ベルが鳴る前に 公演情報 ベルが鳴る前に」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    オムニバスが繋がるときに
    オムニバス形式のファンタジーと説明されていたように3つのストーリーが最後1つに繋がる時になるほどと感嘆の声をあげてしまった。話的に破綻がなく最後は綺麗にまとめて たのはさすが倉持裕さんの脚本力だと思います。

    ネタバレBOX

    ストーリーはちょっとした謎が最後まで明かされないままで終わる部分はあるがその余韻が話を膨らませる部分だと思う。自分への使命感だけで生きる人、自分も助かりたいと思う人、楽に生きたい人、旦那の行っていることを何も知らずに待つ人、妻のことを最優先に行なおうとする人、全てが真っ直ぐである。
    そして妻を最優先に考える男と使命感だけで生きる人が二人で車に乗っている場面を中心に進むのだが、作品途中で使命感だけで生きる人が愚直であると嘲笑されるのだが、最後はこの妻のことを最優先にすることの愚直さとの正反対の対比の描き方が皮肉でもありました。

    そして舞台装置が飛び出す絵本のようで一体どうなっているんだろうと子供の頃飛び出す絵本に対して考えた頃を思いだした。あの幼い頃のワクワク感を20歳になって舞台で思い出すとはまさか思わなかった。この舞台装置がファンタジーというのに拍車をかけていたのは間違いないと思います。
    勉強になりました。ありがとうございます。
  • 満足度★★★

    脚本も演出も面白いと思うのですが
    オープニングからその舞台美術にワクワク。またまた面白い仕掛けの絵本のような世界でした。
    が、私のトキメキ続かず。2時間がもっと長く感じたのは久しぶりです。脚本も演出も面白いと思うのですが、物語に入っていかれなかったのです。
    出演者がやたら多く、オーディションで選ばれたという若いコたちの演技が物足りないというか・・セットに負けている、そんな印象。無機質な舞台のなかにふんわりとした奥菜恵が光り、倉持さんの描く世界にはまっていましたが・・。でも、奥菜さんさえもセットに負けてる。

  • 満足度★★★

    ちょっと混乱
    話の内容と登場人物の多さにちょっと混乱。
    善人の行動やホムンクルスの活躍、片腕銃の暴発とか、印象に残るシーンは多々あったけど、異世界に放り込まれたまま終ってしまったような感じ。苦い寓話のような造形。以前見た「機械」を思い出した。

    ネタバレBOX

    選ばれた人、そうでない人という二分割に見え、何となく現世界の悲惨さを忘れて、未来を考えての行動と思いたい。
    最後、全員が集合し旅立つ先を見つめる場面は写真に残してほしいくらい綺麗だった。
  • 満足度★★

    うーむ・・・。
    久しぶりに全くヒットしなかった。
    自分には合わず、何が面白いのか分からなかった。
    舞台セットが良くて★+1。

  • 満足度★★★★

    うれしい
    復活してくれただけで良いよー

  • 満足度★★★

    初PPPP
    初PPPPでしたが、ストーリー的には近未来の感じだけど シチュエーションは ちょっと昔の日本の田舎町なのかなぁ??

    ステージの中央にドーンと置かれた大きなマシーン。 これがいろいろなシーンで転換されていくものでしたが・・
    観ながら なぜだかとっても ナイロン100℃っぽいなぁ~・・との印象を受けました。。

    設定をなかなか飲み込めずにいたので お芝居の中に グッと引き込まれにくかったみたいです。

    その分、キャストの演技とか表現とか 演出の意図 なんかをちょっと引いた感じで観れたので別の意味で 興味深かったです。

    ラストは "ノアの箱舟" みたいなエンディングでしたが 盛り上がりも それほどは感じられなかったかも・・

    初PPPPだったので、かなり期待していたので 少々拍子抜け・・感が正直残ってしまいました。

    でもでも、奥菜恵ちゃんは やっぱり かわゆす でした☆ 

  • 満足度★★★★

    倉持
    冒頭からいかにも倉持作品で嬉しくなる。
    会話の着地点が見えない感じが堪らんね。紛れもなく倉持戯曲でした。
    奥菜恵も健在だなぁ。
    役者ちょっと多い。あの装置はお見事でした。

    ネタバレBOX

    不条理な地下のシーンは好きだな。
    そしてホムンクルスの造形が雑(笑)
  • 信じられない
    現在に、こんな臭い芝居をしている人達がいるのかとビックリしました。
    内容も面白くないですし・・・。
    この内容で5000円を支払った自分が許せない。
    人生の貴重2時間少しを返してほしい。
    勘弁してくださいませ。

  • 満足度★★★★★

    最高
    倉持さんの世界にどっぷり浸かることが出来て幸せだった。いつもよりやや笑いも多く分かりやすい感じはあった。美術も素敵だったし、とにかく脚本が素晴らしかった。

  • 満足度★★★★

     
    コメディーファンタジーかな?
    ラスト泣いた。号泣ではなく良かったなあとシミジミする感じで泣き度でいうと40%くらい。泣き度ってなんだw
    奥菜恵の演技も良かったしセットのからくり(?)が凝ってて凄かった。

  • 満足度★★★★

    おとぎ話のような世界。
    久しぶりのペンギンさんの公演、久しぶりの本多劇場、ということもあり、テンション上がり目でした。

    今回はファンタジーの要素が入った喜劇。コントではなく喜劇といった印象でした。
    見終わると、まるでおとぎ話を聞いたような心地よさを感じました。

    ネタバレBOX

    トラックに乗る2人の男。

    1人は機械技士アロイ。ある村に落としてしまった巨大な機械を広いあげるため、重機をとりに夜道をトラックで激走しています。
    村には婚約者シルミを見張りとして1人残しているため気が気じゃありません。

    もう1人はダスタ。エヴン粒子という浴びると死んでしまう粒子が上空に漂い、いつ降り注いでもおかしくない危機の中で、その対策のカギとなるホムンクルスを地中から回収を命じられた男。
    世界の危機に対し、自分の使命を果たすため一刻を争います。

    2人はそれぞれの目的地に向かうため一刻を争いますが。

    そしてエヴン粒子が降り注ぐまで秒読みの段階になったとき、アロイとアロイの家族たちは田舎の地から回収した機械に乗り込みます。
    エヴン粒子から世界で唯一逃れられる機械に。

    2人の使命は果たされたのでしょうか。
    といったお話。

    衣装も中世ヨーロッパの装いで、機械もトラックもモダンな感じ。
    不思議な世界観を衣装や舞台装置からも感じました。

    また会話や動きにくすぐられるような笑いが散りばめられていたのも楽しめました。
  • 満足度★★★

    流石本公演です。
    まだスズナリで公演してた頃の公演に雰囲気が似てますね、個人的には「機械」を思い出しました。なんともやりきれない感じと、様々な思いがグチャグチャした感じもあって、地下のシーンは好きです。若干人が多過ぎなのと、ぼくもとさん演じるキャラが、あまりいい効果になっていない気がする。それ以外は好きな倉持さんテイストを味わえる作品だと思います。

  • 満足度★★★★

    PPPの近作の中では1番好きかも
    不思議な話だったが
    妙に難解な印象のPPPの近作の中では
    話がつながってて、個人的には良かったと思った

    あと、他の方も書いていたが
    派手ではないが 美術(アイディア)が素晴らしかった!

  • 満足度★★★★★

    すべてが素晴らしい
    久しぶりの本公演。そして久しぶりにもう一度観たいと思える作品だった。
    コメディ多め、テンポよく謎が絡み合う進み具合。
    倉持作品の持ち味である終わり方、今回は納得のいく作品になっているのではないでしょうか。

    本多劇場、幕が下りています。

    美術が見事。素晴らしい。凝りに凝っている。
    PPPPファン(高鹿さんファンでほぼ全日程行くほど)の彼女が美術の中根聡子さんが良いと言っていたのがわかりました。

    観る前は奥菜恵さんが一人目立ってしまうんじゃないかと思っていたが…。
    さすがPPPP。はー(ため息)素敵。
    高鹿さんはもちろん、玉置さん大奮闘!
    ぼくもとさんの登場シーンにはいつもの笑いが…笑
    吉川くんにフクくん、見るたび良くなっている。フクくんの色気増してます。

    願わくばもう一度観たい。
    *結局一度しか観に行けませんでした。
    今回は是非とも公演を残してほしい。DVDの発売を心待ちにしています。

    チラシのネタバレ

    ネタバレBOX

    モデルがぼくもとさんなのかな?高鹿さんもだよね。
    アタッチメントと改造が話にスッと解けこんでファンタジー。
    取り外し可能なの?義手?玉出てた?
    ぼくもとさん男役のセリフ回しがツボ。棒読みなんだけど、初めて観る人はヘタくそと思うかも。

    オーディション組の皆さん好演!
    安藤聖さんに見た目や演技が似ている方がいて、あれ出てたっけ?よく見かけるなぁ。と思ったら田川可奈美さんでした。勘違いしてすみません。
    裴ジョンミョンくんの舞台は今のところすべて見ているはず。
    映像でもだけど、どの役も自分のものにしていて好き。もっと舞台出てください。

    最後のシーン、アロイが饒舌になり、こういう性質を持った人とは思っておらずちょっと違和感。
    いきなりの展開に頭が付いていけず消化不良。もう一度観たい理由はここにもあり。
  • 満足度★★★

    巡りめぐって
    因果応報。自業自得。誰が、何を、何のために。
    行動する、その根底にあるものは何か。
    見終わった後にそういったことを考える舞台でした。

    言葉の発音や間合いがちょっと違うだけで、曖昧になったり違う方向にいったりするのが楽しかったです。
    あとセットが面白かったです!

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