満足度★★★★
建国の滑り出しは順調で何より
あるクリスマスパーティーの様子を一通り見せてからその裏で起きていたことを見せ、さらにそれらの背後にあったものを明かす構成が鮮やか。
物語的にも「あるある」「ありそー」であったり、どこか郷愁をそそられたりで満足。
建国の滑り出しは好調、といったところで何より。
満足度★★★★★
びっくりしました。
劇場に入ると若者達がワイワイと、カラオケをしながら叫びあっているものですから、うわ!こりゃいかんと、もう始まる前からそのノリについていけない僕はソワソワとなり、帰りたくなってしまいました。
いったい何の意図があってあれをしていたのかは知りませんが、その後のお芝居とはまったく関係のない素の状態で、むしろ後の役柄を台無しにするくらいに『これが俺だぜ。どうだいこんな俺は?』感まる出しの素っ裸状態で、見たくもない若さ故の恥部を、股間に顔を押し付けられながら見せられたような気分になってしまいました。
なにしろお互いに『バカヤロー』だのどうだの罵り合い、マイクを使って大音量で叫び、下ネタをいやらしい顔をしながらしているものですから、ふと昔の自分を見ているようで、さらには下手くそな歌を聞かされ続けたせいで、三半規管やらなにやらがおかしくなってしまった僕の意識は遠のきかけたくらいでした。
って、ええ、ちょっと言い過ぎですね。
すいません。
ちょい盛りました。
さて、そんなマイナス百点の状態から見始めたわけですが、いやいやこれがですね、びっくりするくらいに良かったものですからそれこそ心底びっくりしました。
満足度★★★★★
お疲れ様でした
千秋楽見に行かせていただきました♪
なんというか、終始懐かしいなという思いを感じていました。
やっぱり10年前、学生時代はこういう感情を抱くことも多かったし、たぶん当時この作品を見てたらきっと泣いてたと思います。
やっぱりブログやツイッターで見てた通り、みなさん仲良くて楽しそうで素敵でした。
今後も期待してます。お疲れ様でした。
満足度★★★★★
一緒にカラオケ行って嵐を歌いたい
仲良し野郎グループの微妙な人間関係を鋭く描いた傑作。メンバーに彼女が出来るとバランスが崩れるんだよな〜。グループ内のヒエラルヒーの下のほうの奴には、上のほうの奴を慕う気持ちもあるんだけど、立場を逆転させたいっていう欲望もちょっとあるよね〜。「あ〜あ〜、そういうの、あるある」のオンパレード。このあたりは人類普遍のテーマか。
満足度★★★
前作に続き、便器が。
劇団木霊時に観た竜史くんの作品『最果てのロゼ』でも強烈な存在感を放っていた「便器」。まさかまた便器が登場する芝居だとは思っていなかったので、開演前その存在に気がついた時からドキドキでした。前作での便器の使い方が個人的にたまらなかったので、コイツは期待せずにはいられません!といった感じで。…う~ん、今回は当時に比べ便器の使い方に味がなかったですね、チョット残念。まあ別に便器を観に行ったわけではないので、いいっちゃいいんですが(笑)。
便器以外の感想としては、若さ溢れる芝居だったと思います。さすが「20歳の国」と名乗るだけはあります。ただフリーの俳優集団であるならば、演出は誰か呼ぶか、もしくは出演者全員で演出、っていうのでもいいのかな、と。演出と出演を兼ねた竜史くんの演技が若干タンパクというか、計算の演技にも感じてしまう所があったのが勿体無かったように思いました。
でも全体的に魅力的な俳優さんが揃っていたのが良かった!これからどうなるんでしょ、20歳の国。せっかくだから予想もしない方向に行ってみて欲しいなぁ。
満足度★★★
面白かった!
話が進んでいくと、ストーリーがクリアになって、面白かった!若手の役者さん達だけで、これだけの公演ができるってスゴいなぁと思いました。椅子じゃなく座布団だったから、最後はお尻が痛かったけど、楽しませて頂きました(^^)