アンサータン・ストーリーズ 公演情報 アンサータン・ストーリーズ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    個人的には面白かった!
    なぜ「個人的」かというと、
    学生時代、経済学のゼミで、中谷巌さんの「マクロ経済学」を
    テキストにしたのだが、なぜかそこに、
    「巨人の星」の大リーグボールの話、
    そこからさらに「不確定性原理」の話が余談で出ていて、
    興味を持った私は、講談社ブルーバックスの「不確定性原理」まで読んだり、
    ということで、遠き青春時代を思い出したりしたからです。

    でもやっぱり、自分の将来が決まっているのかいないのか、
    なんて話に興味はあったのだと思う。

    そういう意味で、ちょっと理屈っぽいところが
    私の好みに合っていたのも確かで、
    個人的には面白く拝見しました。

    ただ、やっぱり「作り物」的な台詞回しがあったりして、
    そういう部分を好まない方もいると思うし、
    それから、不確定性原理の解説のような部分が、
    後半再び登場したのは、さすがにちょっとくどいかな、
    と感じた次第。
    この辺整理できれば、もっと締まってより良い作品になったような気がする。

  • 満足度★★★

    確かに不確実
    夢か現実か、確かに不確実なつかみどころのハッキリしないお話でした。前作のような雰囲気を期待していたのですが。ちょっと印象が薄くなりましたね。

  • 満足度★★★★

    現実か幻想か夢か・・・
    さあて、この物語は、いったい誰の描いた世界だろうか?

    そんな不思議と疑問符が混ざりあうお話でした。

    探偵登場シーンのところはいいアクセントで笑えた。

    ネタバレBOX

    床に描かれていた原稿用紙のマス目が、すべてが決められた物語の上の出来事であることを意味しているのではないのかな?

    悲惨な物語が現実になるなら、幸福な物語を書けばいいじゃんと突っ込みを入れたのはおいらだけでしょうか?
  • 満足度★★★★

    不確定性物語
    終演後に「さてこれは誰のいつの時点でのビジョンでしょう?」と問われたら正解を出す自信がないのはσ(^-^)だけではあるまい…ってかそもそも正解はないのかも?
    そんな風に解釈の余地だらけの不確定性物語、白黒がはっきりしないと気が済まないムキには釈然としないだろうが、胡蝶の夢的なモノが好きな身にとって存分に弄ばれた感覚。

    ネタバレBOX

    なお、終演後に「ラプラスの悪魔」をぐぐったのは言うまでもない。
  • 満足度★★★★

    幻想
    幻想の世界だと思うと、全体的なつながっている感とかつながっていない感が、
    受け入れられる。

    ”ストーリーズ”ですね。
    何人か面白いキャラクターあり!

    物理の世界はやっぱり良く分かりません。(私は理系ですが。)

    ネタバレBOX

    小説家の学生時代の思い出って感じで、それはなかなかいいと思いました。

    私には、すべてが、学生時代に島津が見た将来の夢、というように思えた。
    そう考えると、全体のバラバラ感がなんとなくなっとくできる。

    オープニングと、途中のアイドル声優の大暴れはなかなかいいかも。

    あと若干1名、さすがにもう少し濃淡つけて演技してほしいなあ、と思った。
  • 満足度★★★★

    夢か現か
    考えると悩ましくなります。

    ネタバレBOX

    小説に書いたことが本当に起きてしまう…、熱海温泉で殺人事件が発生、被害者の数や犯人の名前まで原稿と一致している等々。

    原子同士がぶつかると原子の飛ぶ方向と力が決まり、次にどの原子にぶつかるか、またどの方向に飛んでいくかが決まるので、未来は既に決まっているという説があるそうで、未来を予想できることが一応もっともらしくもあります。

    一方、最初の原子の持つ位置エネルギーと運動エネルギーは分けることができないのでこの説は否定されているとのことで、今度は熱海温泉の殺人犯が別の人だとニュースで流れたりして現実が混沌としてきます。

    そして全ては幻か、彼が小説家になっているという現実自体が学生時代に死亡した友人が見た夢ではないかと思わせる、なるほど卒業後の登場人物に学生時代の関係者が多くいたなど思い当たるところもある、夢か現か面白かったです。

    ところで、医者が直接薬を手渡すことはないだろうに、通夜の席で義母が受付係をすることもないだろうにとは思いました。
  • 満足度★★★

    なるほど。
    若干、物語が難しいことになりそうでしたが、うまくまとめましたね。イイ本ですよ。会場も観やすかったです。
    「この世に起こる事は全て必然」そんなこともあるのかも。

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