実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/28 (木) 19:00
東福生駅前で数人の男を叩きのめし自ら110番通報して逮捕された熟年ボクサーが心理カウンセラーに語る半生。
休憩前の75分は「昭和史のある一部」をクローズアップする感じで世代的に頷くことしきり。
休憩後の70分は主に「都落ち」してから福生に戻った主人公の日々を描いており、そのほろ苦さに力石徹を喪った後の矢吹丈を想起。
従来のグワィニャオンとは異なる作風ではあるが、西村さんが えにし に書き下ろした「クラゲ図鑑(2017年)」に通ずるものがあるか、などと思った。
実演鑑賞
満足度★★★★★
グワイニャオンさんは二回目、とても面白く最後はスカッとしました!
横田基地は昔近くに住んでいて、飛行機の騒音とかも懐かしく、時代も私よりちょっと前ですが、過去の時代の色々が思い出され、必死に生きる人たちの姿が胸に染みました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
笑いあり涙あり、殺陣や格闘技も盛り込まれた、爽快で心に響く素晴らしい作品でした。
山口勝平さんのお芝居には終始引き込まれ、目が離せませんでした。物語が進むにつれて色々な伏線が繋がり、もう一度最初から観たい!と思うほど感動しました。
実演鑑賞
満足度★★★
いかりや長介の声がする。「次、行ってみよ〜!!」
東福生駅、横田基地の街。そこで生まれ育った主人公(山口勝平氏)の一代記。破天荒な親父(西村太佑氏)、安保闘争で丸太ん棒をぶん回して機動隊と戦ったWILDなお袋(上高涼楓〈かみたかすずか〉さん)。貧乏だったが米軍ハウスで暮らした少年時代。(主人公の少年時代役は天野ユウ氏)。あの頃は誰もが『あしたのジョー』に憧れた。父が始めたボクシング・ジムでボクサーへと前のめりで走り出す。
PBB(パーフェクト・ビッグ・ボクシング)にPPP(パーフェクト・プリティ・プロレス)というネーミングセンス。挿入される新興女子プロレス団体のエピソードはつかこうへい風味。園山ひかりさんが凄く良かった。
「この街は軍用機の音でいつも話が遮られる。」
山口勝平氏がやたら格好良すぎる。サム・ペキンパーの苦味。人生って奴は栄光や夢へと駆け登る甘い子供向けのは第一部、序章に過ぎず、本篇は第二部からなんだ。転落して何もかも失って惨めに生き長らえる。誰もが去っていく。もう体面も糞もない。生活していかなくちゃ。払うものを払わなきゃ。
一番好きなシーンは郷里に戻り、かつて住んでいた米軍ハウスに寄ると今ではコーヒーショップになっている。店を経営し画家でもある青井はれる(松浦裕美子さん)との邂逅。ここのシークエンスがまさに映画。作家の込めたものが凝縮してある。
魚建氏の丹下段平も最高。
遠藤純一氏は佐村河内守に見えた。
日替わりゲストのインフルエンサー役、桜咲千依(おうさきちよ)さんも狂っていた。凄くリアル。
ガッチリした脚本、第二部は文学だ。次回は来年5月に朗読劇!勿論これも観たくなる。
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです。
謎めいた不思議な雰囲気で、笑いあり切なさあり、そして哀愁の漂う舞台でした。
役者さん達の演技も素晴らしかったです。
女子プロレスシーンは何だか泣けてしまいました(女子プロ好きなので)
観応えのある、面白くて哀しい良い舞台でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
路上で若者達と乱闘し
一方的に叩きのめした中年男が
傷害罪で身柄を拘束され
経緯を調べられると
男は自分を「矢吹丈」だと名乗った―
から始まる男の半生を
妻びやかにしてゆく話で
チラシにも出てる主人公が
勝平さんでしたわね
休息時には
名場面集の撮影タイムもあり
長丁場ながら
飽きの来ない
引き込まれる作品でありましたが
G列のオヤジ1名が
暗くなった客席でガサゴソと
騒がしく音まで出して
スマホいじってLine何度も
やるのには閉口したわ
何度目かで やっと
周囲の冷たい視線に気付いて止めたが
観劇に集中できないなら
退出して欲しかったな
いい歳して恥を知れだな
実演鑑賞
満足度★★★★★
グワイニャオンさんの芝居を観るのは3年ぶり,やっぱり面白かった。最初から芝居に引き込まれて,休憩前と後ではタッチが変わったような気もしたが,最後には上手くまとめている。グワイニャオンさんの芝居は色々な顔を持っているけど,どれもハズレがないから,安心して芝居にのめり込んで観ていられるね。今回も休憩を含んで2時間半の長丁場だけど,飽きることなく,満足感は半端ないです。観れてよかったなぁ。おススメの一作品です。
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日を拝見。華5つ☆ タイゼツベシミル❢!(追記後送)パート1,パート2でトーンが大きく変わる。間に10分の休憩が入るが、この休憩中も板上では名場面集が上演されている。