人間嫌い 公演情報 人間嫌い」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★

    まぁ
    ぼちぼちでんな

  • 満足度★★

    DVDで観劇
    DVDでたすいちさんの6月公演、「人間嫌い」観た。これはたぶん生の方がいいね。DVDだといまいち分かりにくい…。舞台セットは凄く惹かれた。

    http://twitter.com/#!/iwataka1325/status/133431629866741760

  • 満足度★★★★

    海外戯曲なのに、
    +1のテイストに仕上がっていて、躍動感溢れる劇で面白かった! アルセスト役の窪田裕仁郎氏とセリメーヌ役の黒沢佳奈さんの長台詞と動きに注目でした! 二人とも西洋人ぽいところがまたよかったかもしれませんね~

  • 満足度★★★★

    果敢な挑戦に拍手!!
    1月からの連続公演を全て観ているが、過去公演と比較すると、正直満足度はやや下がる。
    しかし、脚本・演出の目崎剛さんが敢えて自分の脚本ではなく、モリエールの作品に果敢に挑戦したことに拍手を送りたい!!
    そもそも12月連続公演ということ自体が有り得ない挑戦だと思うが、
    6月の折り返し地点でこのような冒険をするとは(笑)
    自分への課題として行ったものと推察。
    いずれにしても次回公演も楽しみだ!
    あとはネタバレで。

    ネタバレBOX

    他のレビューの皆さんの意見を拝見したが、どれも分かる。
    私の意見は以下のとおり。
    ・2200円という価格で、これだけ楽しめる作品は、なかなかない!
    ・目崎さんの演出は全体的に相変わらず良い!
     詩の朗読に、某アイドルの歌詞を使うという反則も素敵(笑)
    ・役者さんの芝居のバラツキが目立ったが、セリメーヌ役の黒沢さんは
     上手!!アルセスト役の窪田さんもなかなか(ちょっと噛んだのが残念)
     2人とも表情に感情がこもり、良かった。
  • 満足度★★★

    うーん、
    今回の台本は四万字を二万字に削ったということでしたが、確かにダイジェスト版という印象はありました。

    ネタバレBOX

    海外戯曲には海外戯曲のしゃべり方があるのかな、それとも古典だったからかな、独特のしゃべり方になりました。やはりそういう風になるもんなんですかね。それと全体にしゃべり急ぎ過ぎのように感じました。

    本音を言おうとした男アルセストの話というよりも、八方美人が故に破綻するセリメーヌの話のようでした。

    そのセリメーヌ役の黒沢佳奈さんは、目鼻立ちが顔の中心に集まるような秋吉久美子的愛嬌のある美人さんです。これからも楽しみ!
  • 満足度★★

    単調
    古典の台詞に呑まれてる。うーん、どうにも台詞が伝わってこなかった。
    きっちり準備期間を取って再チャレンジして欲しい。
    黒沢佳奈は及第点。やまとなでしこの松嶋菜々子みたい。

    ネタバレBOX

    アフタートークも声は張っていこう。
  • 満足度★★★★

    +1らしさ
    言葉が多く、理屈っぽい作品だが、十分に噛み砕き、+1らしくポップでかわいらしく現代的に表現。今回古典に挑戦したことで、次作への大きなステップになったはず。

  • 満足度★★★

    まだ未熟
    役者が良く噛み、かと思えば棒読みのキャストも居るで、新人公演みたいなナリだった。
    「人間嫌い」は、欺瞞に満ちた社会に嫌気がさして人間嫌いになる男の悲喜劇を描いた戯曲。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    世間知らずで頑固者のアルセストは、お世辞と欺瞞に満ちた社交界生活に我慢ならず、意のままの行動をしようとする。しかし、彼が恋に落ちた相手は、皮肉にもその社交界の悪風に染まった未亡人。相手にふさわしい態度をもって、相手に調子を合わせる女だったのだ。

    恋をしても、自分のすべてが受け入れられず、アルセストは俗世間との調和を欠き、恋にも敗れて人間嫌いになってしまう。このときのアルセストは、自分では自分ひとりを気高いものとしながらも、実は良識のあるものから見れば、ただ世間知らずの片意地張った者でしかない。

    美貌の未亡人セリメーヌとそのライバルともいうべき女友達アルシノエの言い争いは、露骨で辛辣さを極めていく。 そして、散々他人をいたぶってきたセリメーヌも、八方美人の手練手管がばれて、ついには追従者たちに愛想をつかされてしまう。                                 
    この戯曲は今でこそあまり奇抜な内容ではない。だからキャストらの秀逸な演技力なくして魅力はないのだが、その点で未熟さを感じた舞台だった。

  • 満足度★★★★★

    古典物でも高水準の出来上がりに
    実は、かくいう私も、生でモリエールを見るのは初めてだし、
    モリエールについて造詣があるわけでもない。
    ただ、今回拝見して、やはり何より面白かったし、
    時代のふるいに耐え、現代まで残ってるだけの出来のよい台本であると感じた。
    それを前回、短編で好演を見せた+1が、今回、長編かつ古典もので、
    どのような芝居を見せるか、興味深かった。

    私的には、やはり高水準で、出来のよい芝居であったと思った。

    ネタバレBOX

    社交界に生きる人達の追従、欺瞞、不正が日常茶飯事になっている中、
    男主人公アルセストは、極端なほど世辞・追従が全くできず、
    ある意味正義感が強いともいえるが、周囲とは当然激しい摩擦を起こしていく・・・傍から見ればやはり滑稽な人物であることには変わりがない。
    そして、そういう性格の彼がなぜか恋する女主人公セリメールは、
    逆に「典型的な社交界的人物」。
    そして、この二人の周囲には、多様な個性の強い人物が数多くいて、
    そしてこれら登場人物が大小様々の事件を引き起こしていく。

    このモリエール作品に、ある場合には必要と思われる、
    強い自己主張的表現や、長い台詞を言葉のリズムを有しながら話していくこと、
    それに間の取り方、などが、脇役陣を含めてしっかりしていて、
    それらを前提に、人間の弱さや可笑しさ、
    そして素晴らしさがしっかり織り出されていった舞台であった。
    私自身、やや疲れ気味だったので、1時間半はつらいかも、と思っていたが、
    実際はあっという間に観終ってしまった感がある。

    さて、素晴らしい舞台であったが、さらなる向上のためにということで、
    あえて私が気になったこととして、以下3点を指摘しておく。
    1 この物語では、男主人公は極めて非妥協的人物であるが、
    「結末部」の台詞などでは、若いのに諦めゆえの隠遁を決意してしまうし、
    また恋人への台詞なども含めて、
    極端な個性がやや緩くなってきたように考えることができるであろう。
    一方、女主人公は、「この時代の社交界としては極めて常識的」な生き方を
    していて、上手く立ち回っているのだが、やはり「結末部」では、
    やり口がばれてしまう・・・。
    そして、それまで気持ちを秘めていた脇役の位置にあった2人が
    結ばれることに。
    こういう、下向き、あるいは上向きの「ベクトル」が、
    もうちょっとくっきり出る演出ができれば、
    さらに印象強い舞台となったのではないだろうか?
    2 上述のとおり、脇役も含めて好演していたのだが、
    実は、「舞台に出てきて台詞が始まるまで」の間に、
    ちょっと存在感に欠ける人が何人かいた。
    台詞が始まってからは良かったのだが。
    つまりは、名俳優や名バレエダンサーなど、
    ある意味、突っ立っているだけでも、
    強い存在感とオーラのようなものが伝わってくるのであり、
    それは内面の思いとか、微妙な表情・所作から滲み出してくるものであるが、
    その辺もこれから考えて頂ければと思う。
    3 音楽というか効果音で、心臓の鼓動のような音を数か所使っていたが、
    その場面が内面の不安をことさら強調する場面とも思えず、
    私は少々違和感を感じた。

    ただし、これらの課題はあっったとしても、ポイント4.6~4.8位なので、
    四捨五入で5Pを献上しました・・・。
  • 満足度★★★

    たすいちがモリエールを!?
    たすいちは若手俳優の登竜門だ。いつも素敵な若手がたすいちの舞台で育っていく。

    劇団員窪田裕仁郎がようやく主役をつとめられるようになってきた。上手くて魅力的な役者に育つ可能性を持っている。今回ヒロインの黒沢佳奈が当たり役だった。小悪魔的ヒロインを独特の魅力で演じきった。

    たすいちはSFファンタジーを得意とする劇団。それを期待して観に行っているので、モリエールの人間嫌いと聞いて驚いた。しかし、きっちりとたすいち流に仕上げているところはさすが。

  • 満足度★★★

    4/12
    モリエール。17世紀フランス喜劇作家。知りませんでした。
    機会があれば読んでみたい。さらに+1の面白さが解るかも。
    今も昔も人の裏腹は同じ。面倒くさいと思うけど、だからと言って一人は寂しいしね。

    ネタバレBOX

    舞台中央に証言台かな?包み隠さず真実のみを語るところで、それこそ心の叫びの応酬は笑える。「人間嫌い」とあるけど正直な気持は「人間大好き」なんだろうと思う。

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