15 Minutes Made Volume11(ご来場ありがとうございました!!) 公演情報 15 Minutes Made Volume11(ご来場ありがとうございました!!)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
21-30件 / 30件中
  • 満足度★★★★

    梅棒が最高。
    ものすごく凝縮されたエンターテイメントってかんじでほんとすばらしかったです。堀越さんの一人芝居も短い中でいろいろな表情を見せてくれて素敵でした。参加団体の全部が全部じゃないけど、おおむね満足。

  • 満足度★★★★

    なるほど2012
    いつも、企画全体、個々の演目、素晴らしい品質を保っている。今回公演はいつもより「なるほど」。2012年ってそういう時代なのか。地図なき時代の地図を手に入れた。

    ネタバレBOX

    6演目個別内容については他の人が言っていることが本当にそのとおりなのだが、簡単に。

    ○月刊「根本宗子」

    手堅い作劇。職人としてかなり能力が高いとみた。

    ○宗教劇団ピャー!!

    ぜんぜん好きじゃないが、いろいろと考えさせられた。

    ○Mrs.fictions

    やっぱり中嶋さんてすごい作家だな。

    ○MCR

    面白い。役者。

    ○あやめ十八番

    品と色気。

    ○梅棒

    非常にクオリティの高いショーパブ。
    演出家は将来超一級の振り付け師になるかも。

    ○前説・後説

    かみかみの今村さんが可愛すぎて萌える。
  • 満足度★★★★

    Mrs. fictions圧巻!
    一言、一言がツボでスゴく面白い。コメディタッチで終わらせるかと思いきや、たった一つのセリフへ、凝縮された想いに泣かされる。最高の15分間でした!

    ネタバレBOX

    ■月刊「根本宗子」
    女子高生の友情?が暑苦しくコメディタッチに描かれていて面白い! 
    根本宗子さん独走のセリフ回しに驚愕! 

    ■宗教劇団ピャー!!
    せっかく奇抜な格好をしたメインの前列3人、、人が生まれては死んでいくスパイラル、宇宙の真理のような話を展開していると思ったのですが、うしろのチューの軍勢に観客は目が行ってしまい注意散漫。もったいないなーと思いました。

    ■Mrs.fictions
    もう何も言うことはございません。最高の15分間!

    ■MCR
    初見。中年女子の年下彼氏への不安な本心が下世話な笑いで描かれていて面白かった! でもMCRはこんなものじゃないらしい笑

    ■あやめ十八番
    ひとりで舞台空間を自然に埋めていた堀越涼さんの演技はさすがというべきか。
    義理のお兄さんへの弔辞、、そしてお姉さん家族への想いにただただ感動。

    ■梅棒
    15分間、ダンスだけで物語をつむぎ、カッコいいだけじゃなくて起承転結もメッセージも伝わるスバらしい演目!
    15mmの新しい形を見ました!
  • 満足度★★★★★

    見事
    今まで見た 15 Minutes Made の中では、一番自分的に盛り上がった。

    とくに「梅棒」のパフォーマンスは圧巻、Mrs. fictions のセリフや間の取り方で笑わせる魅せ方は絶妙、あやめ十八番の表現力は感動。

    それぞれの団体の方向性はまったくバラバラなのに、どこかに軸があるような全体としての統一感が、今回は強く感じられた。

  • 満足度★★★★★

    圧倒的勝利。
    昨年4月に拝見した際は、半分の団体に不満を覚えて☆3を付けたのですが、今回は文句無しの☆5。全部の団体がそれぞれの持ち味を最大限に引き出した「演劇」で、それぞれの15分を、そして全体の公演時間を実に濃密で贅沢なものに仕上げて魅せてくれました。好みはそれぞれ分かれるとはいえ、ほとんどの団体が万人の心に訴えかけてくる心にクる作品で。観客全員が楽しい気分で帰れる、素晴らしいショーケース公演でした。上演順もこれ以上ないほどの並びで。特に「あやめ十八番」→「梅棒」の流れが神。企画力の圧倒的勝利です。そしてfictionsが素敵すぎでした。

    ネタバレBOX

    ○月刊「根本宗子」

    万人受けする軽やかな笑いで終始笑顔。ラストの梨木さんの勝利の笑みにヤラれました。小西さん、ああいう役似合いますね(笑)MUのコニタクを思い出しましたw

    ○宗教劇団ピャー!!

    終始キスを交わすカップル達の中で祖母母孫?が奇抜な衣装で芝居。全くわけが分からなくて、ああでもこれって演劇を観た素直な感想かもしれないと思いながら観てました。演劇にはまる前は、正直、演劇やってる人達って宗教やってるみたいなものじゃん?と思ってましたもん。好きな人以外とキスなんて出来ないし、しかも人前だしこんなに長い時間だし・・・。ああだから宗教劇団なんだ、と。そのネーミングが潔くて良いなと思いました。でも「儀式に参加したいか」(意訳:次公演を観たいか)と聞かれたら、ちょっと遠慮したいです。。

    ○Mrs.fictions

    素敵でした。とってもとっても素敵でした!若年性健忘症のお父さんが、バブル期のスーツ(なの?)を着て。それに合わせてドレスを着たお母さんの優しさと。その姿を見て出会ったときに掛けた言葉を再び口にするお父さんのピュアさに目がウルウル。自分がもし同じ人と連れ添って20年ほど経ってても、こんなにピュアな気持ちで恋が出来てたら素敵だなと思います。わずか15分とは思えない、時空を超えた作品でした。

    ○MCR

    観ているときも面白かったけど、思い出すと更にじわじわ来ます(笑)街はゾンビでいっぱいなのに、世界の終末感はどこへやら。43歳で女でいたい、というおばちゃんの終末感に支配された作品でしたw
    気になっていても観たことのなかったMCR。ようやく櫻井さんの演技をホームで観られて、本公演も観てみたいなと思いました。

    ○あやめ十八番

    堀越涼さんは今私が一番好きな役者さんで、その繊細な演技を自らの作演で観られるとあってとても楽しみにしていました。楽しみすぎて緊張して、初日は苦しくなってしまったのですが。2日目に観て、それは私の緊張による錯覚ではなく、いつもの涼さんの感情表現のストレートさに寄るものと分かりました。弟の姉家族への思い・・・家族を亡くしたことによる現在の悲哀や、過去の追憶、未来への慈しみ。それぞれが相まって15分とは思えない濃密な芝居で魅せていただきました。身のこなしの美しさ、たたずまいは圧倒的。これだけ素敵なのに、まだまだ上に行ける気がするのは、多分涼さんの才能が私には計り知れないからかな。

    ○梅棒

    素晴らしいダンスパフォーマンス!38mmなぐりーず等小劇場アイドルユニットは女の子だから成り立つのであって、いくらイケメンが集まっても男子で小劇場アイドルユニットはお客さんが集まらなくて無理だろうと常々思っていたのですが。凄い勢いで存在したので驚きました。初日は客席から飛ぶ女子高生達の黄色い声援。2日目は男子(おっさん?)達の「待ってました!」とか「ブラボー」とか。小劇場で声援が飛ぶ、という経験は初めてで(おっさんは仕込みにしても)、どこから出てきたんだこの団体は。と思ったらゲキバカの人じゃん!バナ学の子じゃん!!いや、ダンスめちゃくちゃカッコいい。キレキレ。間違いなく小劇場一のイケメン集団ですね。野田くんがほんと可愛くて、可愛い上にダンスの切れ味が良くて。ずっと釘付けで観てました。楽しい上に劇場の間口を広げてる、素敵な集団を知ってなんだかとっても嬉しくなりました。本公演はBIGTREEとか。チェック。
  • 満足度★★★★★

    切なさ6つ
    『15 Minutes Made』も今回で11回目だという。
    新しい劇団に出会えたり、知っている劇団の違った側面を垣間見られたりと、素晴らしい企画だと想う。
    ただし、15分ということで、大きなハズレもないが、大当たりも期待できない、と少し思っていたのは事実だ。
    しかし、今回はもの凄く面白かった。大当たりかもしれない。ツボにはまったと言っていいかもしれない。

    今回のテーマは「地図」ということなのだが、どの劇団の内容にも、「切なさ」を強く感じた。
    生きてるということは、切ないんだな、ということを。

    ネタバレBOX

    『工藤、笑って!』月刊「根本宗子」
    15分なのにしっかりと人物と物語が描けている。
    学生のころの、友人の鬱陶しさ、と郷愁と。
    笑いもいい塩梅。
    男子学生のいい加減さがツボ。必ずパンをかじりながら入ってくるとか。
    4人ともうまい。
    長編も観たくなった。

    『lovvvvvvvv∞vvvvvvvve』宗教劇団ピャー!!
    変な(と言うか、下手な)台詞の感じはラスト近くになってわかってきた。母、祖母という役にホンモノを持ってきたようだ。あえて役者を使うのではなく、ドキュメントな感じ、「血」の気配を狙ってきたのだろう。このイタイ感がこの劇団らしい。
    いつものけたたましい美術に囲まれてないと、世界観を作るのが難しかったようだ。アウェイの空気が劇場を支配していた。
    後半の種を繋ぐというテーマには広がりを感じ、配役の意味が浮かび上がる。
    また、種を繋ぐということと、それを「女性」のみで繋いでいることと、バックの男女の姿、タイトルとの関係から見える「愛」と「生物」の関係の面白さ、皮肉さは、ほんの少しだけ感じた。しかし、それらが突き抜けていかないもどかしさもあった。


    『お父さんは若年性健忘症』Mrs.fictions
    確かにキレイゴトなのだが、泣けるストーリー。
    テーマ的には悲惨で、哀しい話なのかもしれないが、母の前向きさが助けている。
    だから、メルヘンともいえる物語に仕上がっている。
    それでも、家族で、夫婦で生きていくという話。
    笑いもありつつ、いい感じだった。

    『散々無理して女だった、女だったのに』MCR
    とにかく台詞の「間」がうまい。どこまでが脚本内なのかわからないような、台詞とそのタイミングに、ぐいぐい引き込まれていく。
    ゾンビ話という、短編の題材としてはありそうなのに、その設定と落としどころにうまさを感じた。
    そして、笑った。
    あずきちゃんいいなぁ。

    『八坂七月 諏訪さん九月』あやめ十八番
    一人芝居であること、枕と、手ぬぐいを使った小道具に落語を思わせつつも、徐々に演劇になっていく。
    方言の語り口から、故郷と家族を想わせる素晴らしさ。
    姉の人柄がくっきりと浮かび上がり、祭りに繋げる物語に泣けてくる。
    立ち位置というか、地に足がきちんと着いているというか、根っこの部分をしっかりと感じた。
    ラストの踊りの身のこなしの鮮やかさはさすが。
    堀越涼さんが、作・演出もこなす。素晴らしいとしかいいようがない。


    『キック・オフ!!』梅棒
    暑苦しいのに爽やかな青春モノ。
    身体のキレが半端なく、魅せるダンス。
    ありがちで単純なストーリーなのに、演出がうまくて楽しい。
    特に、前のキャプテンが足を怪我してからの展開は、一瞬「?」となったのだが、大胆に内面を表現していていいのだ。
    ラストに会場から「プレイボール!」というかけ声がかかったが、サッカーなのだからそれは違うだろう(笑)。せっかくタイトルにもあるのだから、ここは「キック・オフ!」だろうに。
  • 満足度★★★★

    梅棒圧巻
    15分の短劇でどれだけ観客を魅了できるか?この中で「梅棒」は圧巻の出来でしょう。ちゃんと物語を紡ぎながら,ダンスで魅せる。そのダンスがキレが良くってスゲェカッコいい。観客から声援があるのも劇団の勢いでしょう。ストーリーとしては,Mrs.fictionsが好み。さすが15分の使い方をわかっていると感心。あやめ十八番の一人芝居も見事です。初見の劇団ですが,いい劇団を見つけました。これだから,この企画は好きです。

    ネタバレBOX

    月刊根本宗子は15分じゃないほうが持ち味がでるのかなぁ?MCRは面白かったけど,ちょっと印象に薄いかなぁ。宗教劇団ピャー!!は映像的に不快で,もう観なくてもいいと思ってしまった。
  • 満足度★★★

    新たな出会いがありました!
    1度に6団体の公演を楽しめる素敵な企画。お目当てのあやめ十八番は、やっぱりよかった!堀越さんって役者だね〜照明の使い方もステキでした。梅棒は、今回初めて知った団体さん。いやぁ、カッコよかったです。また観たいと思った団体さんでした!継続して欲しい企画ですね。

  • 満足度★★★★

    おもしろかった
    半分くらいが初めて観る団体さん。
    それぞれ15分の時間で魅せてくれました。
    やっぱり面白いと思うもの、もっと観たいと思うもの、もう観ないだろうなぁと思うもの・・・。いろいろありますが、楽しく観させてもらいました。

    ネタバレBOX

    【月間「根本宗子」】→初見。女子高生の可愛さと面白さを堪能。山田は大人になってもあんな感じなんだろうなぁ・・・と微笑ましく思ったり、制服姿可愛いなぁ・・・とニヤニヤしたり。
    【宗教劇団ピャー!!】→初見。最初から最後までよく分からなかった。台詞もあまり聞き取れなかったし、視覚的に不快な感じで15分がやけに長く感じる。
    【Mrs.fictions】初見。お話も面白いし、役者さんも上手い。普通のシチュエーションじゃないんでけど、夫婦・親子の会話が丁寧に作られていて素敵だった。
    【MCR】→以前(前々回?)公演のおまけでやってた話を思い出した。相変わらずの櫻井節+あずきさんの面白さ。最後ちょっと切なかった。
    【あやめ十八番】→6団体唯一の一人芝居。照明の使い方が印象的。どこの言葉(方言)か分からなかったけど、北関東辺りかしら?途中何度か泣きそうになった。
    【梅棒】→客席からの声援なんて演劇ではあまりないので新鮮。ダンスだけどストーリーになっていて、曲(歌)とちゃんとあっているのが素敵。野田さんの女子マネはハンパなく可愛い!!
  • 満足度★★★★

    面白かった~。お奨めです。
    お話としては3番目の「お父さんは若年性健忘症」が好みだけど、演技としては「あやめ18番」の一人芝居すごかったですね~。照明の使い方も上手く、一人芝居にありがちな観客に緊張を強いるということも無く、素直に物語の中の人物になっていた。泣かされました。このお話、主人公の設定がいい。義弟という立場からのお話で、ふだんの家族関係まで見えてくるような、素晴らしい演技でした。また最後のダンスユニットの「梅棒」最初から最後までハイテンションかつスピーディなダンスでお芝居をやるという離れ業を見せてくれて、演劇の新しい可能性を拓いたと思います。様々な劇団が見れてすごく楽しかった!

    ネタバレBOX

    「梅棒」のダンスの切れのよさ、すごいです!切れが良すぎて、女子マネを演じている子が男の子だとすぐにわかってしまった。(男性ですよね?)ダンスユニットとしてはもちろんそれで正解なんだろうけど、お芝居だとするともう少し隠していても良かったかも。

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