テノヒラサイズの人生大車輪2011 公演情報 テノヒラサイズの人生大車輪2011」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★

    イスの使い方お見事
    7人の関係性がもっと複雑に絡んでるのかと思っていたが、判明したときの関係性は少し物足りなかったかな。
    ただ、面白かった事は確かですし、舞台上イスしか無いのだが、それを小道具で使ったり場面表現で使ったりはお見事でした。

  • 満足度★★★★★

    期待以上
    初見の劇団でしたが、今回も関西の劇団にハズレはなかったです。なぞ解きサスペンスの要素もあるヒューマンコメディ(ちょっとシュールでSFも入っているだけど)、期待以上の面白さでした。小道具はパイプ椅子とロープくらいしかないけど、ホントに見事な使い方。また観に行きたいです。

  • 満足度★★★★★

    大成功
    千秋楽の劇場はたくさんのお客さんが来られてました。
    そして、お客さんの反応もよく、小さなお子さんの笑い声もよく聞こえてました。
    本当、世代に関係なく、純粋に楽しめる、素晴らしい作品でした。
    何度見ても、声を出して、笑っちゃいました。
    最後のダブルコールはちょっと感動しました。

  • 満足度★★★★

    初見
    いや~、勘が当たってよかった!!ホント、面白かった。笑いのセンスがいいね。舞台上にはパイプ椅子のみというシンプルなセット。地下室で閉じ込められているんだからそれはいいと思った。しかし、椅子があれほどに変化するとは・・・お見事である。笑いもたっぷり盛り込まれており、観てよかった、といえる作品だった。ただ、チラシからはその面白さが伝わってこないので、観るまでは賭けだった。

  • 満足度★★★★

    七人の独白と小道具の七変化
    どこかわからない一室に閉じ込められた七人の物語。

    七人の独白と七変化する小道具で物語が進んでいきます。推理を楽しみながらそして予期せぬ結末へ

    ネタバレBOX

    なぜ監禁されたのか、どうやって脱出するのか、誰がやったのか。閉ざされた空間で誰も信じられず疑心暗鬼の中、何とか答えを出そうとそれぞれの監禁に至る心当たりの秘密を語りだします。
    この中に犯人がいるかもしれない。共犯がいるかもしれない。4人のうち3人は確実にうそをついている。自分だけが被害者かもしれない。など緊縛した心理状態が続き、観客を引き込みます。

    各人の秘密は笑いあり、悲しみあり、人生への示唆ありでそれぞれ意義がありますがその時点では何の関連性も見出せません。最後にヤクザの下っ端が自ら犯人であることを明かし、難病の女性との結婚と死別を語り、そこで全ての話が笑いと納得感と共につながっていきました。楽しめる脚本でした。

    演出としてはパイプ椅子を舞台セットや小道具として利用するアイディアはとても良いですね。特にジェットコースターは面白い。見た目も動きもそれらしく表現されていて観客へのインパクトは大きいと思います。

    また警察官がUFOに連れ去られるシーンは表現が巧みでした。役者さんの動きと照明が見事に組み合わさって本当に引き上げられているかのようでした。

    次回も東京での公演を期待したいですね。
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    <備忘録>

    別れさせ屋の中島は依頼通りに男を別れさせるべく活動しているうちに、自分と趣味が会い自分を理解してくれるその男を好きになってしまう。元々の彼とも別れてしまう。だがその男も別れさせ屋だった。男も中島を好きになるが、お互いに作られた人物を好きになっていた愛の整理屋は、偽りの愛に踊らされ、自らの愛を壊してしまった。

    島本は、正義と友情の狭間で悩むが正義を取り、友や仕事を失ってしまう。

    ホステスの山下は、小さい頃父に捨てられ、母に先立たれ、親戚を転々とするも不幸の連続で、働いてもアル中になり、事件を起こしヤクザに追われる身となる。そんな所を腹違いの弟が救ってくれた。だが交通事故で失ってしまう。

    警察官の山田は宇宙人にさらわれ、帰されるが誰も信じてくれない。警察署では閑職に追い込まれてしまう。

    役者は、子供の頃先生から貰った言葉のお礼に、亡くなった先生の、引きこもりの息子を救おうとする。主演映画でメッセージを伝えようとするが息子もこの世を去ってしまう。

    ヤクザの下っ端は、難病の女性と結婚するがすぐに先立たれてしまう。二人の思い出に影響を与えた5人に感謝を伝えるために、占い師のアドバイスを受けて今回の監禁劇を企てたのであった。
  • 満足度★★★★★

    楽しめた
    当日券狙いで早めに劇場に行ったが、座席はまだまだ余裕ありでよかった!
    期待を裏切らない面白さだが、最後は一挙に謎が解けちゃうのね。伏線が徐々につながっていくって方が好みではあるのだけど。

  • 満足度★★★★

    とにかく楽しめた!!
    個人的には、とても楽しめた!
    劇団初見であったが、笑いだけでなく、ホロリとするところがあり、
    very good!
    関西の劇団であるが、また東京に来てほしいと心から思った!!
    次回作品も観劇したい!!

    ネタバレBOX

    全員にスポットが当たる構成、イスを使った演出は見事!
    観劇していて観客を飽きさせず、惹きこむ力は凄い!!



  • 満足度★★★★★

    椅子だけで?!
    なんだかシンプルな舞台だなと思い、まぁ地下室設定だしこんなものかと納得していたところ・・・パイプ椅子だけで色々な場所を表現をしていく光景はすばらしい!私の目には現実に見えましたよ(笑)
    あっとゆーまの90分。笑笑笑笑あり(面白かったってことです。)ところどころホロリとくるとこもあり脱出劇の結末観れてよかったぁ☆

  • 満足度★★★★

    観てきました!
    昨年観たテノヒラサイズ。
    昨年同様「テノヒラサイズの人生大車輪」を南大塚ホールで観劇しました。
    役も一新し、客演さんも3人もいて、前作とはまた雰囲気も違って、新たな作品として見ることができました。

    ネタバレBOX

    なぜか地下室で椅子に縛り付けられる7人の男女。
    自分たちはどうしてここにいるのか、どうやれば出られるのか?
    それを模索していく中で、互いに自分が監禁されるような理由を話し始める。
    でも、それらを総合していくと、1人の男の感謝の気持ちと1人の占い師の思いつきにたどりつくのだった。

    昨年、池袋演劇祭2010優秀賞を受賞した本作品。
    派手な衣装もなく、セットもなく、パイプ椅子を自由自在に操るという一風変わったお芝居だけど、無駄なものがない分、役者さんの演技力が重要になっているなあと思いました。

    ラスト、1人の男の感謝の気持ちが出るシーンでは、とても感動することができました。

    人が生きていく中で、当事者に直接関係ないように思えても、実はうっすらと関係性があることもあって、それは、自分が生きる糧でもなんでもないんだけど、誰かに影響を及ぼしている可能性もある、それがいい方向に影響しているといいなあと思いました
  • 満足度★★★★★

    地下室から
    とても 面白かったです。

    また観たいなとか思うような舞台でした。

    ネタバレBOX

    最後には 晴れた空が広がって見えるような気もしてしまいました。
  • 満足度★★★★★

    文句なしの面白さ!!
    パイプ椅子の使い方がお見事!変幻自在、素晴らしいアイディアで「山」にまでなるとは思わなかった。
    脚本もしっかりとしていて全く無関係と思われる人々の人生が見事に繋がって気持ちいい。
    笑いのとり方も心得ていて、テンポが良いので多少強引な設定も勢いで笑いに変えてしまう。
    結末が分かった上で、もう一度観たいと思った。

  • 満足度★★★★★

    お見事です!
    椅子だけを使っての見事な舞台設定。それぞれの人物設定と性格の表現力。バカバカしく突飛ではあるが,妙に落ち着き,大笑いを誘い,最後は何故か納得してしまったストーリー。どれをとっても満足できる舞台でした。3月11日,前公演中に地震があり,面白くなってきたところで芝居は中止となり,スタッフさんの対応の適切さが印象には残っていますが,芝居としては最後まで観れずモヤモヤ感が残っていました。しかし,今回,この公演を観て,モヤモヤ感も払拭されました。最後まで観れてホント嬉しいです。東京には3度目の進出とのことですが,次回も楽しい芝居を作り,東京公演を打てること,期待して待っています。

  • 満足度★★★★

    「テノヒラサイズの人生大車輪2011」
    面白かった!冒頭こそコテコテの大阪コントかと思って引いてしまったが、登場人物の過去を振り返るシーンが始まると、そこに描かれた人の喜びや悲しみと、椅子を使ったフィジカル表現に、ぐぐぐっとひきずりこまれた。これは見て損の無い作品だと思った。

    ネタバレBOX

    各キャラのエピソードを観ながら、これをどう収拾するのかなと思っていたが、そうくるかとうなった。
    しかし、最終的に宇宙連合(だったかな、銀河連盟だっけ)に入れてもらえたのかが、すごく気になる。
  • 満足度★★★★

    傑作再び
    チケットプレゼントにて鑑賞。

    改めて鑑賞し、やはりできた話と再認識した。笑いと涙、前向きなテイストと、ツボを押えた良作品。次回作品への期待が高まる。

    ネタバレBOX

    脱出劇の中で語られる7名の人生が、最終盤で1点に収束するストーリー。タイトルの「人生大車輪」から連想できるような、歯車がガッチリ組み合った話に内容知ってても唸ってしまう。
    ヤクザと俳優の話が好き。宇宙連邦のくだりは、前回より今回の湯浅演じる刑事のほうがコミカルさがあがっていた。
    ラストの宇宙連邦ネタで〆るのも、重くならず、(ヤクザの話の)暖かな気持ちを保ったまま会場をあとにできるので好き。

    ・刑事(湯浅)‥宇宙連邦からの加盟申し出を断ってしまう。
    ・営業部長(川添)‥ハマチを本マグロと粉飾している会社を内部告発し、職と友人を失う。
    ・別れさせ屋(田所)‥別れさせ対象者に本気で恋するも、相手も別れさせ屋で失恋。
    ・俳優(郷本)‥恩師の子を励ますため映画の主演をはるも、その子は餓死していた。
    ・ホステス(稲野)‥貧乏くじを引き続けるアル中。腹違いの弟と再会するも事故で死別。
    ・占い師(物部)‥歯車占い師。木内と知り合う。ヤクザの娘に似ている。
    ・ヤクザ(木内)‥組長の娘と恋するも、娘は不治の病で死別。今回の監禁は、彼のみんなに対する恩返し。
  • 満足度★★★★★

    教材にも是非
    学校の道徳の授業などで、教材としても最適なメッセージでありました。

    つなぎとイスで全国を飛び回れるのも強みではないでしょうか!

  • 満足度★★★★★

    完成度の高い名作コメディ。
    三度目の再演というのがうなづける完成度の高さ。まずは本が良くできている。一見ばらばらなしかも荒唐無稽な話まで含めて、最後に見事にしかもロマンチックにまとめられている。大笑いしながら感動してしまった。

    またひとりひとりの役者が本当にうまい。劇中劇を含めてひとり何役も担当するのだが、それぞれが全く違う演技でしかも魅力的である。

    これからもどんどん東京にきて欲しい劇団だ。

  • 満足度★★★★

    テンポが良かった!
    再演を重ねているだけのことはあります。テンポがいいのと、小道具の使い方が素晴らしいのに感心しました。

    ネタバレBOX

    背もたれと座る部分がプラスチックでできた軽いパイプ椅子を使ったパフォーマンスは秀逸でした。ジェットコースターやモーターボートなどなど本物そっくりに見えました。通風孔を通るシーンも体力を使っていて面白かったです。

    新薬開発に結果的に協力して20数億円の大金を得た男が、その経緯に偶然関わった人たちを一ヶ所に集め、そしてその人たちは挫折して覇気が無くなっているのですが、スリルを味あわせた後に恩返しのために例えば1億円ずつお金を渡そうとした大規模な企画の物語です。

    はまちを本マグロと呼ぶだけのローカルルール的な話は考えさせられますが、ズワイガニとは全く異なる安っぽい蟹をベニズワイガニなどと称している現実を見るとローカルルールでは済まされないと思いました。

    宇宙連合への加盟を断った刑事の責任は重大です。TPP問題の何倍もの重さがあります。

    ラスト、外へ出た彼らは地球を攻撃しているUFOを目の当たりにし、自分たちも光線を浴びて死んでしまう、それくらいシュールな終わり方がほしかったです。

    結ちゃん元気で何よりでした。本日は磯川デーでした。
  • 満足度★★★★★

    こんなにオモシロイ劇団なのに、東京でまだ認知度が低いのはもったいない!!
    最初っから最後まで大笑い!!

    役者陣が全員、技量がある!!

    今回の劇場が演劇“専用”の劇場ではないと思われるのだが、舞台が始まるとそれを全く感じさせないパワーを感じた。(役者、裏方共に。)

    日曜・月曜、暇な人、暇じゃない人も超おすすめ!!!

  • 満足度★★★★★

    なんでやねん!
    以前、『テノヒラサイズの誤謬』を大阪で観まして、それがもう面白くて面白くて・・・

    ちょ・・・

    なんやねんこれ、めっさおもろいやん!いやいや、とんでもないもん見せよるな、いやもうあかんて、ほんま笑えて泣けてきよる・・・

    となんだか合っているのかいないのか、よくわからないエセ関西弁が口からポロポロとこぼれ出るほどに感動し、そして圧倒されてしまったものですから今回、もう期待が口の端からヨダレになって流れ出るほど膨らみ溢れていたわけですが、しっかりとそれに応えてくれました。

    いやもうほんと最高でした。

    そのくせ客の入りがいまいちなものですからついつい『なんでやねん!』と叫ばずにはいられませんでした。もっとたくさんの人に観てもらいたいなと、感動を共有したいなと、そう思える作品でした。

    ネタバレBOX

    磯川家の物延結さんが出ていることを知らずに観始めたものですから、その姿を発見した時にとてもラッキーな気分になりました。

    それにしてもあいかわらずの椅子さばき、最高でした。

    ラストの盛り上げ方、好きです。

    銀河系連盟・・・連合?に入なかったことが非常に残念です。

    なんにしろ自分、これをおもしろいと思えない奴とは友達になれないなと思いました。
  • 満足度★★★★★

    笑った、笑った!
    地下室に監禁された七人の男女が脱出を試みるが、何故、監禁されることになったのか、その謎を探る為、それぞれが独白していくと・・・笑


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    7人の職業は、別れさせ屋、本マグロと偽ってハマチを撃っていた魚屋、占い師、刑事、暴力団の下っ端、元ホステス、俳優だった。彼らが監禁されるまでに辿ってきた人生を
    それぞれ独白しながら、なぜ、自分たちが監禁されなければならなかったかを、その回想に秘められた接点を探るのだが、一人一人の秘密の暴露が面白い。これらを数個の椅子を巧みに使って、ジェットコースターや山や、水上サイクルなどに見立てて見せる演出が素晴らしかった。

    結局薬局、彼らを監禁したのは、暴力団の下っ端だったのだ。彼が余命いくばくもない明美と出会えたのは彼らのお陰だと、その繋がりを説明し、お礼を言いたかったのだという結末。ちょっと無理無理こじつけた感はあるものの、何も監禁しなくても・・という彼らの疑問の中、人生に絶望していた恩人を、一種のショック療法でもって生きる気力を与えたのだという。笑

    コメディだけでは終わらない物語だったが、キャストらの動きから、相当、練習したように思える。7人のキャストの演技力は秀逸だったが、その中でもキャラメルボックスの稲野杏那の照明を利用した一瞬の表情の魅せ方が上手い。

    楽しい舞台だったが、このホール自体のキャパが広い為、空席が目立つ。客席に、「面白くなくても面白かったと声を大にして宣伝してください。」との泣きが入ったが、いあいあ、物凄く面白かったよ。

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