スマイルマミー・再生 公演情報 スマイルマミー・再生」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    無題191(仮)
    18:00受付、18:30開場(チケットに番号がないものが先、次にチケットの番号の順に、34番だったけど開場時間にいない人が多かったのかすぐ入場)、最初、中央より左側にしようとしましたが、上手側にソファのセットを発見、ここで座って芝居だと見えないと思い、右方の座席にしました(ここでよかったです)。帰りに前作「ともしび」DVDを購入しようと思っていましたが、売切れでした…

    ネタバレBOX

    海が近づけば潮の香り、森の奥に分け入れば木々の香り、砂漠では焼けた砂の香り。劇団芝居屋、幕を開ければ、他でもない、そう芝居屋の香りです。前作より舞台が近く、ソファは目の前、わかりやすいお話し、それはゆったりと、芝居に自分の身を任せることができるということ。照明や、外から聞こえてくる様々な音、横断歩道の信号、車が走る、ドアが開く、鍵を開ける、青が点滅し赤に、陽が落ち、夜明けが訪れる、人は泣き、悲しみ、嘆き、憤り、心の声を抑え、心情にかられ、大切なことを思いだしまた涙する。相手を大切に想う心ですね。

    普段は見せない「自分」、気づいているんだけど隠そうとしてしまう「自分」、それが周りの人々の温かさでゆっくりとけてゆき、涙になって流れだします。
  • 満足度★★★★

    ほろりとしたり、笑ったり・・・
    人間の営みが正常であってもいろんな問題は起こるもの。まして親子は解り合えてるのに変なわだかまりがあったりして、素直になれないことも。でもやっぱり血のつながりはすごいよね。何年も間が空いたって愛情に変わりはない。ましてこんな時代、大切にしたいよね、思いやり。いつも劇団芝居屋は温かな気持ちにさせてくれる。

  • 満足度★★★★★

    やっぱりイイ!
    父と息子、母と娘。
    どこの家族にもいろいろあるんです。今回も泣けました。
    芝居屋さんは、暖かくて、わかりやすくて、ホロッと泣ける、
    安定した劇団です。良かったぁ。

  • 満足度★★★★

    心地よさが魅力です
    題名通りの母の笑顔が印象的で、再生できる喜びに溢れた、ベタだけど安定した人情劇。解りやすいので、キャストに感情移入と親近感もわき、心温まる物語で、心地よく楽しませてもらいました。
    葛藤するだけの主人公や、重たい意味の単語を提示するだけの劇団は、たくさんあるが、私は苦手。芝居屋さんの作品は、人情の温かさや有難みを、ほのぼの感じさせてくれるのが魅力。やや大げさに感じてしまう部分は否めないが、解りやすくハートウォーミングな作風は、貴重だと思いました。

    ネタバレBOX

    立花(母範子・永井利枝さん、娘恭子・増田恵美さん)が、切り盛りする便利屋『スマイルマミー』に、舞い込んでくる仕事や、そこで働く従業員の抱えている事情は、現代ならなんだろうなと思いました。
    社長であり母である範子(永井利枝さん)の皆を見守る笑顔が、とても温かくて良かったです。まさに、店名『スマイルマミー』通りと、思いました。

    バツイチ子持ちや、父との確執等、壊れた家族関係を抱えていた従業員達も、立花便利屋に勤めていたからこその、明るい光が見えてくる再生感が良かったです。

    見るからにヤクザの岩村善三(増田再起さん)は凄みのある怖さでしたが、サングラスはずした時や、息子の話をする笑顔の優しさ、さすがでした。

    範子の仕掛けによる、孝雄(家村幸成さん)と父との再会も、便利屋ならの粋な作戦だと思いました。ある意味、孝雄は騙されるのだが、それも二人の為で、あの作戦だから、二人の溝も埋められた素敵なエピソードだと思いました。
    孝雄の心情表現、とても良かったです。

    立花家の母と娘の会話聞いていると、私も素直に母に感謝するのですが、、、現実は、プチ口ゲンカが日常な我が家です、、、すみません(笑)

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