期待度♪♪♪♪♪
重たそうなテーマですが、きく(聞く・聴く)ことに焦点を当てるというところが興味深いです。
最近、自分の中で「傾聴」をテーマに仕事をしているので、その辺の何かヒントになればと期待もしています。
期待度♪♪♪♪♪
タイトルがヒラカナだったので、wミーニングなどの複数ミーニングかと説明を読むと、体験や状況に左右されて集中が途切れてゆく人間の在り様が描かれるようだが、更にそうなる原因は多様である。年齢、各人感覚器官の精度差、認識時の条件差(認識する者の居る位置や角度等々)そして各条件差の相互関係差など。幾らでも複雑になり得るが聴覚に限って経験知との関係で微妙なズレを追うという視点、面白そうだ。
期待度♪♪♪♪♪
㊗️CoRich舞台芸術まつり!2023グランプリ。
人間の五感は、人それぞれ違った感覚を持っている。勿論「きく」も人によって捉え方が違うだろう。それを直接的な感覚が大きい というか強い「視覚」を通して、どのように描き観せるのか興味津々。ぜひ観てみたい。
期待度♪♪♪♪♪
受賞作の再演ということでめちゃくちゃ興味あります。しかもがん患者を取り巻く人たちの話となるとこれまた非常に興味あります。いろんな人間の性や業が観られるのでしょうね。期待度マックスです。めちゃくちゃ観てみたい!です^^
期待度♪♪♪♪♪
エンニュイが何度か再演に付している演目を、馴染みのある春風舎でやるというのでこれは観ておこう。
と書いていたが、一等最初に見たエンニュイが「きく」であった(タイトルを忘れていたが調べて判明)。
実は好印象を持たなかった公演であり、Corichのレビューにも感想を書いていたが、本当の理由は書いてない。
低い評価をした理由は些か私的な感情にあった。素の俳優たちがあるテーマで駄弁っているとしか見えない不思議な空気から始まったパフォーマンスが、中盤にさしかかったあたり、跳ねっ返りなノリの男優が薄暗い照明の中、あるタイミングで私の顔に懐中電灯を当て、「笑い者にした」のであった。より正確には、笑いの場面作りのネタにしようとしたか、扱いにくそうな客を懐柔しようとしたか(もしや?)、不意を突かれた観客はそのパフォーマンスのルールも知らず開放的劇空間であった訳でもなく、リアクションが取れない。つまり観客を「使った」癖に、こちらは特段美味しくも何ともなく、自由に動ける(と見える)俳優と自由のない観客との非対称性を、際立たせるだけの場面となった。優位性の強調で作られた笑いは、劣位の存在に対し鈍感・無自覚にさせ、優位の側に咄嗟に同調して発生する笑いである。その構図には賛同しかねる。
かつ、そこに読み取れる具体的な文脈はなく、客を飽きさせないための姑息な手段に思えた。
広く寛容に捉えれば、それは「観客参加の場面づくり」、などと抽象的文言を当てても構わないが、どう頑張ってもリップサービス以上にならない。
が、実験的な姿勢を見せる集団のその後は見たく、時折覗いているという塩梅である。
即興的な要素を取り込もうと試みている集団であるが、上述した事も示すように難易度が高い。緩くではあるが、時々覗いてみたい。