ゾッとした
すごい。すごい世界観だった。
ゾッとした。実際ちょっとブルっときた。
まあ、そう意味では季節にあった良い内容だったけど。個人的には、そんなの要らなかった。でも、とても良くできていると思います。
ブラックが過ぎるのは苦手
まぁ一番見ようと思ったキッカケは
私のお気に入り劇団の壱劇屋の西分綾香さんが出るからなんですけどね♪
まずは西分さんが出演する「絶対の村上ちゃん」!
内容は幼なじみの二人が中学からお互い小説を書くのに夢中になる
成長するにつれ、お互いの価値観が変化する
これだけ読めば普通のよくある話しなんですが1人は家族を殺し牢獄で小説を書き続ける…
もう1人は小説を諦め普通の家庭を持って友達をあざ笑う
二人の関係がなんともやるせなく切ない気持ちになります
西分さんはいつもながら声が通って、しっかりとした言葉で語るのでいいですね♪
年齢とともに変化する演技も良かった!!
次は「夏の残骸」.
内容は怒りっぽい彼氏と彼女の部屋で同棲をしていたが
彼が居なくなり部屋が荒れてゴミ屋敷に変貌
そこに強盗が入ってくる⁉
まぁブラックが過ぎる作品(^_^;)
この猟奇的な発想は女性ならではないでしょうか?
私の中ではファンタジーも苦手ですが最も苦手ホラー系な話し…(>_<)
蔵元真見さんの演技がより猟奇的な雰囲気を醸し出し背筋がゾクッとする!
今まで観た中でも1番のホラー的な要素の感じる
私にはなんとも後味の悪い作品
これは好みの問題なので好きな人にはかなり刺激的な作品ではないでしょうか♪
満足度★★★
初日観劇
初日に、「村上くん」と「夏の残骸」を観てきました。
「村上くん」、文豪を目指す二人の少年の話。
ひとりは才能あるけど夢追わず、ひとりは才能めぐまれないけど夢を追う。
才能があるから、やるのか?
才能がなければ、やってはいけないのか?
才能があれば、やらなくてはいけないのか?
人生の選択肢というものを思う。
照らす照明の色鮮やかさが、シーンを印象的にしてました。
「夏の残骸」、愛する人とひとつになりたくて、愛する人を食べてしまう。
小説などでも、ちょいちょい見かける設定。
それをサリngさん的に表してました。
普段は可愛らしく可憐な印象の蔵本さんの、艶のあるぞっとする演技が良かった。
野村さんがやはりここでもいつものあの正装で・・・正直ちょっと食傷気味。
全体的に、サリngさんらしい、文学的な舞台やったな~と思いました。
できるものなら「村上ちゃん」も観たかった。
満足度★★★★★
『絶対の村上ちゃん』と『夏の残骸』
今までの突金は何か薄いフィルムの向こうで遠い芝居、役者が透き通っていた感じがするのですが、今回目の前で血の通う色の濃い人間が芝居していた。蔵本さんを軸に据えて劇団を前面に出して取り組まれたからだと思います。突金で一番面白かった。今後がとても楽しみです。