満足度★★★★
クラシアン
家族のトラブルを解決してくれるクラシアン的なものはないものかと、
そんなバカな事を考えたり考えなかったり、あぁ人生…。
グレイトな復帰を果たしたハマカワを俺は誇りに思う←(偉そう)。
満足度★★★★
答えがない
家族の問題っては、答えが出ないものですね。
兄弟の誰ひとり、絶対に正しいとも間違っているとも言えません。
私自身も、7分の1ずつ(か、そのまた10分の1くらいずつ)共感しつつ、反発しつつ・・・・・・
すごい芝居だとは思いました。
でも、ちょっと痛かったです。
満足度★★★★
事実を背景にした重さ
家庭環境が複雑な「家族」は多いだろうが、そこでメンバーの各々が抱え込む問題とそれへの対処を問う作品である。与えられた条件は、理不尽であるが、各々は、それにどう対処するかでそれぞれの価値を測られる。待ったは無い。だが、その選択が夫婦・親子の間で絶えず更新されていることを意識せざるを得なくなるとしたら、人はその時、何を根拠に、どのように問題に対処するのか。そんな問いを突きつける作品であったが、事実が背景にあるという。この作品を見た者たちも、己の条件下でそれぞれ考えねばなるまい。救いは、この劇の作者がやったように、問題を内在化して悩み、悩みの底を抜き出て、対象化し把握すること。そして、それが唯一の対抗策であろうことが、少なくとも観劇後には、分かっていることだろう。