは、内容とは関係ありませんということなのでしょうかね。ならば「作品○番」でもよかったのではなんて思いました。

    ゾンビ物、といっても特に新しい要素があるわけではなく、「犬」が発症源であること、死後少し時間を要して復活、症状の進行は人によるのかお話の都合によるのかいろいろ。

    床にビニールシートが敷かれていたのは血糊やワイン(赤)が飛び散るから。

    バイオハザードのような刺激やシリアスさとは違いますね。

    いろいろ取り集めて繋いだらこうなりました...という印象。

    この修羅場のなかでコインロッカーに閉じ込めるかなぁ...。

    それぞれの人物や関係がもうひとつしっくりこないのですが、「姉と子どもと弟」「兄と弟」「自販機屋とドリンク」...「兄」の性格設定が一番面白かったです。ドリンクはなにか解毒剤(良薬は苦い=不味い)みたいなもの?...伏線でもなんでもなくの唐突感。

    安置とアンチ...なるほどー。
    オープニングの映像、傘のパフォーマンスは好き。
    白い布で覆われていたものは何だったのだろう(ひとつはドアだった)。
    評価は自分でもよくわかりませんが、とっても印象的でした。
  • 満足度★★★★

    試み
    難しい題材にこだわりを持った演出でした。役者さんの表情も場面に応じて丁寧に演じられていて好感を持ちました。
    初日から満員の最前列の席で、楽しみました。

  • 満足度★★★

    おにぎりうまそう
    よく掴めないなぁ、SF的な部分が本筋じゃないんだろうなぁ、とは

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