雨に紅花 (無事終演いたしました!) 公演情報 くロひげ「雨に紅花 (無事終演いたしました!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題82
    相変わらず体調が悪いなか、せっせと劇場へ足を運びます。邦楽ロックには無縁(99.95%洋楽)なので、始まる前にかかっていた楽曲も知らないものばかり。開場時間の少し前から4F階段で待ちますが、人影がなく少し不安。ようやく開場、人当たりの柔らかい方が案内をしてくれます。えっと、暑かったでしょうとお茶までいただく。洗濯物を干してある(?)フロアをぐるっと回ると木造のプールとパイプで組まれたいつもの客席、席数は14だったか。フロアの2/3くらいを使った舞台。木の枠で作られたプール、内側は黒。外側には四方にタオルが敷かれています。プール内、奥には木製のテープル。ちょっとポンペイの噴水のようなかんじ。真上には空調、その風によるのか薄く張られた水面がさざめき、天井に反射しています。プールの外にはスピーカーが左右に2台。演出のコジマさんの前説を受け、ようやく始まります。

    追記①チケットがいいです。水に滲んだようなタイトル(黒)と手をつないだ細い腕(水色)。

    追記②(9/6)「生きている=水っぽい=やわらかい=しなやかに動く」。『生物学的文明論』本川達雄著。今日、読んでいてこの公演のことを思いました。

    ネタバレBOX

    どのような様子だったかは他の方のコメントにあるとおりで、2人の女性が同じ言葉を話す、ずらしながら話す、途中で役割を代え、ときには同じセリフを繰り返す。プールの外を歩く、内側を行き来する、横になる、座る、微睡む。役者さんはずぶ濡れになります。なにか水が空気のようにもみえてきます。どのようなお話しなのかなかなかわからないお芝居・・・今までは単に「アワない」の一言で片づけてきましたが、今日は、なぜか退屈することなく、眼をそらすことなく観劇することができました。お二人の爪が真っ赤なことを除くと、外見上共通なところはないようです。もう少し時間をおいてみないとうまく整理できません。一旦、ここまで。

    プールの周りのタオル、黒でそろえた方がいと思います。そこもプールの一部ということで。ホントはこういったお話、作家の方や演出の方のお話を聞けるといいなと思いつつ会場を後にしました。

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    2011/08/12 23:41

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