ロゼット〜春を待つ草〜【ご来場有難うございました!】 公演情報 ロゼット〜春を待つ草〜【ご来場有難うございました!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
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  • 満足度★★★★

    よかったです
    なんとも爽やかな女性の友情ドラマ。多少出来過ぎ感もありますが、こんな等身大+アルファの芝居が一番自然に楽しめます。適度に笑いも入っているし。

  • 満足度★★★★★

    あったか~い
    気持ちになれました。
    毎回、色々な表情を魅せてくれるハいリンド
    今回の作品はまたまた、心暖まる作品でした。

    中学時代からの親友との友情、亀裂。離婚・恋愛・不倫 などなど女性の目線で描かれたストーリーを軸に 兄妹の家族愛・・などなど

    男子としても「なるほど~」「わかる、わかる」みたいなシーンが満載でした。

    出演キャストは5人、主人公が経営する小さな会社の事務所でのワンシチュエーションドラマ。

    ごくごく身近な題材を 面白く、おかしく、そしてジーンと魅せてくれました。キャラメルの岡内さんは小劇場の雰囲気にもぴったりな感じだったし、萌さんは いつも通りにキャラの喜怒哀楽を見事に演じられてました。

    伊原くん多根くんの男性陣は今回は笑いの部分が多くて、めっちゃ楽しめました。

    と初見だった高安智実ちゃんもgoodjob !!

    上演時間、1時間40分 シンプルなステージの使い方も工夫されていて、やっぱり観に行って良かった~☆

  • 心の中のロゼット
    ロゼットと言えば、もう今は天に向かって陽を浴びて、同時に放射能も浴びているンだという事しか浮かばない。この小さな命を人間がどうするんだという事しか浮かばない。観客なので色々な心を抱えて物語に勝手に意味付けしてしまう。次の日庭に出てロゼットを捜した。震災は演劇の意味をすっかり変えてしまった。

  • 満足度★★★★

    心温まる良作
    同年代の物語で個人的に共感できる部分が多かった。
    人は誰かに支えられて生きていると改めて思った。
    ホロリとさせられてとても良い作品。

  • 満足度★★★★

    タイトルもステキ。
    何処にでも誰にでもある日常を切り取ってありました。なかなか思い通りの幸せは来ないかも知れないけれど、生きていけば必ず春は来るからね。がんばろうと思えるステキな作品でした。
    場面転換がポップで可愛かったです。

  • 満足度★★★★

    良い脚本&良い役者たち
    それぞれ問題を抱えながらも、前に進もうという明るい気持ちが感じられ、見ているほうも気分がいい芝居。開演前に舞台上をじっくり見させてもらったがとてもよくできた事務所のセット。小さい明るい色の机の下に私物の物を置く布製の入れ物が置いてあるところなんか細部にも神経が行き届いている。音楽も芝居の雰囲気にぴったり。

    ネタバレBOX

    典子と真樹の仕事上の立場が対等でなかったことがちょっと残念。
  • 満足度★★★★

    良い作品でした
    脚本・演出共に派手さはないものの、繊細で丁寧な作品であったと思います。そしてそれにきっちりかみ合ったキャスト陣により、素晴らしい作品でした。

    舞台美術も作品にマッチしていて良い雰囲気でした。

    次回も観に行きます。

  • 満足度★★★★

    ホッとする話
    出てくる人物達は、現実世界と地繋ぎで生きているな、という位迫真のたたずまい。その言葉、その動き一つ一つが繊細で、自然だ。ややともすると簡素で、退屈になってしまいそうな日常、その中の機微をきちんと感じられる物語に仕上げっていて共感も多かったです。同時に登場人物達と同じ位の年齢なだけに、色々考えさせられたりもして。

    ネタバレBOX

    ワークライフバランス、なんてキレイな言葉ではくくれない程、日常は現実に追われている。ただ、何かを得ることに執着しすぎて、別の何かを失うのは寂しい。

    登場人物達を取り巻く現実は、「両親を早くに亡くす」だったり「夫とうまくいかず離婚するかもしれない」だったり「起業したがなかなか軌道に乗らない事業に取り組む」だったり「ガンになった」だったりする。答えは出ないけれど、直面する現実に前向きに立ち向かう人達の思いが丁寧に描かれてるなと思いました。その姿は、まるで春を待つロゼットのよう。劇中「みんな幸せになれればいいのに」という台詞があった。人生が単純な足し算である訳はないけれど、足りないものを大切な人達と補いながら幸せを実感して生きていくのかなぁ。心が温まる、ホットする舞台でした。

    あと、枝元さんのポールダンスのシーン、めっちゃツボでした。
  • 満足度★★★★


    いい脚本。良い「人間」が詰まっていて面白い。

    ネタバレBOX

    中学同級の典子(岡内美喜子)と真樹(枝元萌)は植物を扱う会社を運営する。そこに、二人の同級で現在風俗店経営の祐二(多根周作)、典子に恋する従業員・加賀(伊原農)とその妹・美晴(高安智実)らの人間模様が織り重なり、暖かい舞台が出来上がる。
    典子は不倫・会社の経営・乳がん、真樹は夫婦関係と仕事と典子との関係、美晴はいじめと兄からの束縛、加賀は父親の呪縛、加賀は闇の世界に生きる苦悩…といった感じで、それぞれが何かを背負って生きている。それと人間関係がうまく絡み合う、秀逸な脚本が実にうまい。
    衝突もあるし、分かり合いもあるし、110分の中での緩急バランスが良い。加賀の変態演技→不倫相手からの電話+真樹の不満爆発とか。

    伊原と多根の演技が◎。特に伊原。春が来るとよいねって思わせる。笑いもとれるし素敵だ。その妹の高安も、最初のダル雰囲気と終盤の計算高さの落差が良い。

    ちなみに、祐二は途中からでなくなったけど、やはり失踪とか死亡とかそんなんだったのだろうか。とにかく、前向きな話で観て良かったと思える作品だった。
  • 満足度★★★★

    いいですねぇ。
    とてもイイです。いい空気です。役者さんも演技力ありますし、泣けました。会話で涙がでるなんて最高です。

  • 満足度★★★

    「あなたに会いたかった」
    お初の劇団「ハイリンド」さん。

    他人とのやり取りのなかでコトバで相手にちゃんと伝えているのってほんの氷山の一角だなあ。「会いたいときに、あなたに会えて嬉しかった」。友人でも家族でもこういう言葉が一番いえないですよね。大事なことをちゃんと伝える伝えられる人でありたいなあ、と思って劇場を出ました。

    ハイリンドさんは、「全ての世代へ面白い質の高い演劇を発信する集団」と標榜していますが、その標榜どおりの活動なんだなあ、って思いました。多分皆さん演技が非常にこなれており「過剰」でもなく「過少=素」でもない、でキャラクターとしても魅力的な方々がそろっているんだと思います。

  • 満足度★★★★

    舞台美術もステキ!
    観始めてから初となる現代モノということに加えてシリアスなものも内包しながら基調はユーモラス、というのが新鮮。
    また、いわば線描のように最小限の要素だけで組んだ装置(ドアにハイバイ式を連想)もデザイン、機能の両面からステキ。

  • 満足度★★★

    しみじみ
    友情、恋愛、兄妹愛。
    一筋縄ではいかない気持ちとか人間関係とか、
    リアルに感情移入できる作品でした。
    多根さんの役はいつものイメージと違っていてちょっと新鮮。
    客演の岡内さんは役のイメージがピッタリでした。
    そして、今回も美術が良いなぁ。

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