愛しきボクラの夏休み 公演情報 愛しきボクラの夏休み」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.1
1-12件 / 12件中
  • 犬の人
    若い印象
    よくも悪くも


    でも、期待してたより楽しめました

    あの犬の役の役者さんが何者かが気になりました

    普通の芝居もするのかなあ〜

  • 満足度★★

    ・・・
    とにかく長く感じた。前説で上演時間は95分と言っておいて実際は120分を超えており、体感時間はそれ以上だった。とにかく話が進まず、話が転がったと思ったら小ネタシーンや回想でまた立ち止まり、と辛かった。横長の特殊な舞台だったが、ただその両端で会話をして、ときどき立ち位置を入れ替えるだけで、この形状にした意図がわからなかった。

  • 満足度★★★

    「夏」、つまり「あの夏の日の想い出」感にこだわってほしかった
    時間軸や場所を行き来する、結構大変な舞台だったと思う。
    それを見せるにはもうひとつ力が足りないように感じた。
    ただし、これは今の段階のことであり、若い彼らが、その意欲と若さで克服していくことは可能だと思う。
    それに期待したい。

    ネタバレBOX

    最初に思ったのは、「ボクラの夏休み」と題しているにもかかわらず、「夏」があまりキーワードになっていないことだ。
    卒業式後のエピソードを入れる必要があったのだろうか? もちろんそのほうが成立しやすい設定であるのはわかるが、「あの夏の日の想い出」に集中し、例えば秘密基地では、観客に夏草の強い香りが感じられるようにすべきではなかったのだろうか。要所要所に夏のキーワードを的確に挟みつつ。

    そして、脚本として複雑っぽく、面白そうな予感をさせるのだが、「面白く」にはなっていかない。

    それは、1つには、物語の軸がきちんと絞られていないことにある。
    結局、作家になった女性の恋話なのだが、その女性が主人公になっていかないのだ。所々で作家の物語であることが明かされるのだが、そこで念押しされても、彼女の物語になっていかない。
    彼女を中心とした、あの頃の仲間たちとの想い出話としても、誰が軸なのかがイマイチ見えてこない。もちろん、(回想シーンの)主人公は作家ではなく、彼女が恋した男性でもいいのだが、その軸がしっかりしていないので、物語が散漫になっていく。
    犬のエピソードも物語に収斂されていくわけでもなく、中心となる物語を飾る1つのエピソードにしては、扱いが大きいし、そういうエピソードが各所に散りばめられているわけでもない。

    また、「これは一体どういうことなのだろう?」というストーリー仕立てなのだが、それにしては前半の、興味の引き方が少々足りない。もっと観客を引き込むようにできていれば良かったと思う。後半になって、それぞれがつながっていることが明らかになるのだが、それを意識させるようなストーリーにしてあれば、つまり「軸」がしっかりしていれば、引き込まれ率も高かったのではないか。

    そしてもう1つには、役者がこの物語についていけていない感じは否めない。力の差があり、台詞を覚えて言っているだけ、の人が目立った。
    もちろん、いい雰囲気を持っている役者もいた。特にモモコ役の盛田千文さんは印象に残った。舞台に対する姿勢のようなものを感じたのだ。

    さらに、対面式の観客席で、舞台は観客席の間に長く引かれているのだが、こうする意味はあまり感じられなかった。というより、必要あったのか? と思ってしまうところに問題はなかっただろうか。

    それと、ちょっとしたブレイク的に挟まれる、ダンスやモノローグでの歩行シーンは、物語とマッチしていないように感じた。必然性がないと言うか。
    ちょっとカッコいいから、「今風の演出を盛り込みました」というように感じてしまった。
    特に、ぐるぐる歩きながら宇宙についてそれぞれが話すというのは、あまりにも『わが星』。しかも宇宙の話で、子、孫とか。あの舞台をリスペクトしているのかもしれないが、結局それが物語に活きてこない。単にその場だけだったように見えてしまった。

    もちろん、いい演出は取り入れて自分のものにするのは良いと思うのだが、それには「意味」が必要だ。形だけ取り入れても面白くなるはずがない。必然性があって初めて意味が出てくるのだから。

    厳しことを連ねたが、まだまだ若い劇団のようなので、若さと意欲と未来に期待できそうではある。

    つでに、もう1つあえて言うと、観た回は、観客の多くが劇団員の誰かの知り合いのようだった。ほとんどの観客が終演後に帰らず、役者たちを取り囲んでいる。そこに聞こえるのは「良かった」「良かった」の合唱。もちろん本心もあるだろうが、それだけを単に鵜呑みにしてはダメだということを肝に銘じてほしい。偉そうな意見だけれど…。
  • 満足度★★★

    結構楽しめました
    多少分かりづらくて、中途半端な感じもしましたが、ノスタルジックなお話は結構楽しめました。縦長の舞台配置は自分は特に気になりませんでした。以前この劇場でぬいぐるみハンターが同じような配置でやっていましたね(その時は一方の客席は池になっていたけど)。

  • 満足度★★★

    今後に期待したい!
    残念ながら、私の好みではなかった。
    公演時間95分、正直長く感じてしまった。
    しかし、私自身も面白かったが、対面にいる観客も一気に楽しそうな表情に変わったシーンがあった。
    このようなシーンが多くなると、個人的には評価が上がる。
    まだ第2回公演であるし、今後に期待を込めて、☆3つとしたい。
    あとはネタバレで。

    ネタバレBOX

    小説家の女性が、夢の中で好きな男性に告白するシーンが終盤あった。
    設定はありきたりであったが、効果音も使用し、とても愉快で面白かった。
    単純明確であったのが良かったのかもしれない。
    他のシーンは、設定が分かるまで時間を要したり、出演者が出たり入ったりドタバタ感があったような気がする。
    役者さんについては、個人的には、校長先生と小説家カップルが印象的であった。
  • 満足度★★

    物足りないカンジ
    これじゃあ、あの頃に思いをはせるなんてところまではいかないなぁ。

  • 満足度★★★★

    田舎のよさ
    田舎の良さってゆっくり時間がながれるところにある
    子ども時代の良さってのんびりした時間を過ごすところにある
    そんなほっこりした時間を過ごすことができた
    田舎から都会に上京した男と女
    小学生時代の物語と今の物語
    そこに生まれる純粋な純朴な恋
    それも全て作られたものであり、リアルなものである
    とにかく自然と顔がほころんでくる。あのころを思い出す。幸せな舞台。
    都会に疲れた人は是非!

  • 満足度★★★

    ハッピーエンド
    「靴とパズルと~」より面白かった。と言うより解りやすかったかなあ。時間軸も照明の違いで混乱しなかった。ただどうも挟み舞台は苦手。それと役者が端端で芝居するので見るのに疲れる。テニスの試合をサイドから見てボールの行方を右、左と追う感じ。

  • 満足度★★★

    なぜこの舞台セットでこの演出!?
    素舞台で、場所や時間軸もコロコロ変わって…という舞台は、
    それだけでも役者と演出の技量が問われるのに、
    今回は客席を巻き込んだ形の舞台で、更に、あの舞台と役者と客の距離。
    相当役者が上手くないと難しい状況をあえて選んだ理由が分からなかった。
    案の定、最後まで色んな事がチグハグなまま終わった感じ。

    役者陣は気持ちと動きとセリフがすべて噛みあってない、
    表面的な芝居をする役者ばかりで、
    きっとやってる本人たちは気持ち良いのだろうが、何も伝わってこなかった。
    また「ナチュラルな演技」という意味を履き違えてるような気がしました。

    出ている役者の技量も考えて舞台装置や演出も考えるべきかなぁ…と。
    本は面白いと思うので余計に残念。
    結果、演出家と役者の自己満足を見せられて終わった印象。

    ただ、その分、照明のキレイさは印象に残る舞台ではありました。

  • 満足度★★★★

    楽しかった
    劇場に入った瞬間、「おっ!」と思いました。モデルさんが歩く様な細長い舞台が、客席の間に入っていて、どんな話が始まるのだろうと、興味をそそられました。
    細長い分、左右に立って話されると、左右に首を振らなければならないので、少し見にくい部分もありました。けれど舞台上に動きが出たり、いつもの客席と視点が違うので面白かったです。
    「あぁ、こういう子居たなぁ」と共感しながら、観ていました。何だか、懐かしかったです。
    また、機会があれば観に行きたいです。

  • 無題48
    んー、ごめんなさい、私にはあいませんでした。会場を縦長に利用し、その両側に客席を設置。私は真ん中からやや奥のほうに座りましたが、役者さんが舞台の両端に位置するとどちらも視界に入ってきません。自然と台詞にあわせて顔を振り、目線を移動します。始まって20分くらいで疲れました。ですので、あとはまともに見ていません(まともにみなかったのはたぶん4作品目)。なぜこのような設定になっているのでしょう。縦長の舞台でないとできないことはなかったと思います。全員のダンスもお話とは関係ないですし。また、お話も作家の体験談なのか作品の構想なのかよくわからないまま進み、現在と小学校時代の描写が唐突に展開されるので視点が定まりません。小道具があるわけでなし、衣装が変わるのでもない。途中、しきりに何かを探したり、変質者が登場したり、刺傷事件があったり。そのたび、これってなんだろうという疑問ばかり大きくなります。演技もバタバタする部分が多く、結局は誰も田舎には帰っていないということ?創作の中の話ということで?

    サトミ役の森さんは笑顔がとてもよかったと思います。他の役者さんも悪くはなかったと思いますが、男性陣はもう少しというところ。ということで、脚本と演出があいませんでした。

    ネタバレBOX

    照明を工夫して、木漏れ日、夕暮れなどを表現していましたが。前述のように入り口で躓いたので「風景」が見えてきません。衣装も普段着っぼいので役柄とミスマッチかも。
  • 満足度★★★★

    好きっ!!
    この作品を見て前作含め
    私の受信アンテナが正しければだけど、方向が少し見えた気がする

    今回の話は
    とにかく
    好きっ!!

    あの空気も
    不思議な時間軸も
    現実も物語も

    深くないとも
    たしかに取れるけど

    私にはすごく深くて
    なんか
    幸せなのに
    少し切なくて

    キンモクセイ
    より
    蚊取り線香

    感じだった

    舞台の作りおもしろく
    出ハケは大変そうだったけど
    あの舞台の使い方はワクワクした

    今後も期待してます!

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