S(さりげなく)F(fiction)~知る由もない彼らの人生~ 公演情報 S(さりげなく)F(fiction)~知る由もない彼らの人生~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-9件 / 9件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    白つくもと夢の中で〜を観劇
    60分と30分でしたね
    どちらも一人芝居であり
    被った感あったかなぁ
    夢の方を先に短めで
    白の方を後にして長めの方が
    よい感じがしました

    ネタバレBOX

    ◆「白(つくも)」 社会との距離感
    出演:藤束遊一(藤一色)
    工藤一は始まらない。
    東京に出てきて11年、
    親に友達に甘え続け
    何も生み出さないまま29歳になった。
    目指すものもやりたい事も特にない男がある日、家賃3万2000円のアパートで
    剥がさいない様に言われてた紙を剥がすと
    それは九十九神であり。
    一人と一枚の生活を
    白い紙で作った家電や小道具等を用いて
    黒子さん交えての
    コメディ調のやり取りが楽しめた〜♬
    紙製なら何にでも変化出来るので
    頑張って高額配当五億円の
    宝くじに化けようとする付喪神と
    別れを躊躇って悩むハジメ君が
    最後に選ぶ行動はー
    仕送りを止めてくれと
    愛情豊かな両親に送る便箋に変化してもらい
    誤字だらけの手紙を送り別離とする決断でした

    紙幣に化けて
    使っても紙飛行機になって
    戻ってくる付喪神とか
    発想は面白く
    実際に舞台上に紙飛行機が
    飛んでくるのが楽しめた
    自分なら本とか新聞に変化してもらって
    読んでくことに特化するかなぁって思えたさ
    R.O.D.のザ・ペーパーごっこ出来るよなぁとか

    ◆「夢の中で生きている夢の中では生きられない獣」 夢との距離感 出演:藤屋安実(藤一色)

    江藤樹里。英語にすると、ジュリエット。
    小学生の頃からずっとその名で呼ばれるのが嫌で逃げ回ってきた彼女は、やがて俳優になり。
    "本物"を目指し始める。
    にっちもさっちもいかなくなった、
    とある獣の独擅場。というマイクパフォーマンス
    しながらの一人語り芝居デス
    関わった男性の
    フジワラ君四人の四天王テイストは
    なかなか楽しかった
    も少し サクッと短め方が
    自分的には良かったように思えたデス

    2つ合わせてーまぁ
    星数は3.6ぐらいかしらねと感想
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「藤衛門」観劇。某国民的マンガのパロディですが、全然さりげなくないですね。コメディ主体だけど、泣かせる怒涛の一人芝居に圧倒されました。どこから来てどこに行くのか。この世界観好きです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「藤衛門」観劇。
    時間軸の長い、というか悠久の時の中に無常と悲哀を紡いだ一人芝居。チラシにもある通り、藤衛門は江戸時代の からくり、機械人形である。性別があるわけではないが、「彼」と書かれている。そして彼を蔵で見つけたのが小学4年生だった少女 タビノちゃん。

    物語はタビノちゃんやその友達と過ごした変哲もない日々、それを藤衛門が回想する形で展開していく。機械人形でありながら感情を持ち合わせたような、現代でも開発できていない高度なロボットである。藤一色が掲げる「遠くないファンタジー」、そこで描かれているのは「ささやかで切実な異聞奇譚」…珠玉作。

    一人芝居であることから必然的に一人称で語る。ロボットであるから壊れなければ、ずっと一緒、しかし命ある人間は いずれ死ぬ。チラシには「いつか時が流れて必ず辿り着く、少しだけ不思議な、普通だった頃のお話」とある。ラストに流れる音楽「美貌の青空」(作曲:坂本龍一)が少し切ないような余韻を残す。
    (上演時間50分) 

    ネタバレBOX

    舞台美術は大小形の違う椅子が積み重なっている。下手奥にあるドアから懐中電灯を照らしながら防護服・ガスマスクをした男が入ってくる。防護服を脱ぐと上は着物、下はズボンというアンバランス。全体的に薄暗い中、ランタンの明かりが柔らかく灯る。先の椅子が登場人物の代わり、それらに語り掛け 頷くことで会話を成す。

    この場所が どこか明らかにされない。そしてタビノちゃんに見つけられたこと、その友達を紹介され 小学4年生の時の出来事、それから5年生・6年生・中学生・高校生そして大人といった、それぞれの時代にあったエピソードを語る。今となっては、その時々の思い出は楽しく懐かしいもの。タビノちゃんは小学校時代の友達と結婚し歳を重ね…。いつしか誰もいなくなり、藤衛門だけが取り残される。勿論 記憶も失わない。この独特とも言える世界観が好い。

    小説か映画だったか忘れたが、親を喪うことは過去を、配偶者を喪うことは現在を、そして子を喪うことは未来が無くなると。親族をはじめ親しき者を喪うことの喪失感、しかしロボットはいつも見送る側で、無常を感じ続けるという定め。これを無理やり自分の物語として受け入れて納得させる悲哀。

    舞台技術は、何かを打ち固める または破砕音のような不安・不穏を煽るような音が 終盤ずっと鳴り響く。一方 ピアノの音色が包み込むように奏でられる。ラストは、冒頭のようにマスクをして入ってきたドアから出ていく。衣裳の上下、着物とズボンには物語(=歴史)があるようだ。そこに時の流れ、悠久を感じるのだ。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    『ちぐうはぐう』『Fujimattyu,』を観劇。
    『ちぐうはぐう』は2人の掛け合いが面白かったが、後半はどの世界線なのか分かりづらかったかな。
    『Fujimattyu,』猫かわいい、鎖鎌強い、そして「それはそれ」が印象に残る壮大な話でした。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     「藤衛門」を拝見、圧倒的な科白量を1人でこなす。他の登場人物たちは総て何種類かの椅子で代用。18世紀に作られた江戸絡繰りが主人公だが余りに先進的な技術が用いられて居た為、往時全く理解されす、休眠していた。発見されたのは1997年、発見者はタビノちゃんという小学4年生。華4つ☆(追記後送)

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    藤衛門を観ました。

    ネタバレBOX

    一人で約50分間演じたことに感心します。中身も濃く、強弱もありました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    すばらしかったです。まず『ちぐうはぐう』ですが、わかりやすいクリストファー・ノーランぽい舞台でなかなかよかったです。『Fujimattyu.』は夢野久作ぽいというか意味不明なところがグッドです。よく1人で演じきったなーです。『Fujimattyu.』は観る側の演劇鑑賞能力が問われるもので観劇偏差値が65は必要ですね^^

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    白面白かったです。
    次回作も期待します。

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