法王庁の避妊法【全公演終演致しました!ありがとうございました!!】 公演情報 法王庁の避妊法【全公演終演致しました!ありがとうございました!!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★

    以前学生演劇で
    この作品は昔、学生演劇で見たことがありましたが、やはり、今回の方が良かったですね。結構有名な作品なんですね

  • 満足度★★★

    初見
    チケプレ当選につき、初日のたまご組公演を観劇させて頂きました。
    寒い雨の日、カイロを全員に配ったスタッフ様のお心遣いに感激!


    漠然と知っていた学説発見までの道のり。博士を取り巻くひとびとの気持ちが丁寧に描写されており、じっくり物語に入り込めた2時間でした。
    科学で大体のことは証明できる現在とは、出産に対する捉え方もこんなに違ったのかと驚き。
    とめさんと高見先生が安定していて良かったです。

    ネタバレBOX

    素晴らしい脚本だったのですが、序盤の序盤から役者さんたちのセリフ噛みの多さに集中できませんでした。
    慣れぬ東北弁・ダブルキャストで大変だとは思うのですが…。
  • 満足度★★★★

    よかったです
    荻野先生の話はテレビドラマ版を観たことがありますが、舞台版は初めて。ストーリーは知っていても、やぱりいいですね。結構のめり込んでしまい、上演時間があっという間に過ぎちゃいました。どうでもいいことですが、個人的には診察室に置いてあった顕微鏡に注目。この時代に双眼式があったけ?商売道具なので気になりました。

  • 満足度★★★★

    心温まるストーリー
    たまごチームの回を観劇。

    産婦人科医師であり研究者でもある荻野久作氏が当時解明されていなかった排卵時期の研究結果を婦人科学会に論文を発表するまでの物語。
    不妊や多産に悩む女性を助けようとする医師の姿や、誰にも解明できていない事実を見つけ出そうとする研究者の姿が良く表現されていました。

    ネタバレBOX

    医師とそれを支える妻、不妊の女性と多産の女性、クリスチャンの助手と女性解放を支持する看護婦、同僚の医師が見事に関わりあってすばらしいストーリーになっていたと思います。

    役者の皆さんもそれそれの個性でうまく役を演じられていたと思います。矢吹さんの母役は意表を突かれましたが良い配役でしたね。白土さんは丁寧な演技で好感が持てます。
  • 満足度★★★

    あつかった
    場内がやや暑かったです。
    物語の起伏が乏しいように感じました。

  • 満足度★★★★★

    勉強になりました!
    難しい内容なのかなぁ?と心配してましたが、分かりやすく面白かったです。
    セットも衣装も素敵でした。
    研究や妊娠、出産に対しての周りからの意見の違い…どれも正しい気がするし、自分ならどうするだろう?と考えながら観てました。

    最初の、お見合い相手と勘違いしていくシーンがお気に入りです。

  • 満足度★★★★

    進歩
    チケットプレゼントにて鑑賞。飯島早苗の作品ということで見ようと思った。

    2時間超の作品だけど集中して観ていられた。演技にもう少し明暗というメリハリがあると良かった。

    ネタバレBOX

    パンフにあるように、荻野久作が「荻野学説」を発見するまでを描く。

    荻野の学者・医者としての悩みだけでなく、女性の抱える永遠の命題に触れる。100年前の新潟が舞台ということで、感覚・認識の違いがあるものの、現代に通じる内容。結局、解決とかいうレベルの話でなく、生命の誕生(命を生み出す)という現象に真正面から向き合わなくてはいけないということろが重い。

    とめ(小鉢)が(妊娠は)神様からの「授かりもの」という観念から、荻野の意向に反対する箇所があったが、安直に、使い方次第なのではと思ってしまった。「授かりもの」という言葉で納得できるものなら、逆に悩まずに済むけど、納得できないだろうなと。ここらへん含め、面白い話だった。
  • 満足度★★★★

    あたたかい
    まず、受付でホッカイロをいただいてその気づかいにあたたかくなりました。
    ありがとうございます。

    お芝居の中身も、あたたかかったです。
    全てにおいて「真面目な人たちが一生懸命」な様子に、ドライアイ気味の私もウルッときました。
    女性たちが、みんな健気でよかった。

    ネタバレBOX

    唯ひとり、真面目とか健気とかと遠いところにいた高見先生、ワタシなぜか悪い人だと思って見ていました。
    荻野先生が月経と排卵の周期に気付いて興奮して助手と一緒に確認し合っているあの場面、ドアの向こうで聞き耳を立てている高見先生が「論文を盗むんじゃないか?!」とドキドキしました。すみません。
    外科と産婦人科は違うしついてる教授もいるのにそんなことはあり得ない、といわれたらその通りなんですがね、でもなんかわざとらしいパフォーマンスとかが悪人っぽかったんで、妄想しちゃったんですよ~(汗)

    結果的に、みんないい人でよかった。
    高見先生がフェミニスト看護婦とくっつくというのは解せないけれど、ほっこりした良いお話でした。

    全然関係ないけれど、最近は「できちゃった婚」じゃなくって、「さずかり婚」って言うらしいですね。
  • 満足度★★★★

    真面目で面白い
    妊娠法であり、避妊法である荻野学説が発表されるまでをとても真面目に面白く描いていました。観ておいて良かった名作です。

    ネタバレBOX

    これまでは偶然の差配に悩まされていたことが、これからは自分の意志決定に悩まされることになる、重たい言葉です。もちろんオギノ式が全てではないと思いますが、できちゃったから予定が狂ったとか言い訳できていたものが、それで心の安泰にもつながっていたものが、自分で決めたことでしょ、他人のせいにしないでよと迫ってくる訳ですから。

    研究者であり臨床医である荻野久作医師に、子どものほしい人、要らない人、妊娠しやすい人、しにくい人、子どもを産むことをコントロールしたい女性解放運動家の看護婦、できた以上は産むべきだと考えるアーメン医者の助手など、全ての立場の人が絡んでいました。

    このように全ての場合分けを押さえていましたが、あまり完璧すぎるのも出来すぎの嫌いがあるかなと思いました。
  • 満足度★★★★

    いい話
    サンプル数の少なさ(自分だけ?まさかね~)にちょっと驚いたけど、患者の話をよく聞くことは医者にとって大事。研究室に籠もっていたら生まれなかった学説だと思う。荻野先生だったら現在の体外受精やら精子バンクなどのことをどう思うかな。

    ネタバレBOX

    女性陣がとてもよく時代を表現していたと思う。但し看護婦さんのスーツのスカートは短すぎる。男性は医者だから今とあまり変わらないか…?
  • 満足度★★★★★

    神の領域に踏み込んじゃった人
    江戸が終わって、政治社会経済だけでなく医学や思想も激動だった時代の一瞬を見事に切り取っていたと思います。この劇団はコメディが主で、この作品のようなものは番外編だそうですが、いつものファルスに負けず劣らずの本気を感じました。

  • 満足度★★★★

    いい脚本ですねぇ・・・・・・
    有名な「オギノ式」学説の確立にいたるまでを描いたお話。つくづく脚本のよさを感じさせる、暖かくてじんわりくる仕上がりになっていました。人間が受胎をコントロールすることの是非についても説得力があり、脇役としてクリスチャンの助手と女性運動家の看護婦を配した意味がよく分かった。そえぞれのキャラが明確で、コメディというのではないが、とても楽しめました。ただしいくら初日にしろ、ちょっと台詞噛みすぎでは。やはり緊張感が失せてしまいますね。演技が達者な劇団というイメージがあったのですが、連鎖反応とは恐いものだと思った。でもいい劇ですね!明日からはいい舞台になりますように。

このページのQRコードです。

拡大