ルームシェア 公演情報 ルームシェア」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★

    初めて「四方八方」観ました!
    友達に誘われて観にいきました。4作品も観れてお得だったような少し物足りなかったような感じでしたが、楽しませていただきました。
    「ままごと」「リハビリ」がお気に入りです。
    ありがとうございました!

  • 満足度★★★★

    これは面白い!!
    個人的には、良い時間を過ごせた!
    4短編の芝居。それぞれ全く違った話であるが、どれも面白い!
    観劇初見の友人と観に行ったが、友人も面白かったと満足していた。
    子供の観客もいたようで、笑い声が聞こえた。
    つまり、分かりやすいのだ。上演時間2時間。

    ネタバレBOX

    ルームシェアという同一テーマでありながら、全く違った味わい。
    ルームシェアの経験のない私にはどれも新鮮で楽しめた!
    満足できる内容であった。

    ①ままごと
     4人がルームシェアをしている中、皆のリクエストに応じ、家事を切り盛り
    することになったナオ。家事は得意であり、皆の我儘な要求にも応じていたので最初は皆喜んだのであるが。
    仲間の家事を行うことで、バイトも辞め、それだけでお金儲けをするナオに対して、裕美が意義を唱え、次第に仲間割れしていく。
    「家事でお金を儲けることは悪いことなのか?」という問題を分かり易く、
    描いた作品。主婦は我が意を得たり!旦那は奥さんと観ないように(笑)。
    個人的には、ナオ役の釜野真希さんの芝居が味わい深くて、好み。

    ②昼夜
    男女2人だけでルームシェアしているが、昼夜逆転の生活。
    そのため、普段は入れ違いのため、部屋で会うことはない
    マイペースな男の生活(部屋は散らかし放題)に、女が疲れ果て、おちゃめな復讐を行う。これは男女間の愛情を表現したお話なのだろうか?
    セリフがほとんどない、役者の動きだけで表現する2人芝居(高野アツシオさん、石田麻織恵さん)であるが、魅せる魅せる!楽しめた!


    ③「管理人」
    これも男女2人だけのルームシェアの話。
    どちらが管理人なのか?管理人交代劇!?
    男の部屋に女が入居する。
    女はルームシェアをする度、そこに住む男と恋愛関係になっていたが、
    いつも振られてばかり。
    一方男もルームシェアする女性を監視カメラでビデオに録画し、女性のことを単体として管理していた(芝居では夫婦・恋愛関係を共存、1人間のことを単体と表現していた)。
    やがて女にこれがバレてしまい、女が男を管理するような件で物語が終了する。アブノーマル?な芝居(笑)。

    ④リハビリ
     一番笑えた作品!とにかく楽しい!!
    「ままごと」が始まる前、実は一番最初にこの芝居の1シーンから始まる。
    なので、まんまと騙される仕掛けが(笑)。
    ある男の住む部屋に役人がルームシェアを薦めるところから物語は始まる。
    しかし、男は乗る気がない。そこでルームシェアする前に練習してみたらと提案される。ここで「ままごと」へシーン移行する。

    次のシーンは、男が3人の男女(女はオカマ?)とルームシェアを練習するところから再開。
    しかし、実は練習シーンではなく、主であった男が出て行ってしまってから、残された3人が主が出て行った原因を探っていたシーンであった。
    このシーンがとにかく笑える。
    色々なシュミレーションをするのであるが、4人の役者さんがみんな上手い!
    特に主の畑を演じた村尾俊明さんは、グッド!楽しかった!!

    4つの芝居を2時間で演じていたが、内容がどれも違うものの満足度が高い。
    これをみてプロデュースした四方八方の名前を覚えた!
    次回公演も観劇したい!

  • 満足度★★★★★

    リビングの中央にあるのはやさしさ
    夫婦が最小コアで子供が生まれ家庭が出来る。これとはまったく別のコアを作ろうとする物語。

    人のやさしさを試される。

    相手を思いやるばかりに本当の自分を見せるためらい。
    それを4話で構成される舞台は滑らかなエンディングに繋がります。

    楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    絶妙な間合い!
    初のオムニバス公演ということで、ものすっごく期待していたのだけれど、開演時間を14時と間違えて行ってしまった為、1話を見逃してしまった。ホント残念だった。そしてなんだかんだいって、4話目の「リハビリ」、これがめっさ、面白い!

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

    2話「昼夜」
    男(高野アツシオ)と女(石田麻織恵)がシェアする部屋での光景。
    男は警備会社に努め、女とは昼夜逆転した暮らしぶり。そのうち男はジャージを脱ぎっぱなしで洗濯もしない。当然、部屋は汚れ放題で、シェアする女はストレスが溜まる。そんな女の気持ちは御構いナシで、男は脱いだジャージで絵模様を作って遊び始める。こういった男のロマンというか、遊び心は男にしか出来ない描写だ。しかし、女はそんな男を懲らしめるために、少年のような悪戯を決行する。男と女の奇妙で心温まる二人芝居。高野アツシオのお尻が美しい。笑


    3話「管理人」
    男(関幸治)の借りた部屋に、シェア希望の女(宇佐美恵子)が転がり込む。女は彼に振られたばかりで同じように男も彼女と破局を迎えたばかり。お互いになんとなくお互いを利用しているような心もちだったが、男はアプリ開発をしながら、女を共存としてではなく単体としての行動を管理して留守中にビデオに収め記録していた。これを知った女は「今度は私が管理してあげる」といって男の手首を自分の手首に縛り付ける。シェアも相手によっては危険を伴うというデンジャラスな描写。

    4話「リハビリ」
    実はこれがめちゃんこコメディだった作品。勿論、笑い転げて楽しんだ。
    シェアしていた畑(村尾俊明)が出て行ってしまってから、残されたオカマと男2人は畑サンプルを設定して彼の扱いを巡ってシュミレーションを行う。このシュミレーションの情景がとにかく可笑しい。セリフの間合い、言葉選び、キャストらの表情、特に村尾俊明のダルさ満点の演技力が素敵だ。ウザイと感じていたメイト達が静か過ぎるシュミレーションでは、かえって畑が気を遣ってしまうさまや、賑やかで畑が巻き込まれているさまの光景がなんとなく温かみのある芝居だった。

    このぶんなら「ままごと」も素晴らしかったに違いない。どの短編も違ったカラーが楽しめて絶妙な舞台だった。コメディのセンスが抜群なオムニバス!役者が素晴らしい!物語は分かりやすい。終演後、拍手が鳴り止まなかったのははやり他の観客受けも良かったのだ。シェア、場合によってはいいなぁ。してみたいなぁ。。
  • 満足度★★★★

    オムニバス!
    舞台の構造を見ておっ!と期待しましたが
    特にそこは生かされなくてちょっと残念・・・

    席が近くて「昼夜」の演技、表情がよくわかって楽しめました。
    逆に角度的に見えない演出もしばしばあって残念。

    同じテーマの中、緩急いろんな演出で表現されていて
    中だるみせずに一気に駆け抜けました。
    楽しかったです!

  • 満足度★★★★★

    オムニバスの妙味
    具体的な関連性を観るのは、プロローグと4話目。このふたつの話の間に流れる時間、その物語は芝居となっていないが、その見ることのできない物語の中に、今回のテーマがあったようだ。なんとも不思議な、自分の心の奥を観るような芝居。面白い。すごく、面白い。

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