DaReDa? 公演情報 DaReDa?」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
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  • 満足度★★★★

    実は受付の時点から物語が
    お得意の短編とそれらを結び付けるタテ軸的なストーリーというスタイルに一工夫加え、実は受付の時点から物語が始まって最後にそれが明かされるシカケが今回のキモ。
    次にオムニバス形式を演る時はこれを上回るサプライズを期待。

  • 満足度★★★★

    面白かった
    どのオムニバス形式の話しも面白かったです。
    しかし、あのベラはいかんでしょう(爆笑)

  • 満足度★★★★

    妖怪人間ベムは4人組みだったのか
    毎回色々な笑いのネタを提供してくれる同劇団。今回も、ユニークな設定で、笑いのテンションはドンドン高まり、妖怪人間ベムの物語で最高潮に達した、所までは良かったが、後半少々ネタの分かりづらいところもあったので、今回は★4つ。でも、あるストーリーの中にこれだけ笑い話を織り組むアチョ砂鉄氏の能力も大したもので、近い将来、妖怪人間ベムといった、TVアニメのみをネタにしたスパイスコメディーを企画してみたら、大うけ間違いなしだと思ったのは私だけ? また、今回は新谷さんがいつもの着ぐるみから脱皮し、表情豊かな素顔での登場に喜んだのも私だけ... またまた次作への期待が高まるね。 テッド・K

  • 満足度★★★

    楽しめる舞台ではあった
     10年続いた劇団ではある。軽妙なタッチとエンターテインメントとしての出来は、合格だ。随所に映画や話題になっている作品のもじりが取り入れられ、つか作品の美学なども散見される。展開は自然である。ネタばれを避けるために個々の具体例を挙げることはしないが、オムニバス形式によって、ショートストーリーが展開され、その底に流れているのは、探偵の仕事だ。芝居を見ながら、観客も推理をすることができる組み立てになっているので、適度な同化と異化が生まれている。
     口はばったいことを言えば、イプセンの”人形の家”以来の近代劇は、もはや、観客も単純に劇的世界に同調し、同化することなど不可能になった、という時代背景がある。チェホフでは、それが更に進んでドラマツルギーは解体する方向に進んだ。更にブレヒトによる寓意劇の異化効果の称揚を経て、ベケットに至ると最早、演劇は条理の成り立たない世界を描くことになった。そのような歴史を経て、我らの生きる現代、時間は、総て細切れにされ、最早、立ち止まって己の姿を振り返ることさえできなくなった我らの姿を、もっと辛辣に批判できるような高い志を持てば、更に良い舞台を目指すことができよう。それなしに、スタニフラスキーの演劇論の悪しき解釈で俳優修業をしても始まらない。

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