満足度★★★
同じ小池氏の演出なのに...
宝塚版では原作とおりの時代設定であったが、今回はなんと現代設定。現代の架空の土地といった設定か。現代設定ならば携帯があって当然、しかし、携帯で連絡がついたら最後の悲劇は起こらない。だから電源が切れていたり、壊れていたり。携帯を出す必要があったのか?
宝塚版のほうがよかったと想う。
満足度★★★
ウエストサイドストーリー+携帯
ストーリーは忠実ですが、時代設定が近代的で、完全にウエストサイドストーリーです。
しかも、変に現代まで入れたがって、携帯やらFacebookが出てきたのにはシラケました。
ただ役者陣が皆、安定感があり、危なっかしい歌唱力の人がいなかったのが救いです。
ロミジュリの初対面での歌、あれはわざとなんでしょうが、低めに音がはずれてるようにしか聴こえず、ちょっとガックシでした。
城田優は、育三郎さまには及ばないまでも、踊りも歌もかなり良いレベルです。
これからさらにミュージカル俳優として伸びていきそうで楽しみ!
満足度★★★★
豪華なメンバーで満喫できました
山崎育三郎さんと昆夏美さんの回を観てきました。
昆夏美さんは綺麗で透き通る歌声でありソロもロミオとのデュエットも素晴らしかったと思います。また純粋無垢で可憐な感じはまさにジュリエットぴったりでした。これからの活躍がとても楽しみです。
満足度★★★
出演者で、こうも印象が変わるとは!
今日は、育三郎ロミオの日。
リピート購入ではなく、育三郎ロミオ希望の友人のチケットを間違えて買ったため、城田ロミオは息子と観て、今日は、その友人と行きました。
先に、城田ロミオを観てしまったので、今日は、作品の粗ばかりが印象に残ってしまう結果になりました。
城田・昆組は、二人の舞台上の姿に陶酔してしまって、他の雑念を一掃する瞬間が多くあったのですが、育三郎さんは、どうもロミオの任ではなかった気がしてしまいました。
見た目、高条件の揃い過ぎる城田さんと比較するのはお気の毒な気がしますが、もう少し、姿勢良く舞台に立たれるだけでも、ずいぶん印象が違って見えると思うのですが…。
今日、初見の大貫さんのダンスは、美しくて、目の保養になりました。
満足度★★★★★
歌唱力が全てを凌駕する快作かな?
いえね、幕開きは正直気持ちが萎えました。
あら、これ、相当駄作??って感じで。
ところがですよ、結果的に、これは近来稀に見る優れもののロミジュリでした。
一幕ではよしてよ!と内心思った小道具が、実は、これを出す意味があったのかもとさえ、善意的な解釈が可能に成る程でした。
城田ロミオは、見目麗しく、歌唱に色気があり、もう文句のつけようがありません。昆ジュリエットには、一声聴いて、驚嘆させられました。一体、どこに、こんな歌が上手で、ピッタリな女優さんが今まで隠れていたの??と、信じられない思いでした。
周りのキャストも、こぞって歌唱の優れたツワモノばかり。
こういう歌唱に不安のないミュージカルが日本でも上演される日が来るなんて、昔は期待もしませんでした。
ただ、脚本と、訳詞の酷さには、やや残念な部分もありました。
「ロミオとジュリエット」と言うよりは、「ウエストサイドストーリー」のパロディ的な味わいでした。
満足度★★★★
「死」のダンスが素敵でした
主役二人が若々しくて美しいのは期待どおりでしたが、浦井健治さん涼風真世さん石川禅さん大鳥れいさん未来優希さん、脇をかためる人たちがみんな歌が上手くて、主役級の豪華さでした。
「死」のダンサー、中島周さんの踊りを見たのは初めてでしたが、とても素敵でした。これを観れただけでもチケット代の価値はあると思います。