満足度★★★★★
15周年!
集大成といえば言い過ぎかもしれないが
なかなかの作品になってますよね。
女性二人の半生、というとりとめもない題材で語っていますが
演出、演技は渋いです。
良いコンテンツで積み上げられてきたこの劇団、
今が旬でしょうか。
次が1年先なのは残念ですが。
満足度★★★★★
素直に面白い!!
本当にあっという間の2時間でした。ストーリーは聞いたことのあるような話でしたが、テンポと見せ方が上手でした。主役の2人はもちろん周りをとりまく個性的なキャラ達がとても生きていました。特にキローラン役の高山さんがすごい面白くて好きになりました。今回初めて「KAKUTA」を観ましたが、スズナリの小さな箱には収まりきれない圧倒的なパワーと完成度を感じました。エンターテイメント性が高く、まさかスズナリでこのような舞台が観れるとは思っていなくとてもビックリしました。初日は関係者の方が多かったような気がしました。桑原さんが舞台に出られた時には歓声のようなものがありました。固定ファンもたくさんいらっしゃりそうですし、本当に今後が楽しみな劇団です。力のある劇団さんには是非新しいことにどんどん挑戦して観客を虜にしてほしいです。次は来年とのことで残念ですが、楽しみに待ってます。
満足度★★★★★
群像劇の雰囲気を感じるオムニバス
1990年後半から始まる2人の女性の青春、人生劇。時代毎にオムニバス形式で現代までの時代を書いているが、それがうまく一本の作品になってると思います。特に1990年後半に青春時代を過ごした方にお勧め、当時のそういうのあったなあ、とか、若いころ何がしたかったんだろう、的な雰囲気がうまく、笑いを織り交ぜながら作られています。役者さんはみんなうまかったのでがすが、主役2人特に木下智恵さんがよかったです。若干気合入れすぎな演技も話が進んでいくうちに、それぞれが抱えてる心の葛藤のあらわれのようにも見えてきます。「世界終わらなかったね」のあたりは映画のフィッシュストーリーを彷彿とさせる感じでした。2時間近くの公演も気にならない、というか足りないくらいの満足度でした。
満足度★★★★★
面白いぞ!
北沢スズナリで劇団・KAKUTAのターニングポイントを観劇。
巷では実力派と言われている作・演出の桑原裕子だけに初見だが観劇を決意。
今作は劇団結成15周年記念らしく、3人の演出家によるリレー形式のオムニバスで展開している。物語自体は二人の女性の長い期間に渡る友情物語で、特別に目新しい物はない。だが始まりの表現方法、役者の実力と小劇場というより商業演劇の様な華やかさと圧倒的な力強さを感じさせてくれる。スズナリが驚くほど狭く見えたほどだ。明らかに最近観ている劇団との格の違いを感じる。この劇団、パルコ劇場辺りで公演するのが向いているのでは?と思わせてくれるぐらいだ。
そして観て良かった、次回作も観よう!と思い劇場を後にした。