実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽、金木犀 sideを観劇
CoRichでは好みの異なる皆さんが揃って大絶賛、そして謎の会場Half Moon Hallである。これは行かないわけにはいかない。いやあしかし、個人で地下にこんな施設を作るとは!この十分の1で良いから音楽用の地下室を作りたかったなあ。
…などと演劇とは関係ないことに心を奪われてしまった。そして、こんな気持ちを振り向かせるようなインパクトをこの舞台は持ってはいなかった。ストーリーはありきたりと見るか普遍的と見るか、私は前者。毒がないのが良いと見るか物足りないと見るか、私は後者。歌唱も普通の印象だった。マイクを使うと目の前の人の声が方向不明で聞こえてきて臨場感が失われるのが残念。
実演鑑賞
満足度★★★★★
金木犀side観劇。箱は思った以上に素敵で立派な建物で外側から見るより中に入るとかなり広く音が響くようになっている。
生演奏ありのミュージカルをやるにはピッタリの箱でした。
難しい問題だが、とても優しい世界に描かれていたのが良かったです。ミュージカル苦手でしたが、歌のパートに自然に入るので心地よかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/07/02 (火) 14:00
この会場は本当に住宅街の中の私邸の地下にあります。お金持ちの人が趣味をはるかに超えたものを作っちゃったんでしょうか? ビックリ!の会場の中で、抜群の歌唱力と演技力、ピアノと木管楽器の生演奏、ポジティヴな物語という3拍子揃ったミュージカル作品を見ることが出来て、今日は充実した午後でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても良いステージでした。生ピアノ等の演奏や歌に引き込まれました。ストーリーは重めですが、暗い気持ちではなく、希望をもらえました
実演鑑賞
満足度★★★★★
元々はタモリと同じく「日本人がミュージカルなんて」などという偏見を持っていたというのに幾つもの段階を経て、やがてドハマりするほどの日本人ミュージカル俳優公演とも出逢って久しいのだけれど、まさか一般日本人の人生模様とミュージカルがここまで自然に融合するレベルにまで向上していたなんて!と、素直に驚いてしまう
多重介護を余儀なくされた青年と一人の女性(この女性もある問題を抱えている)の出逢い
息が詰まるほど重い題材でありながら、時にはしっとり抒情的に、時にはエンターテイメント性抜群の躍動感で楽しませるなんて、なんという異色作!そしてなんという傑作!としか言いようがない
ドラマ的にもテーマ(介護問題)と真摯に向き合った内容
過剰な表現でなくとも、精神障害を取り巻く避けがたい混乱や(充分な)介護というものがどんなに難しい事なのか鮮やかに伝わってくる
加えてこの難題を乗り切るための芯みたいなものを差し込む事も忘れていない
下北沢の民家エリアに位置する今回の会場、ハーフムーンホール
ひっそりとした洋館の佇まい、地下に降りていくと素敵アート空間が拡がっていてビックリ
天井も高く閉塞感は感じないし 照明、音響の設備も完全に備わって空調も程よく効いて快適
とても丁寧に創られた上質な公演に合い相応しい会場だったと思う
舞台スペースもたっぷり(両サイドで奏でるプレイヤーの見せ方も小粋)
生演奏と歌唱、まるで夕陽が差し込む中、柔らかい風が流れていった様でした
(金木犀sideを観劇)
実演鑑賞
満足度★★★★★
感想遅くなりました。一体感のある会場でのミュージカルとてもよかった。少し難しい、重い設定、内容だったと思うのですが、そんなに重くならずに楽しく心優しく見られました。歌も素晴らしく本当に優しい時間を過ごせたと思います。ありがとうございました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
土砂降りの中、お昼の回、「夕陽の丘side」を観劇しました。
こんなに近くていいのか!と恐縮する会場。
素晴らしい歌と演技、生演奏。小劇場で観れて感激!
POPなナンバーで盛り上がり、心の奥底に隠していた想いの語り歌に涙しました。
どんな家族にも起こりうる事象に、空回りするそれぞれの思いやりに突然現れた女性の事情が、ぐりぐりと胸をえぐってくる作品。
スーパー家政婦さんと混乱をチャラにする次男君。
助けてと言えない母二人と甘えん坊の長男君。
みんな心優しい人たちでした。
実演鑑賞
満足度★★★★
迷子は、道に迷った そのままの意味であり、心の迷い 人生の迷いでもあるような物語。
梗概は、説明にある通りだが、ストレートプレイに歌唱シーンを挿入し 敢えてミュージカル風にしたことに違和感を持つか否かで評価が分かれるかもしれない。自分は、前作「AIRSWIMMING-エアスイミング-」も観ており、この団体の特長と好意的に捉えている。
初めて行った劇場-Half Moon Hall-下北沢駅 徒歩数分にある豪邸の地下にあるホール、音響設備が整っているため 使用したのだろう。生演奏が心地良く響き 優しく包み込むようだ。当日パンフにオリジナルのMusical Numbers 16曲が紹介されていたが、それとは別に最初と最後は「家路」(ドヴォルザーク交響曲第9番第2楽章)が流れ哀愁が…。勿論それにともなって照明の諧調を行い印象付ける。
苦悩や悲哀によって自暴自棄に、そんな時に偶然出会った人の縁によって…。この人々の心情の衝突と寄り添いが物語の肝。物語はストレートだが、演出は舞台美術を始め音楽・照明といった舞台技術に工夫を凝らす。全体的に丁寧な創作をしているといった印象だ。
(上演時間1時間40分 休憩なし)【夕陽の丘side】6.30追記