カフェ・ビアンカ 公演情報 カフェ・ビアンカ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★

    「80年代の小劇場の薫り」がウリの劇団らしいのだけれど…
    2時間超は正直キツかった。

    ネタバレBOX

    こういう言い方は失礼だとは思うのだが、感じたのは「古くさいな」ということ。
    それはつまり、80年代が古くさいのではなく、なんだろ、発する「薫り」が古くさいのだ。
    アングラな熱とスピードと深さが足りないのではないか。

    古くさいと思ったのは、いかにもの「感動してくださいシーン」になると、バックに必ず同じ曲が流れてくるというあたり。
    また、大勢の幽霊が出たりするんだけど、そのキャラに、つい「昭和か!」っていいたくなるセンスなんだよなあ。

    それと、「舞台のサイズ」も関係しているのではないかと思う。
    つまり、ここの劇団は、もっと狭いところにギュッと押し込められていたほうが、役者との距離がグッと近づき、もっと楽しめたのではないかということ。
    以前ここのホールで青年団の『ヤルタ会談』を観たのだが、そのときは客席は使わず、舞台の上に客席と舞台を設え、サイズをコントロールしていたのだ。さすが青年団だ、と思った。

    でも、学習院女子大学のこんな大きなホールで上演できたのは、よほどうれしかったんだろう。ダブルコールなんてし てないのに、主宰がまた舞台の上に飛び出してきて、楽ということもあり、観客と一本締めをしたのだった。そういう姿は、爽やか。「よかったね」と思った。

    登場人物や設定などの、ヘンテコな和洋折衷&時代前後はわざとだと思うが(80年代っていう感じの)、それがどうもしっくり来ない。消化しきれないというか。
    つまり、単に和洋折衷なだけで、それに「意味」が見出せないからだ。ホントは意味なくったって、意味あるように見せてほしいのだ。無理矢理でもいい。ダジャレでもいい。

    あと、80年代の芝居って、言葉遊びが豊富な印象が強い。それが「自由さや熱さや深さ」を出していたと思う。
    そうした「言葉」が豊かでないところが問題ではないのか。
    妙に説明台詞が多い。
    特に泥棒2人の掛け合いで、画家の話をするのは、変なポーズしていたけど、面白くはなかった。

    こういう言い方は大変失礼だということは承知の上で言うと、「まるで昔にタイムスリップして文化祭を見ているようだった」のだ。
    会場の雰囲気もあって、体育館で見ているような。2時間超。
    長い。
    わさわさと登場人物たちが総出のシーンが多いし、物語の膨らませ方があまりよくないというか。まどろっこしい。

    しかし、主人公たちは「トイレに行きたい」というところから、あちこちに連れ回されるのだけど、行かなくて大丈夫だったのか?(笑) とずっと思ってしまった。
  • 満足度★★★★

    無題211
    やわらぎホールは3回目、先日の日曜、初めて中に入りました。なので会場の座席配置などは学習済み。12:20受付(斉藤さんご本人が受付にいらっしゃいました)、12:40開場~12:53'前説'~13:06開演~15:16終演。照明器具のトラブルで開場が少し遅れました。舞台中央、白い枠。上手、デスクと椅子。
    下手、テーブルとお酒。YouTube版をみました、「がざびぃ」だったんですね。今回とはずいぶん広さが違います。その分奥行き、横幅を上手く使ってお話の世界を創りあげていたと思います。絵はよく観に行ってました(やや過去形)。でも画家の名前はほとんど知らず、もちろん絵のタイトルも。※風景画では、コローが好き。なので、アルトン=モームという画家がホントにいるのかと思って観ていました(創作上の画家ですよね?)。美術品泥棒のはなしも現実によくあること、贋作とかも。なので、とても親しみを感じながらの観劇。すみません後で追記します。




  • 満足度★★★

    良かったです。
    遅くなりましたが感想です。

    人はまばらに入ってる様子でした。
    正直開演当初は退屈な時間になってしまうのではと思いましたが、時間がたつにつれて徐々にその世界に引き込まれていきました。

    ちょっと時間が経っており、記憶が曖昧になっている部分もありますが僕は、中盤辺りの電車に乗って時空(世界?)を飛び回るシーンが気に入りました。

    また他の方も書いているようでしたが、後半20分間というのがどこからなのかがよくわかりませんでした。

    今回は自分の中で光っていた猫役の方に注目し見させて頂きました!

    ありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    歌う前説
    生ギター付、そして前回と違う曲でした。
    確かに音楽とともに進んでいく詩的なシーンありました。
    お客さん少なかったのが残念。

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