サヨナラ サイキック オーケストラ 公演情報 サヨナラ サイキック オーケストラ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
21-31件 / 31件中
  • 満足度★★★★★

    萱、石井、今村、ツボです
    今村さん、マジかよ、みたいな。ふつうにおもしろいなぁ、これ

  • 満足度★★★★

    ひさしぶりに
    面白いものを観させていただきました。
    安心する感じでした。
    特に大きな波もなく、定期的に小さな笑いをかすめ取っていく。
    良くも悪くもそのような雰囲気でした。
    こちらは完全に傍観者でした。
    「終わりの会」の考え方は好きです。
    どこへいってもノリを要求されるのは嫌いです。

  • 満足度★★★★

    無題99
    やっとここでみることができました。「ビルの屋上」という設定なんですね。小さなビルの屋上、ちゃんと塔屋もあります。エコなのか塔屋の上には緑鮮やかな植物が植えられ、その壁は淡い緑色、周辺の手すりも、色あせていますが緑。
    周囲にはビルがひしめいています。合板でできているのでしょうか、窓が丸く、四角く切り抜かれたビルが都会の雰囲気を醸し出しています。正面奥、やや上には月...はなくて「非常灯」が、これも緑色に輝いています。ここをゴジラが「ちょっと失礼」と言って横切っても不自然ではありません。そんな舞台セット。椅子はパイプ椅子。できれば柔らかい座布団を1枚お願いします。

    ネタバレBOX

    BGMからセミの鳴き声に変わって暗転...制服を着た女の子がこちらを見つめています。チラシの子、北川さんですね?エスパーで魔美というとどこかで聞いたような。

    お話は「説明」にあるとおり。映画でいうと、「アルマゲドン」か「ディープ・インパクト」か、98年。20XX年ということは、これから先のことなのか、少なくとも、地球に大規模な影響を与えるような隕石との衝突なら正確な時期、軌道の計算はできるのであって、通常は終末論がはびこり、世の中は大混乱。

    ところが、本物かニセモノかわからない自称超能力者+異星人が、地球を救うため、屋上に集結。ちなみに、たまにエスパーとなるお話では「不定期エスパー」というものがあります(眉村卓著)。透視、霊感、予知、念写、宗教、宇宙人。

    迫りくる隕石が肉眼でみえるのに、屋上は諦めでもなく、前向きにもみえる締めくくりで、記念写真におさまります。まばたきする間もない、ほんの一瞬そっと重ねられた手。こうするなら、隕石はないほうがよかった。他のお芝居でも(今村さんが)最後に手を重ねる場面があったけど、こんな感じにして欲しかったというのはないものねだりか…。ふたりの、いえ、屋上のみんなの「明日」を想いながら帰りたかったな。

    初めはお互いを避けるかのように離れて座っていたのに、だんだんと近いてゆく様がよくみえてきます。お話しの展開が上手、それを演じる役者さんも。最後には肩を寄せ合い、その表情はみな幸せそう。普段の生活では得られることがない、理解と信頼。


    個人的な願望:
    奥の背景に映像(マンガっぽく)で軌道をそれる隕石が映され、この場合、誰がいいかなアメリカ(やっぱりX-MENかな)でもいいや、超能力で危機が回避されました…っていうのが観客にはわかるようなエンディングがいいな。

    霊感主婦役の萱怜子さん「天守物語」にでていらしたんですね。

    今までいくつか「おまけ」をみましたが、今夜のはちっともわかりませんでした。ついでに、「おまけ」でも原稿読みながら間違えちゃだめだと思う。

    今村さん、先日、他のお芝居のアフタートークにいらしてました。なぜか惹かれるのです。ほとんど、今村さん出演=みにいこう。

  • 満足度★★★★★

    ★×20個。
    完璧でした。

    自分が好きなすべての要素が舞台上に詰まっていました。

    テンポの良さ
    会話のおもしろさ
    魅力的な登場人物達
    演じる経験豊かな役者達
    細部までこだわった舞台美術

    そしてなにより全体としてのストーリーのおもしろさ

    そうして観終わった後はやけに清々しくて・・・

    はぁ〜

    いやもうため息が出るほど完璧でした。

    素晴しかったです。
    絶賛です。

    自分が映画監督だったらすぐにでも映画化したいくらい素晴らしい作品でした。が、しかしまぁなにしろ自分ただのサラリーマンですので、そんな能力も資金もないわけですが・・・

    まぁそれでも資金さえあれば素人の自分でも最高の作品ができるだろうと、そう想像できるほどに完成度の高い、というか完成した作品でした。

    DVDが出たら絶対買いますから、
    その時はご連絡ください。

    ネタバレBOX

    それにしてもほんと・・・

    やってくれましたね。
    やっちゃってくれましたね。

    まずは素晴らしく魅力的な登場人物達を作り上げたことが勝因でしょうね。

    窓際族のさらに上を行く屋上長、カゼッタ星人、女の子の幽霊(?)、教祖、シスコン、DVを受ける霊能力者、ホームレス、ニセ超能力者・・・

    よく集めたものです。

    そして設定が地球最期の日ですもんね。

    そりゃもう完璧ですよ。

    いやぁ、
    ほんと面白かった。

    もっともっとたくさんの人に観てもらいたい、この感動を多くの人と共有したい、そう思える作品でした。

    あ、そうそう・・・

    台本を販売することになったら買いますから、
    その時はご連絡ください。
  • 満足度★★★★

    冒頭の空気を貫く力
    シチュエーションに対して、
    無理な空気をつくらず、
    冒頭からの空気をしっかり生かしたことで、
    作品から浮かんでくるものがあって。

    この集団の語り口を感じ
    惹かれました。

    ネタバレBOX

    巨大隕石が落ちてくるというなかで
    それを超能力でなんとかしようというところが
    素敵にとほほなのですが、
    その設定だからこそ描き得た、
    キャラクターたちの個性に不思議な実存感があって。

    超能力も虚々実々、
    怪しいものから現役の幽霊までが同じ空気のなかに描かれていく。
    そのなかで、演出も出演者も、
    冒頭の空気から飛躍せず、
    現れるものを踏ん張って現れるがごとく表現していく中で、
    それぞれの普段着の個性がしなやかに見えてくる。

    個性たちの自然体のすがたが
    醸し出す空気は
    冒頭とは変化しているのですが、
    その変化には物語の設定のようなあざとさがなくて、
    ふっと作品の仕組みの秀逸に気づくのです。

    自称宇宙人の青年はもう至芸の域、
    幽霊を隠す女子高生の
    ばれ方が可笑しくて・・・。
    でも、そういうべたさも包み込んでしまうような
    空間がしっかりと作られている。

    15minutesで名をはせた集団ですが、
    それとは別に
    彼らだから描きえる世界をしっかりと持っていることを
    証明した作品。
    企画の能力はもちろんのこと
    彼らが自らの創作のなかでがっつりと描き出す世界も
    もっとたくさん見たくなりました。

  • 満足度★★★★

    軽いノリで
    好感の持てる笑える舞台でした。何があっても楽しく幸せに過ごしたいね。アフタートークもおもしろく、気持ち良く帰りました。

  • 満足度★★★★

    あいまいさの中にあるやさしさ
    隕石が衝突するかどうか、募集に応じて集まった怪しい人たちに本当に超能力があるのかどうか、全てを徹底的に追及しないであいまいにしておく中に、ある種のやさしさが感じられました。

    ビルの立ち並ぶ都市の表現の仕方が良かった。チープな作りにしたことで、かえってあたたかみを醸し出していたと思います。

    初めて行く劇場で、あのあたりの土地勘は全くなく不安だったのですが、要所要所に係の方がチラシを持って立っていてくれてありがたかったです!

    ネタバレBOX

    欲を言えば、本当に超能力で隕石の衝突を回避して終わって欲しかったですが、カメラのシャッターが切られる直前に女子高生が環境省職員の手を握るシーンが超カワイかったので、私の解釈では、この作品はラブコメということにしておきます。
  • 201108261400
    201108261400@上野ストアハウス

  • 満足度★★★★

    絶妙なキャスティング
    「やっぱ中嶋康太は面白い本書くなぁ」と思う。
    女優陣が皆とてもいい。私的ツボは石井舞。
    後味すこぶるよし。
    ラストのあれをさらっとできるセンスは競泳の上野氏と同じものを感じる。
    ところで、竹内力出てたよね?

    ネタバレBOX

    シスコンじゃないけど俺も膝枕して欲しい。
  • 満足度★★★★

    今村部!
    Mrs.fictions今村さんが最後の最後に決めるところが一番面白かった! 

    大笑いするというよりはクスクス笑う、そんなユーモアを交えつつ環境省の人と自称超能力者達との会話劇がとても優しく、ほんわかした気持ちにさせてくれました。 それに加え、初日乾杯でお酒も入り、今日は良い夢見れそうです。

    ネタバレBOX

    ユリ役の萱怜子さん、初出はビックリするのですが似合いすぎていて凄くカワイイ。かやさんファン必見! 

    北川さん演じる魔美は、素性を隠す仕草がたどたどしい所がまた良かった! 

    ヤオイ役の石井舞さん、着物姿がステキです☆ 
  • 満足度★★★★★

    普遍的にしてリアル。
    世界の終わりを前にして、その時をどう過ごすか、今をどう生きるか。普遍的なテーマにして、今の日本では超リアル。隕石衝突という絶望的な日を描きながら、悲観的な雰囲気は全くなく、逆にコミカルな登場人物達が生き生きとしていて愛おしささえ感じる。それにしてもこのラストは・・・面白すぎる(笑) あの恋の行方がどうなるかが全く分からないし、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかさえ疑問(笑) いや、でも。たとえ地球がなくなろうと、幸せならいいのだと。そう思います。

    ※屋上周囲のビルのセットが可愛かったです♪

    ネタバレBOX

    地球の行く末も、恋の行く末も。地球が無くなってみんな死んでもハッピーエンドなんだなと思いました。あんな風に世界の終わりに自分は笑顔でいられるかなぁ。。そうありたいな。

    それにしても、カゼッタ役の方が面白すぎ(笑) アフタートークでは「普通の人」だったのでびっくりしましたw

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