満足度★★
私には良さが分からなくて・・・
こちらもすでに公演の様子は書かれておりますが・・・
びっくりしたのは、初めは水を張ったプール(?)足を浸していただけ
だったのが、次第に、水の中で寝転がったり、横になったりし始めたこと。
となると、ずぶ濡れのはずなのだが、その割には起き上がっているときには、
さほどずぶ濡れ感はなかった。
ただ、私も、なぜこの演劇を、プール中で、
ずぶ濡れになってやる必要があるのか、正直理解できなかった。
満足度★★★
もう少し
水を張ったプールを舞台にして、3役を2人で演じるなど感覚的には面白いのですが、話自体はありきたりで、ちょっとインパクトが薄かったです。もう少し話を練ってもらえたなら。元ネタの歌を知っていると、違ったのかもしれませんが。
満足度★★
雨宿り
ストレートな公演を多く観ていると、時々感覚的な舞台にあたると新鮮ではある。冒頭のセリフのシンクロ(水だけに)に音楽が被ると(水だけに)聞き取れないもどかしさはある。切ない恋物語って感じですか。
無責任なことしか言えませんが
とても素敵でした。
気になったことをいくつか。
音、光、言葉、身体が噛み合いきれていない印象を受けました。
このコたちを噛み合わせるための接着剤は多分「空気」「雰囲気」「ムーディ」みたいなものだと僕は思っています。
その接着剤が足りなかったので、いくつかのことが気になったのだと思いました。
もう一つ気になったのはセットです。
これに関しては本当になんとなく思ったことなのですが、あのセットだと役者さんたちにとって空気を充満させにくいのではと思いました。
プールが狭いのと客席が近すぎた気がしました。
繊細なものを表現しようとしているのかなと勝手に思っていたのですが、繊細なものを出したいのであれば、もう少しそちらのやりやすいワガママなセットにしてもいいのではないでしょうか。そのワガママが観客への最高なものの提供につながると思います。
他人が近すぎたら繊細なものは出ないと思います。繊細なんだもん。
長々とすみません。
本当に素晴らしいものをみせてもらいました。
ありがとうございました。
満足度★★
好感のもてる劇団だが
暑い中、劇場に辿り着くと、麦茶を出して頂けた。
こういったサービスは、とても嬉しい!
受付も誘導の方も丁寧な応対で好印象!
期待して観劇したが、個人的には、正直まだまだな印象だった。
あとはネタばれで。
満足度★★
まだ青い
男女の三角関係と姉妹愛を綴った物語だったが、全体的に繊細な心の描写を表現したかったのだとは思うが、結果的にインパクトがなく、観客に訴えるものがなかったよ7うに感じた。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
無題82
相変わらず体調が悪いなか、せっせと劇場へ足を運びます。邦楽ロックには無縁(99.95%洋楽)なので、始まる前にかかっていた楽曲も知らないものばかり。開場時間の少し前から4F階段で待ちますが、人影がなく少し不安。ようやく開場、人当たりの柔らかい方が案内をしてくれます。えっと、暑かったでしょうとお茶までいただく。洗濯物を干してある(?)フロアをぐるっと回ると木造のプールとパイプで組まれたいつもの客席、席数は14だったか。フロアの2/3くらいを使った舞台。木の枠で作られたプール、内側は黒。外側には四方にタオルが敷かれています。プール内、奥には木製のテープル。ちょっとポンペイの噴水のようなかんじ。真上には空調、その風によるのか薄く張られた水面がさざめき、天井に反射しています。プールの外にはスピーカーが左右に2台。演出のコジマさんの前説を受け、ようやく始まります。
追記①チケットがいいです。水に滲んだようなタイトル(黒)と手をつないだ細い腕(水色)。
追記②(9/6)「生きている=水っぽい=やわらかい=しなやかに動く」。『生物学的文明論』本川達雄著。今日、読んでいてこの公演のことを思いました。
満足度★★★★
私は好き。
ふたりの声のトーンがそれぞれ違っていて、言葉の重なる感じや、追いかける感じ、そして呼びかける感じ。
音楽よりも水の滴る音や弾ける音の方が、印象に残っている。
名前を呼んで欲しいなって思った。
名前を呼んで。
優しく、柔らかく、強く、確かに。
満足度★★★
なるほど。
こういうじっくりと魅せるお芝居もいいもんです。
狭い会場の真ん中に水のステージで2人の女優さんが3人をそれぞれが演じます。淡々と進められる日常。
笑えたり泣けたりするお芝居ではないので、会話を楽しむという感じでしょうか。
満足度★★★
優しく名前を呼び交す
様々な手法を用いて女性2人によって男1・女2人の3人のエピソードを優しい雰囲気の中に少しエロスを感じさせながら淡々と連ねた作品でした。
物語の展開はほとんどなく、説明的な要素を排しながら、3人のふざけあったり甘えたりする関係がその時その時を慈しむように描かれていました。お互いの名前を優しい声で何度も呼び合うシーンが素敵でした。
1人2役、2人1役、同じ台詞を合わせて/ずらして話すなど、役者と役の関係を客観的に見せる手法を用いながら、表現していることが主観的な内容で、そのギャップが興味深かったです。多彩な手法を使っている割には、その手法を用いることによってしか表現できない情感があまり伝わって来なくて勿体なかったです。
「演劇×邦楽ロック」を掲げながらも音楽が流れる場面はあまりなく、ここぞという所だけに使っているので音楽の効果が引き立っていました。
足の甲の高さまで水を張った3畳程度のスペースの中で演技が行われ、まるで水が存在しないように座ったり寝転がったりする、役者に負荷のかかる演出でしたが、濡れる身体や水の滴る音が印象的でした。水盆の周りに敷かれたタオルケットがビジュアル的にあまり綺麗ではなかったのが残念です。
照明は最初と最後に暗くなる以外はずっと同じ状態の明かりでしたが、波立たせた水面を水平方向から照らしたり、色を用いたりして水の存在を活かして欲しかったです。