まほろば 公演情報 まほろば」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★

    今更ですが・・・面白かった
    作品そのものは言うまでもなく、役者さんも演出もすごくよかったと思います。面白かったです。
    確かに、他の人にも自信を持って観劇を薦められる作品ではあったのですが、残念ながらストーリーが微妙に個人的な好みに合わなかったかも(^^;

  • 満足度★★★

    良かった。
    各年代の女優さんがそれぞれ魅せた。
    何となくストーリーが読めたけど、スッキリまとまりがあって良かった。
    お婆ちゃんみたく生きたいと思うが、お母さんになっている自分を反省。

  • 満足度★★★★

    流石受賞作品
    受賞するに値する作品、だということです。

    いろんな意見、感想はほかの方が書かれているので、多言無用なのかもしれません。

    やはり、人間の本質に迫る作品というのは、良いですね。
    演出、役者もバッチリで。

  • 満足度★★★★★

    傑作!
    間違いなく傑作だと思う。2009年に岸田戯曲賞を受賞した作品で、選評にも賛否両論あるようなのだけど、3.11の後にこの作品を観るということには、格別の意味があるような気がする。そして、11歳の闖入する少女を演じる大西風香の、ボケ味が格別!彼女の演技を観るだけでも、行く価値があった。

  • 満足度★★★★

    帰りにいろいろ
    2時間はあっという間。笑わせられつつ、帰りにいろいろ考える。お芝居を観て、自分の人生に照らし合わせ、本当の「感想」を持つことができたことに深く感謝。

  • 満足度★★★★★

    三田和代の怪演
    ネタばれあり

    ネタバレBOX

    新国立劇場にて蓬莱竜太の【まほろば】を観劇。
    今作は劇団・モダンスイマーズとしてではなく、蓬莱竜太が戯曲の​み提供した作品。

    人生に追い込まれた男性達を描くのを得意とする蓬莱竜太が、女性​だけのドラマを描くとどのようになるかのか?
    以前に劇団・モダンスイマーズで観劇した【夜行ホテル】というの​が、過ちを犯して逃げてきた男性達が、狭いホテルで、もがき、苦​しみながら人生をどのようにして立て直していくのか?という芝居​だったが、今作も同じ様な閉じ込められた設定である。

    とある田舎町の祭りの最中で男性達が出払っている家では、本家を​必死に守ろうとする母と大母様、突然東京から帰省した長女、それ​にバツイチの次女とその娘、そして次女の今の彼氏の娘の6人の女​性だけで展開するドラマ。 閉じ込められてという設定ではないにしても、祭りで出払っている​男性達が帰ってくる間を家で待っている女性達=閉じ込められてい​る?とやや設定が似ている点が面白い。今作は女性のみのドラマであり、彼女達に降りかかった危機という​のが、血脈、結婚、不倫、閉経、生理と過ちは犯していなくとも人​生に降りかかった危機をどのように乗り切るか?男性ならそんな状​況でもロマンの一つでも語ろうとするが、女性は決してロマンなど​を語ろうとせず、現実のみを見据えてその場を乗り切ろうとするの​である。男性が見たら非常に息苦しく、女性が見たら自身の現在を​踏まえて観てしまう辺りがこの舞台の面白い処である。男性作家な​ので男性視点が多少あるだろうなぁ?と思っていたが、そのような​事は一切なく、女性の視点のみで展開している。この設定の代表格​である長女役の秋山菜津子は、小劇場出身ながら風格があり、商業​でもこなせる女優だ。演劇界では大竹しのぶの次の位置にいる事は​間違いない。そして三田和代というベテラン女優は、怪演という言​葉がピッタリと当てはまってしまうほどの俳優になっていたのは驚​いた。

    今作の戯曲は岸田戯曲賞を取っただけに、見応えのある芝居であり​、脱ドラマが叫ばれている若手の演劇人には到底書く事の出来ない​傑作戯曲である
  • 満足度★★★★

    蓬莱竜太作、栗山民也演出
    十代から七十代までの女性ばかりの物語。
    観ていて楽しくさせてくれる芝居であった。秋山菜津子さんは「裏切の街」で拝見したことがあるが、今回は結婚しない四十台の女性を地でやられているようで、思わず笑わせてくれた。

  • 満足度★★★★★

    良質
    という言葉がまさに存在する芝居
    観て後悔なし

  • 満足度★★★

    母性
    1時間45分。チケットほぼ完売。頭ではなく子宮で感じる作品。男には教訓と笑いが印象に残るが肝心なところがわからず、個人的に好みでない。

  • 満足度★★★★★

    面白かった!超おすすめです!!
    ぜひ観てほしい!
    老若男女すべての人が楽しめて、考えるとってもいい芝居です!
    とにかく面白いです。

    15日までだから、「観て!おすすめ!」

    4年ぶりの再演です。
    初演も観たのですが、ここまで面白かったかなぁというのが正直な感想です。

    もう、最初の入り方からして絶妙で、笑いながらぐいぐいと引き込まれていきます。
    話の内容は、妊娠とか、閉経とか、産む産まないとか、終始その連続で、
    しかも登場人物全員にかかわってくる非常にまじめな話なのに、
    おかしくてしょうがない。

    ネタバレBOX

    おばあちゃんの「妊娠は本当は、おめでたいことなのにねぇ…」というのも印象的だし、
    本家を常に大事にして、この際だから父親には隠して別の人と結婚しても
    構わないと過激なことを言っても、最後は娘自身の身を案じるおかあさんも素敵ですし、
    破天荒なキャリアウーマンなのに妊娠には非常に戸惑う長女、
    あっけらかんとした発言や豊富な知識のススンでる?女の子とか、
    当然ながら、みんないろいろな立場で、それぞれが交わす話がとにかくおかしい。

    娘たちが、そろいもそろってうまくいってなくて、
    「普通に結婚して、普通に子ども産んで、幸せな家族生活を送る」なんて、
    今では5割以下の確立しかない、とかいうセリフもなかなか説得力があります。
    (まぁ確かにその「普通」ってなに?という。)

    それなのに、交わす会話が、いちいちおかしくって、
    わざとらしくない自然な(ときにはぎりぎりの)演技のたまものでしょう。

    特に秋山菜津子さん、中村たつさん、三田和代さんが素晴らしい。

    ほんと、登場人物に合わせた各世代の、女性の感想を知りたい。
    男である私は、これだけは直接経験できませんからね。
    それを考えると、これを男性が書いたというのもすごい。
  • 満足度★★★★

    楽しかった!
    友達が行けなくなり,チケットを頂いたので観に行きました.
    女優さんは皆すばらしく、子役の人もベテランも演技がすばらしくて芝居を見る醍醐味満載な感じでよかったです.
    話の内容は思っていたのよりコミカルで面白い内容。

  • 満足度★★★★★

    コレ、観に行かないのはもったいないですよ
    初演を見逃し戯曲は読んだものの、こんなに笑える話だとは思ってもいませんでした。
    脚本もさることながら演出の力ってスゴイ。
    終始コミカルなフリや言い回しなのに話している内容は重く考えこむようなことばかり…
    産む産まないの話は高齢出産に差し掛かる年齢の私にとっての現実的なこと。
    自分語りもしたくなる観後感。
    蓬莱さんは本当に素晴らしい。

    この日はアフタートークがあり、とても楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞後に議論したくなるお芝居
    子役1人を除き初演と同じキャストという、貴重で贅沢な再演で、期待していた以上にブラッシュアップされていました。お薦めの舞台を紹介しているメルマガで号外を発行しました。よかったら覗いてみてください:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0407231520.html 東京の後、松本、神戸、山形の3地域ツアーあり。

  • 満足度★★★★★

    女は強い!
    絶対お薦め、命の繋がりを感じさせてくれました。

    ネタバレBOX

    ラスト、次女が付き合っている男の女の子に初潮が訪れたのを見て、ああこれでまた命が繋がっていく、はっきり言って男は誰でもいい、精子さえあれば命は次の世代へと繋がっていくのだなと感じ入りました。

    男性俳優が登場しない女性だけの舞台、男の顔の見えない、男は奉っておくだけでいい存在だとしみじみ思いました。

    そんな風に考えると、おばあさんがエイリアンのようにも見えてきます。長女もそれ系?!

    前田亜季ちゃんは、お姉ちゃんのことを見て役作りを研究したのかなと思ってしまいました。グッドタイミング。

    2008年初演の再演ですが、祭りの祝用に部屋の奥に置かれた日本酒ののし紙には2008年と書かれており、写真で見る限り服装も同じで、忠実に再現しているように思いました。
  • 満足度★★★

    女優陣で魅せる
    女しか出てこない芝居だが男の甲斐性を問うた作品。
    新国でこの芝居をかける意味はよく分らないが
    女優陣の演技を観るだけでも価値はある。
    三田和代は数ある新国出演作の中でも、一番の適役。
    前田亜季がSEXY。

  • 満足度★★★★★

    傑作
    当日学生半額チケットにて観劇しました。やはり素晴らしい作品、失礼ながら戯曲は立ち読みで済ませてしまい、なんだかよくわからないなぁという印象を持っていたのだが、舞台を観ると全く違う印象を受けました。そして終わった瞬間にこの作品を女性はどのように観たのだろうかというのが一番に気になりました。4世代の女性が集まり場での会話としても非常に説得力があり、シリアスな場面そして重たい空気になる話の内容であったとしてもどこか喜劇的である。それは前半に入れたセリフなどが後半になってどんどんと大きな笑いへと繋がるように作られた脚本の巧みさのように思える。
    生理や妊娠といった内容を各世代の人間が様々な捉え方をするが、本質的なものとしてはどの世代でも変わらず、それは大母様であるタマエの台詞から伺い知れることが出来る。
    そして一人だけ血のつながりの無いマオが居るのだが、いつも話の中心人物の側に寄り添い、台詞は一番現代の事を発しているのだが、子供という役回りを捨てずに相手の気持ちを汲み取ろうとするのはとても観ていて安心できた。

    各人物へのアプローチの仕方や行動などに演出の意図というものがとても感じることができ、この話を一層上の孝美へと引き上げている様に感じました。

    そして役者さんの演技が素晴らしかったです。この空気を出し、物語として中だるみも無く1時間45分も進むのは役者さんあってというのもかなりあると思いました。

    このような話の中では結局観ている男の自分は傍観者にしかなれなく、さらに20歳の自分ではまだまだ理解できない事も多いので、この作品を観た20〜70代の女性の感想というのが聞いてみたいとおもいました。

    最近は前衛的な作品ばかり取りざたされているが、是非とも若い年代の人たちにもこのような作品を観てほしいと思いました。

    戯曲本も購入したので再度読んでみたいなと思います。

    勉強になりました。ありがとうございます。

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