とのまわり 公演情報 とのまわり」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-17件 / 17件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    家族の終わりかたの煮え切らないこもごもが綴られた群像劇 お互い家族をお停めているのに、なんか終わりの終わりでよそよそしい変な感じが、あの結末で締められる なかなか家族愛を描くいい作品だった
    とてもいい作品だった

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても色々なことを考えるきっかけになる良いお芝居でした。いとうあさこさんが主演たったのでコメディ色が強いかなと思っていましたが、バランスのとれた暖かい感じのお芝居でした。優しい気持ちになれたいい時間でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    芝居全体を通してみると、コメディ感がプンプンするくらい匂うのに終盤の肝心なシーンでは観客の心をグッとつかんでくる何とも不思議な魅力に満ちた舞台。もし、自分が余命わずかだったらどうするだろうかと考えさせられた。やっぱりこういうシンプルでストレートなメッセージが一番観るものに届くのかもしれない。

    話は飛ぶが昨日、亡き奈良岡朋子さんのドキュメンタリー番組の録画を観ていたら、彼女の口から『芝居臭い』というワードが何回か出てきた。常々、芝居臭くならないように心掛けていたようだ。そういう意味では、役者が肩の力を抜いて芝居臭くない芝居を見せてくれたように思う。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初めての劇場でした
    面白い高低差のある客席配置でしたなぁ と感想
    さて 舞台は綺麗な白を基調した作りになっていて
    なんとなく手塚治虫アニメのような感じを受けました

    お話は説明通りですけどー
    従兄弟さんの扱いがとても楽しめて
    話も深い家族とかの関係を見せてくれて
    とっても楽しめた2時間の作品
    全席指定です

    ネタバレBOX

    いろいろとぶっちゃけますとー
    まぁ
    髪結いの亭主~みたいな~デス
    はい
    映画を観て無い方は ここから先は読まない様にー


    つまるところ
    繋がりが強過ぎて
    失うのがとても怖くなって逃げ出した手段が=
    いままでの人生を否定するような行動になったという事です
    今舞台は無事に和解をして家族に看取られて・・となるのですけど
    映画の方はーですのよ
    女性が主役で行動原理が同じでと
    重なる話でありましたわ

    ところで
    なんというか従兄弟いじりというか
    配置が面白くて
    暗い感じのストーリー進行に笑いを添えてくれて
    役者さんも皆上手で
    台詞のリズムとか強弱が
    ほんに楽しい舞台となっておりました

    頭の切れる主人公の新彼氏さんのDrいじりが
    なんともホスピスに向かう前の
    終末医療患者らしくて巧みでした
    とても納得ですわ
    病室の設定の解説とかウマイっす

    また主人公の同室となった
    身寄りの無いエロ小説好きの方は
    なんとも言えない味があって
    ラストの主人公の心理を読み明かすの処は
    推理劇の真骨頂みたいでした=レトロな感じの=ですね

    とても良い舞台でありました(^-^)
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    いろいろ考えさせられるとても素敵な作品でした。
    かなり胸に迫るものがありました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    余命宣告された女と男、残された時間をどのように過ごすか といった重厚テーマ。しかし 観せ方は軽妙で笑わせながら考えさせる。公演は、死と どう向き合うかといった普遍的なことを取り上げており、それを当事者だけではなく周りの人々ーー家族や病院関係者(医師・看護師・患者同士)の目も通して描く。人は誰も一人で生きているわけではない、そんな思いが込められたタイトル「(~)とのまわり」であろうか。

    余命宣告されたことで家を出る決心をした女 菊池加奈子、どうして幸せな家庭を捨てて姿を消そうとしたのか。男 守屋栄一も離婚し1人になって…余命宣告された者同士の思いは共通し、幸せだったがゆえに苦悩する。その理由が物語の肝。

    終末医療、緩和ケアという内容は観応えあるが、それを巧みな舞台技術で支え印象付ける。勿論 余韻も残す。死という悲しみよりは、残り少ない人生(時間)をどう納得いくように過ごすか、といった前向きな描き方だ。テーマの重たさに反して、演出も演技も明るくカラッとしている。気が滅入ることなく、人間観察として観ることが出来る。
    (上演時間2時間 途中休憩なし) 10.9追記

    ネタバレBOX

    舞台美術は上手にベット2つ、下手に遠近法を用いた衝立に窓、その傍にソファと丸テーブルと椅子。客席側に別スペースのソファ。上部には電車の つり革とランプ。窓外の景色は青空に雲。全体的にスタイリッシュな作りといった印象。
    冒頭、電車内のつり革につかまり、人間観察をしている従兄弟2人。

    説明…余命宣告された女 菊池加奈子が、その3日後に「彼氏をつくる」と言葉を残して忽然と姿を消してしまう。長いあいだ苦楽をともにした夫や子どもとの時間を選ばず、人が変わったように最期を謳歌する加奈子。
    偶然 家族に居場所が知れるが、最期を家族と過ごすことはないと頑な。勿論 守屋栄一も…。加奈子も栄一も幸せな家庭を築いてきたが、その幸せ(思い出)を持ったまま死ぬのは怖い。その<思い>を捨てるためには別人になって世捨て人のようになりたい?

    病院(病室)内では、やりたい放題の加奈子と栄一。医師や看護師はその行動に翻弄され、また加奈子と同室の女性患者 沢田との揉め事にも頭を悩ませる。加奈子と栄一は夜な夜な密会しラヴ、沢田はエロ本を朗読し始める。死の恐怖と戦うような 飄々とした振る舞いは怖いもの知らず。ラヴとエロ本で笑わせるが、実は本音を探り合う強かなシーンでもある。

    冒頭 つり革を持っているは、幸せを掴んでいるを表し、同時に人の心ー本音は知ることが出来ない、それが車内の人間観察に繋がるようだ。死=思い出の消滅ではないと思う。この物語は、余命宣告された人の観点を中心に描いているが、残された家族の<思い>はどうなるのだろう。最期に思わぬ行動をされたら、幸せだった家庭、それは幻影だったのか という疑心暗鬼になるのでは?その違和感に納得がいかないのだが。

    舞台技術の巧さによって 印象的な情況と状況を浮かび上がらせる。例えば、エロ本を朗読する際には ピンク照明によって妖しさを煽り、沈痛・思考するシーンでは黄昏を連想させる橙色照明など、その効果的な演出は見事。またピアノによって落ち着きと安らぎ、その音響効果もよい。ラスト、第九交響曲第四楽章(喜びの歌)が流れる中、つり革を離(放)す加奈子と栄一の姿ーーそこに持つことが無(亡)くなるといった意を込める。見事な余韻!
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    シニカルでエッジの効いた笑い満載ながら、実にグッとくるヒューマンドラマですね。亡くなった家人のことを思いながら、色々と考えさせられました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    余命宣告されても死ぬまで生きてやろうって感じがヒシヒシと感じられる二人だった。
    自分だったらどうなるのだろうって思いました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    笑いの中に、愛や切なさが詰まっている作品でした。
    ストーリーは面白いし、役者さん達の台詞のテンポとか表情が可笑しくて、ずっと笑っていました。
    が、ラストは切なくて泣きそうになりました。
    自分が、余命僅かと宣告されたら、どんな行動をとるのか?どう生きるのか?と考えさせられました。
    良い舞台で、大満足でした!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    しっかりとした演技力と一つ一つの場面構成が素晴らしいです。悲しみをこのような形で昇華させることができるんだと逆に勉強させられた気がします。また、バラエティーのあさこさんしか知らなかったので、熱量のある芝居が刺さりました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    いとうあさこさんと松田大輔さんの大人カップルが純愛というよりエロ繋がりの雰囲気がして面白い
    余命宣告を受けているというのに、生命力に溢れている(笑)
    役者さんと芸人さんの息が合った座組になっているのでもう笑いのツボはバッチリでした
    「家族のあり方」というテーマも盛り込まれハートフル
    でも一周回ってやっぱり「笑い」の勝ち だったかな

    ネタバレBOX

    どうしようもない不安感は理解できるのだけれど、だからといってその行動は・・・う~ん(笑)
    とりあえず家族視線で観ると、お母さん何やってんだよ!感満載で楽しめたので、まぁいっか!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても余韻が残りました。
    おすすめです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても考えさせられるテーマですが、随所に笑いがあり、重くなり過ぎない基本はコメディ作品。ですが笑い終わりに、現実の問題にも直面させられます。問題解決は何が正解なのかは分かりませんが、観劇後に人と話したくなるお薦めの舞台でした。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    笑えてジンときてせつなくて泣いてしまった〜 めっちゃ良かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても良い作品を見せていただきました。笑いあり,しんみりじわ〜と涙が自然に出てしまう。自分に置き換えて考えてしまったりしながら物語に吸い込まれた時間でした。人それぞれの物語があり、誰もが主人公で物語(人生)をどう展開するかは自分だなぁと思いました。
    小さい幸せ大事して行こうと思いながら帰途に着きました

  • 実演鑑賞

    松田さん、良かったなあ。
    もっとこの人の芝居を見たくなりました。

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