無題48
んー、ごめんなさい、私にはあいませんでした。会場を縦長に利用し、その両側に客席を設置。私は真ん中からやや奥のほうに座りましたが、役者さんが舞台の両端に位置するとどちらも視界に入ってきません。自然と台詞にあわせて顔を振り、目線を移動します。始まって20分くらいで疲れました。ですので、あとはまともに見ていません(まともにみなかったのはたぶん4作品目)。なぜこのような設定になっているのでしょう。縦長の舞台でないとできないことはなかったと思います。全員のダンスもお話とは関係ないですし。また、お話も作家の体験談なのか作品の構想なのかよくわからないまま進み、現在と小学校時代の描写が唐突に展開されるので視点が定まりません。小道具があるわけでなし、衣装が変わるのでもない。途中、しきりに何かを探したり、変質者が登場したり、刺傷事件があったり。そのたび、これってなんだろうという疑問ばかり大きくなります。演技もバタバタする部分が多く、結局は誰も田舎には帰っていないということ?創作の中の話ということで?
サトミ役の森さんは笑顔がとてもよかったと思います。他の役者さんも悪くはなかったと思いますが、男性陣はもう少しというところ。ということで、脚本と演出があいませんでした。