Goodnight 公演情報 Goodnight」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
21-40件 / 42件中
  • 満足度★★★

    次に…!
    なんでもない会話がつづく。のに、たるくなくて面白かった。

    役名があんまりハッキリと台詞に出ないから「えぇとこの子だれだっけ…」ってなる。と、ちょっとツラい。。。
    あとからパンフ見ても、だれ?ってなる。。
    オーナーさん(兄)役の人好きだなぁ。とても自然で、好演でした。
    いるいる、こういう人!って。

    ただ、内容が薄いように感じました。
    盛りあがりに欠けたような。

    雰囲気はとても好きだったので、また次に期待します!

  • 満足度★★★★

    あたたかい気持ちが残る。
    何ということはない、日常のひとこま。そのなかで、思いがすれ違ったり、ぶつかったりする様が、とてもあたたかく伝わってきた。
    登場人物たちの視線、うなずき、しぐさなど、非言語の表現が、せりふより雄弁に心情を示していて、役者の巧みさが光った。
    決してドラマティックではなく、八方丸く収まったわけでもない結末だったが、人の心の機微があたたかく、穏やかな気持ちで劇場をあとにした。

  • 満足度★★★★★

    劇的じゃない演劇。
    面白い。個人的には賞賛を送りたいです。絶賛したい。ある意味、衝撃的でさえありました。これでひとつの作品になるのか、と。意欲作、挑戦作だと思います。理由はネタバレで。

    ネタバレBOX

    いつもと違うメンバーが集まって、トラブルが発生して、送別会が開けなくなって…。
    普通に考えたらこの後に何か一悶着あって、落としどころを見つけて「めでたしめでたし」で物語が終わる、そう考えるでしょう。しかし、この物語に劇的なことは起こらない。
     
    登場人物はちょっと変わっているけど平凡な人ばかり。今まで自分一人で決めて実行して結果を出したことがどれだけあっただろう。「あの時ひとこと言ってくれたら」「あの時止めてくれたら」人生の局面で結論を誰かに委ねたり、先延ばしにしたり、何かきっかけを欲しがったり、誰かの後押しを期待したり、理解されない事を頑なにこだわったりしながら日々の生活を送る。そんな彼ら彼女らに、一夜で人生が変わるような劇的なことなど起こらないのです。
     
    何の変哲もない日常に起きたささやかな非日常。それは、かつて時間を共にした誰かを思いながらエプロン(前掛け?ごめん。名前が分からない)をしめ直す時間かもしれなし、久しぶりに会う仲の悪い兄弟へ向かって電話越しに「大丈夫なのか?」と訊くことかもしれない。彼ら彼女らには、それだけで充分「いつもと違うこと」なのでしょう。
      
    そんな「ちょっとだけ、いつもと違う日」を通して、成り行きといえば成り行きだけど何処か必然性を感じる「今の自分」を感じてみたり、いつでも戻れそうだけど決して戻ることができない「時の流れ」を噛みしめたりする。
     
    その日を境に何かが大きく変わることもないのです。男は女に「飲みに行かないの?君が行くなら行くよ」と言う。明日、目が覚めたら何も変わっていないかもしれないし、ちょっとだけ何かが変わっているかもしれない。憎めなくて切なくてどこか親近感のある、男と女の物語です。
     
    冒頭で衝撃的と書いたのは、派手なクライマックスや劇的展開をあえて削ぎ落としているように見えたから。意欲作と書いたのは、ボタンをひとつ掛け違えたら絶望的に退屈になるであろうこのシナリオで、勝負を挑んでいるように見えたからです。
    たとえば「俺の人生、波乱万丈。昨日も修羅場があったばかり!」みたいな人が観たら退屈かもしれませんね。でも私はこの作品がとても好きです。
  • 満足度★★★★

    おしゃれで意外性を追求
     イタリアンレストランで繰り広げられる送別会と称して集まる人たちのエピソードが折りなす、若者たちの挫折と、今後の展望をコメディタッチで描く。

    ネタバレBOX

     レストランで水道が出ない、ガスが付かない。
     そんなあり得ない設定がおもしろい。
     けんか別れした兄弟、元カレ・元カノ、酔うと遠慮知らずに何でも言ってしまう女友だち、場違いで気弱な女子銀行員、落語家志望の元予備校講師、コンビニ好きのシェフ、バンドをあきらめきれない送別される元店員、片思いのアルバイト店員、有名店に引き抜かれてゆく女子シェフ。
     役者それぞれが良い味出している。
     街の水道破裂によって、料理がつくれない送別会が流れ解散となる。
     レストランから一人去り、二人去ってゆく。
     その余韻がなんともいえない。
     それぞれのエピソードがていねいに描いたため、平板になったきらいある。
  • 満足度★★★

    レストランが主役であるならば。
    俳優陣(特に男性陣)の好演が目立ちましたが、個人的には少々物足りなさが残った内容でした。劇団競泳水着さんを拝見したのはこれで3度目ですが、今までで1番…なんだろ、何がやりたい作品なのかわかりづらかった印象です。群像劇のようなテイストである割に「キャラクター性」のみに特化された登場人物が多かったように思いますし、舞台であるレストランの今後の展開にあまり含みが持たせられなかった後半の流れも残念。もしかしたら「絶対的主役」がいた方が周りのキャラクターたちも活き、物語も締まったのかもな、なんて考えてもしまいました。群像劇であるのならば、その人達が集うレストランという場所への作り手の愛がもうちょっと見たかったです。劇場全体の空気が若干固く、前半の笑いを誘うやりとりでイマイチ盛り上がり切れなかったのも楽しみきれなかった理由としてあるかなー、と思うとちょっと勿体なかったかなぁー、…まあ、それは誰のせいでもないんですが。照明も音響ももっとアプローチの仕方があったんじゃないかなぁ…。でも今後ももちろん期待して観に行かせて頂きます!

  • 満足度★★★★

    博士
    ライトに楽しめる群像劇。好み。

    ネタバレBOX

    従業員への理解に乏しく、意固地なレストラン経営者・朋和(竹井亮介)、朋和と腹違いの弟で朋和との確執を抱えた亮(瀧川英次)、亮の姉?でさっぱりした美人の純子(岡田あがさ)、亮と恋愛じみた関係にあった、朋和の店のコック・みのり(黒木絵美花)、朋和の店で働いていた、バンドの夢を諦めたけい(川村紗也)、朋和への反抗心を覗かせ、けいと付き合っていたコック・聡志(澤田慎司)、聡志に心寄せる就活生・遥(篠原彩)、けいとバンドもやってた堺(阿久澤菜々)、けいの予備校時代の先生・平(菅野貴夫)、朋和からの借金の取立て業務に頭と心を痛める銀行員・大林(大川翔子)らが、けいの転勤祝いのため朋和の店に集まるが…。

    朋和と亮の確執、亮とみのりの恋を中心に、いいバランスで人間が描けてた。聡志のファミマ便所とか、けいの北海道偏見とか、堺の変化球的な人格とか、コメディな色彩で笑ってみてられた。特に、平の博士っぷりが、真面目なボケって感じで、素晴らしい。確かに「今夜必要な人間」だった。
    動物園の話とか、しんみりした空気もできてたし、明るい中にビターな味のする舞台だった。

    みのり役の黒木の大人しそうで毒もってそうな表情が良い。瀧川英次もいい存在感だった。
  • 満足度★★★★

    さりげない会話で、いつもの日常にちょっとしたいい予感を見せてくれる
    そんな作品。

    とてもオシャレな感じに仕上がったレストランのセット。
    そこで、大げさなことではない、日常にある、ちょっとしたいい予感をさせ、心をほっとさせてくれるような、そんな人間関係が繰り広げられる。

    ネタバレBOX

    どこにでもいそうな、普通のいい人たち。
    頑固な兄も、実は単に頑固というだけでなく、口下手で、人に何かを伝えるのが得意ではなく、そのことを自分も知っている。バイトの子との関係もちょっとした台詞でうまく表現していた。
    弟も器用に見えて、実は不器用。
    兄弟仲も悪そうに見えて、実はそうでもなく、いい距離感でいられるようだ。
    仲を取り持つ妹がいる、という設定が効いている。

    登場人物たちは、それぞれが今の自分を生きているという感じがよく出ている。

    彼らが、出会い、すれ違い、別れていくのだが、その微妙な関係が台詞などでいい感じに伝わってくる。
    「神の視線」のごとく、すでに知っていることや、登場人物と同じ視線で見て、「そうか」と思わせたり、観客の視線のコントロールがさりげなくうまい。

    普通の物語に、ちょっとしたアクセントで、博士や銀行員が絡まってくる。
    こういう人が絡まってくると、そこまでの全体のトーンを乱したりすることが多いのだが、これは違う。トンガリすぎないようなコントロールがいい。
    特に「博士」の菅野貴夫さんは、笑いをうまい具合に引っ張ってくる役なのだが、演出と役者さんの持っているキャラの雰囲気で、違和感なく見られる。
    変に声を張ったり、「ここが面白いとこですよ」感を、演技に滲ませることがないのがうまいのだ。

    俳優さんでは、この菅野貴夫さんと、すっと背筋が伸びている立ち姿に現れてくる、役柄の表現がとてもいい、みのり役の黒木絵美花さん、蓮っ葉な感じに見せながらも、兄弟の仲をうまく取り持つ気遣いがうまい岡田あがささん、この舞台の中で、一人固い役所の兄・竹井亮介さんが印象に残った。

    無駄な説明台詞なしでの、開店後のレストラン、さらに暗転後の5年後という設定とその後の人間関係を、やはり余計な説明台詞なしに見せる巧みさ。
    その5年間に何があったのか、ということを、声高にストーリーの牽引としないところもうまいと思う。
    観客の欲しい情報を見事に散りばめていく。

    自分のやりたいことへの距離感とか、諦めたことへの後悔とか、これから向かう未来への期待とか、不安とか、そんなさまざまな想いを胸にしながら、やはり日常を生きていく。
    しかし、その日常は、決して悲観的なものばかりではない、という予感をラストに見せてくれる。
    大成功するとか、そんな大げさなものではなく、ちょっとした、例えばいい友だちができそうだ、とか、そんな程度のさりげない、いい予感だ。

    タイトルの「Goodnight」は、「いい予感がしそうな明日へ」向かって、一歩を踏み出すための挨拶であった。

    フライヤーの雰囲気も好きだが、イタリアンレストランのメニューを模したような当日パンフもいい雰囲気。
  • 満足度★★★★

    おしゃれ
    その夏の夜の出来事、テーマ自体は目新しいことはありませんがおしゃれでした。

    ネタバレBOX

    兄のレストランが舞台。人当たりが悪く自分の考え方に拘る兄の店は、明るい性格で接客面に長けた弟が協力していた開業時こそ流行っていたものの、その後弟が別のレストランを始めてからは客足が減り赤字続き。弟の店も、シェフに言いたいことが言えず、兄の店を手伝っていた頃から5年経った今ではこちらも火の車。そんな折、以前兄の店でアルバイトをしていた女性の送別会が開かれることになり、関係者が集まり始めたものの、近くの道路で水道管が破裂して水道とガスが止まり送別会は中止、雑談して三々五々散会していく過程を通して、若者の夢、目標に対する考え方や行動を描いた群像劇。

    暗転後の5年間で兄弟の関係、男女の関係、経営面、全てが変貌していました。上手いですね。

    兄が和食、弟がレストランという兄弟を私も担当したことがあり、事情が良く理解できます。それを踏まえて…、

    兄弟が各々の長所を活かし一つの店を経営したら良いのにとも思いますが、反目しあうものです。ただし、銀行借入のことを考えると、現実社会では家族構成如何によってはお互いが連帯保証人になっている可能性があります。兄弟がランチを巡る考え方の違いで喧嘩別れをしたということになっていますが、もしかしたら借入関係の書類を通して時々関係を意識していたかもしれません。

    また、銀行の営業担当者が債務者から、特に延滞者から物品を受け取ることはあり得ません。社会通念上どうしても断れないような場合でも記録に残します。大川さんの営業担当者はちょっと甘かったですね。

    重要なキーパーソンである女流シェフと弟の関係ですが、5年前は声を掛けようとしていたように見えましたが、結局は声を掛けなかったようです。かと言ってケイに声を掛けたのか、ケイは男性シェフと付き合っていたのだし、タイミング次第だったとも言えますが、妹の思惑も働いていたようでよく分かりませんでした。

    ファミマ愛はちょっとしつこかったです。
  • 満足度★★★★

    catenaccio
    洗練された舞台でした・・。

    詳しくはネタバレへ・・

    ネタバレBOX

    会場に入ると、扉に
    「TRATTORIA IL FUTURO」の文字。

    未来派とかが好きな自分には、わりと馴染み深い言葉だったりするので、
    すぐわかって・・ああ、これは明るい話なのかな、と思って。

    イタリア料理店の話は、
    わりと昔から聞くことが多かった
    (父親の友達で料理の鉄人の人とかもいたりしたので・・)
    せいか、結構すんなりと理解できたり。

    観終わっての感想としては、
    「凄く洗練された舞台を作ったなぁ」
    ということで。

    舞台のセットの線型性を凄く巧く使っている、という気がしました。

    偶然かもしれないけれど、
    何気ない人の配置が、
    「これはこの3人の関係(三角関係とか)を示してるんじゃ?」
    と思わせたり、
    店の中と外での会話が、
    平田オリザ氏の作品のように
    同時多発的に行われそうで、
    きちんと分かれて整理されていたり・・。

    その整然とした人物の流れは、
    まさに組織化された現代サッカーのようで・・
    (別に今ユーロやってるからって訳でもないですが(苦笑

    ただ、そのカテナチオ(イタリアだけに
    に唯一組み込まれないトレクアトリスタを、
    演出家はどうやら一人配置しているようでした(少なくとも自分にはそう見えたので

    それが、主人公の男兄弟の妹役の岡田あがさ氏なのかな、と
    (自分が先日四谷で一人芝居を観た印象が強かったせいかもしれないけれど・・ちなみにこの妹が劇中で言ってるみたいに、自分の兄が松田龍平と翔太だったら良いって思ってる子って多いんじゃ(笑

    それは、最後の方のシーンで、
    ほとんど登場人物が去ってしまい、
    店の外に岡田あがさ氏と川村紗也氏、
    店の中に黒木絵美花氏と篠原彩氏・・・
    女性二人ずつのシーンが同時に展開していく場面をみていると分かるような気がする・・。

    それまで、
    舞台はほとんど男性を中心に物語が展開していくようである。

    登場する女性は、
    岡田あがさ氏以外は、銀行員の女性と、
    飲まないと初対面の人とまともに話せない女性に象徴されるように
    受け身で脆い存在のように見える。

    ところが、
    その二人と、物語を途中まで引っ張っていた男性たちが舞台を去ると、
    岡田さんが川村さんを、
    黒木さんが篠原さんを
    それぞれ引っ張るようにして、
    自由に・・それまでの男性中心の物語の流れからすると
    若干不可解にも見える女性同士のやり取り(それは女性の目から見るとすごく自然なことなんだろうけど)に移行する・・。

    それが非常にスムーズで、
    あたかも裏表のない岡田さんを先導役にして、
    女性それぞれが自分たちの花を舞台の上にぱっと咲かせているように見え、
    それが派手派手しくなく、
    それでいて非常に見事に咲き誇っているので、
    演出家の見事な手腕を
    自分も舞台の上に認めたりするのです(笑

    ちなみに、
    自分が☆5つではなく
    ひとつ☆を減らしたのは、
    本来であれば、力のある役者さんたちに囲まれて、
    トレクアトリスタである(自分がそう思っただけですけど・・
    岡田さんが、もっと伸び伸びと野放図に演じた方が、
    完全に線型性の保たれたように見える舞台を
    良い意味で破壊してくれて
    刺激的ではなかったのかな、
    と言うのがちょっと物足りなかった(苦笑
    のと、
    さきほど書いた
    女性4人のやり取り(自分にとって物語の山場はここだったんじゃないかと思われるのですが・・
    を考えるならば、
    黒木さんに物語の途中で
    ラストの伸び伸びとした雰囲気を彷彿とさせるようなシーンが
    男性のいる前でもう少しあっても良かったんじゃないかな・・
    (そうでないと、凄く我慢強い人みたくなって女性の観客も感情移入できないんじゃないカナ・・などと、男性ながら自分はちょっと想像してしまうのですが・・まぁ、取り越し苦労なのかもしれないですけど・・(苦笑
    と思ったりもしたわけで。


    いろいろ好きに書いてみましたが、
    正直、今回は思った以上に複雑で、
    自分自身モンハンやジャンプに親しんだ男子
    (この物語で言うとどっちかっていうとハカセに近いなぁ・・(笑
    でもあり、
    女性の心理はあんまり良く分かってないのは十分自覚した中で
    理詰めで分析(男性の特技のひとつ)しながら
    結局は勢いで書いてみたもので(勢いつけないと、今回は何も書けないな・・(苦笑
    かなり見落としてる部分はあるだろうな、
    ということは承知の上で恥を忍んで書いてみました。

    もう一度見れればいいのですが、
    何分ちょっと難しく・・週末また関西行こうとしてるので・・すみません(汗

    とりあえず、多少でも何かの参考になれば幸いです。

    なお、今回は役者さんたちを一人ひとり挙げることが多く、
    途中から敬称抜きで全て「~さん」づけしてしまいましたが、
    別に面識があるわけではなく、
    わざわざネタバレまで読んでくれている方々に
    見やすいようにしようとそのように記入しただけですので、
    ご了承いただければ幸いです(汗
  • 満足度★★★★

    良かったです
    登場人物がそれぞれ存在感があり、楽しめました。ラストは、舞台がレストランだけにスパイスがきいてたら良かったかも。次回講演も期待です。

  • 満足度★★★★★

    毎度ながらの,質の高さ...
    楽しめる作品!コメディタッチのやり取りも,どこかほのぼのとして,微笑みを浮かべつつ観ている自分を自覚してました。菅野さんの役どころが少し意外。団員お二人もいい味出してました。次回も期待です!!!

  • 満足度★★★★

    楽しめた
    舞台上のセットも素晴らしい。惜しいのは、設定上の時間の経過がわかりにくいこと、登場人物が多いこと。細かい部分では、店主である兄貴、銀行員のキャラはちょっと違和感あり。兄貴は頑固者というより変わり者になっている。もう少し職人気質的な演出のほうが途中に挟んだ笑いがさらに生きてくると思う。銀行員も、もう少し演出を変えたほうがわかりやすく、キャラクターが生きてくるかと。

  • 満足度★★★★

    あの時どうするべきだったのか、
    大事件は起こらないのだけれども、競泳のイメージ変わるほど笑いが渦巻いて、とにかく面白かった! 

    一部阿久澤さんの独走はあるけど、瀧川先生のツッコミあってこその笑い! 

    黒木絵美花さんの、笑いにもっていくのか、シリアスにもっていくのかわからないニュートラルな立ち居振舞いがいつになくステキ☆

    ネタバレBOX

    あの時どうするべきだったのか、、、そう思う事は誰にでもあること。 

    夢への道、兄弟との関係、恋人との仲、そんな人生の分岐点への振り返りを、

    やわらかなタッチで描かれて、もう元には戻れない、でも、

    でもまた何か始められる、そんな期待感を観る人に持たせてくれたと思います。
  • 満足度★★★★

    コメディ色も強いですが
    笑わせて下さる登場人物が多々登場します。
    でも、強い言葉の放たれるぶつかる場面はしっかりあるし
    緊張感と笑がほどよい感じで登場人物の1人じゃないけど
    自分も何か持って帰れた気がします。
    普通なら★×3だけど今の私に響いた言葉がありました。
    まだ初日だからブログもTBも暫く控えますが
    観ようか迷ってる方にはぜひお勧めしたいです。

  • 満足度★★★

    夏の夜の店
    ああ。久々の競泳水着観劇でした。真剣な生き方、行き違いの可笑しさに思わず笑ってしまいました。

  • 満足度★★★★★

    わりとしっとり系
    もっとチャライのかと勝手に思ってました。トープレは別として劇団としては初見かと思ってましたが15MMで見てました。そん時も、”想いを遺す”感じだったなぁと思い出しました。
    大川さん演じる若手銀行員の描き方がよかったです、阿久澤さんもよかった。
    僕としては☆4.5位ですが、他の人とのバランスから↓にしました。

  • 満足度★★

    今回はいまいち
    この劇団は少人数でのよく練られた会話劇が得意なはず。
    今回はやたらと登場人物が多い割にそれが生かせてない。
    厳しいようだが脚本家の力量の限界か。

    俳優はやはり大川さんは素晴らしいが、客演陣が醜い。必要ない人が出てる。

    次回作は原点回帰を望みたい。

  • 満足度★★★

    トレンディドラマ+8割世界風味
    最近、続けて、拝見している競泳水着さん、今回の作品が、一番、一般大衆向けな味付けでした。

    いつも思うのですが、上野さんは、素敵な女優さんに目をつける天才だと感じます。
    女性心理の機微をよく体得していらっしゃるのか、自分の若い時代の想いを追体験することが多く、60近い私にも共感できる台詞がたくさんあります。

    ただ、今回の作品は、可もなく不可もなくという出来栄えで、やや深みが足りなかったようにも感じました。

    難題を話している最中に、ファミマ話が、クローズアップされ過ぎなのも、やや作りこみ過多な印象。

    みのり役の黒木さん、堺役の阿久澤さん、演技が大変魅力的でした。岡田あがささんの魅惑には、同性でもクラクラ。
    平市郎役の菅野さんのスタンスには、大ウケしました。

    それと、これは芝居の内容とは無関係ですが、当パンのスペシャルサンクス欄に、きちんと、上野さんと川村さんのご家族と思われる方のお名前があったのは、大変好感を持ちました。

    家族や劇団員の身内でも、お世話になった方には、礼儀を尽すのは、ヒトとしての常識だと思いますから。

    あー、それともう一つ、好感を持ったこと!私のような一般観客に対しても、制作の方が、ご丁寧に、「ありがとうございました」とお辞儀をして下さったこと。あまり体験がないので、えらく感激しました。(笑い)

    ネタバレBOX

    レストランの内装もきっちりとしつらえてあって、見えないキッチンで、料理をする役者さんの演技も、しっかりとしていて、感嘆しました。

    ただ、あの椅子席数から考えると、やや食器の数が多過ぎる気はしました。

    万里子が、友人のけいに彼氏であった聡志の生活態度を聞いて、けいにそんな彼とは別れろと勧めたと聡志に告白するシーンは、自分にも同じ経験があるだけに、必要以上に共感してしまいました。

    けいからの間違ったメールに、嬉々として、現れた、彼女の予備校時代の先生の役どころが、作品に、素敵な膨らみを持たせて、秀逸でした。

    ただ、銀行員の語る、職場のストレス話は、やや表層的で、恋愛事情の細やかな筆に比べて、やや陳腐な印象はありました。

    それに、一番共感できなかったのは、ファミマに愛を感じる聡志の心情。
    私的には、一番愛情とは無縁な世界だもの、ファミマ!(笑い)

    あ、でも、ひとつ、すごく共感した台詞がありました。「才能ある人は、続ける義務がある」とかいうような台詞。

    これは、私もよくそう思っています。だけど、何故か、私が気に入っているアーティストに限って、引退したりしちゃうのね。昔、四季にいた大矢さんとか、ナイロン100℃にいた京さんとか…。
    気に入ったお店やレストランも、すぐなくなってしまうし。

    いろいろ、悲しい現実が、頭を過ぎりました。
  • 無題405(12-148)
    19:30の回(やや曇り)。18:45受付(整理券あり)、19:00開場。入り口に「地図」がありますのでファミマの位置を確認しておきましょう。舞台はレストランの中と外。上手に入り口、下手(店外)にはベンチと吸殻入れ。最前列はミニ椅子。正面には木製のバー、棚にはボトル、グラス、皿。手前のカウンターは白。こげ茶のテーブルと椅子が2セット。壁面にはメニュー(ワイン、前菜、パスタいろいろ)。19:16&19:32に場内アナウンス。19:34開演~21:10終演。

    ネタバレBOX

    Eギターが置いてあるとは思っていなかったのでケースのロゴがどうだったか…Fenderのような気も。

    レストラン、今と昔。お店の再生とそれぞれの成長記でしょうか。このお店の「おすすめ」って何でしょう、期間限定メニューは「ほたてのソテー」ですね。

    今回、お話の展開では唐突な(とって付けたような)部分が多いように感じました。3人の兄弟と妹...をはじめあまりその関係(感情の深さ)は語られずあっさりした仕上がり。また、時間の経過が視覚的にわかるようなものがあればと思いました(舞台転換は無理でも、何か日付のような)。

    ですが、これだけの役者さんが揃っているので、それはそれは贅沢な時間。もう一回みにいきます。
  • 満足度★★★★

    素直な良作
    素直な、良い作品。
    しっかりと作り込まれており、楽しむことができました。

    劇団初見ですが、なるほど評判通りのクォリティです。
    やや素直すぎるところが若干の物足りなさをおぼえてしまいますが、劇団のカラーということであれば何も言うことはありません。

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