ロミオ&ジュリエット 公演情報 ロミオ&ジュリエット」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★

    同じ小池氏の演出なのに...
     宝塚版では原作とおりの時代設定であったが、今回はなんと現代設定。現代の架空の土地といった設定か。現代設定ならば携帯があって当然、しかし、携帯で連絡がついたら最後の悲劇は起こらない。だから電源が切れていたり、壊れていたり。携帯を出す必要があったのか?

     宝塚版のほうがよかったと想う。

  • 満足度★★★

    12:30
    12:30

  • 満足度★★★

    18:30
    18:30

  • 満足度★★★

    フランス版来日を待ちます
    男性キャストで実現できたのは良かったのだけど、まだ物足りない。

  • 満足度★★★

    ウエストサイドストーリー+携帯
    ストーリーは忠実ですが、時代設定が近代的で、完全にウエストサイドストーリーです。
    しかも、変に現代まで入れたがって、携帯やらFacebookが出てきたのにはシラケました。

    ただ役者陣が皆、安定感があり、危なっかしい歌唱力の人がいなかったのが救いです。
    ロミジュリの初対面での歌、あれはわざとなんでしょうが、低めに音がはずれてるようにしか聴こえず、ちょっとガックシでした。

    城田優は、育三郎さまには及ばないまでも、踊りも歌もかなり良いレベルです。
    これからさらにミュージカル俳優として伸びていきそうで楽しみ!

  • 満足度★★★★

    豪華なメンバーで満喫できました
    山崎育三郎さんと昆夏美さんの回を観てきました。

    昆夏美さんは綺麗で透き通る歌声でありソロもロミオとのデュエットも素晴らしかったと思います。また純粋無垢で可憐な感じはまさにジュリエットぴったりでした。これからの活躍がとても楽しみです。

    ネタバレBOX

    山崎さんは歌は良かったのですが、存在感で浦井さんに負けていたかも。

    他のキャストも歌唱力のある方ばかりでどのナンバーも聞き惚れました。豪華なメンバーでした。ダンサーもレベルが高く見応えがありました。ブルーライトを浴びた死のダンサーの踊りはまさに死神のようでした。

    約2時間40分満喫しました。大満足です。

    現代風にアレンジしたのは必ずしも悪くはないと思いますが、電子機器はもっと控えめのほうが良かったですね。
  • 満足度★★★

    出演者で、こうも印象が変わるとは!
    今日は、育三郎ロミオの日。

    リピート購入ではなく、育三郎ロミオ希望の友人のチケットを間違えて買ったため、城田ロミオは息子と観て、今日は、その友人と行きました。

    先に、城田ロミオを観てしまったので、今日は、作品の粗ばかりが印象に残ってしまう結果になりました。

    城田・昆組は、二人の舞台上の姿に陶酔してしまって、他の雑念を一掃する瞬間が多くあったのですが、育三郎さんは、どうもロミオの任ではなかった気がしてしまいました。
    見た目、高条件の揃い過ぎる城田さんと比較するのはお気の毒な気がしますが、もう少し、姿勢良く舞台に立たれるだけでも、ずいぶん印象が違って見えると思うのですが…。

    今日、初見の大貫さんのダンスは、美しくて、目の保養になりました。

    ネタバレBOX

    山崎さんも、歌唱、ダンス、演技、どれも卒なくこなされていて、決して、彼の力不足ではないのです。

    でも、目に訴えるロミオらしさが希薄でした。

    他のダンサー達と、舞台上に登場した時の、一人輝くような後光が射す様なロミオを観てしまった後では、どうも、他者との傑出した相違性が感じられず、二人が出会う場面や、初夜のシーンの、観客としてのときめきを感じることができませんでした。

    そうなると、先日は、大目に見られた、この舞台の粗が一層目立って、益々気持ちが乗らなくなりました。

    あの、アイデアの微塵も感じられないダサい訳詞や、下品な衣装、おぞましき、現代のツールの登場…。

    どれもこれも、首を捻りたくなることばかり。

    でも、やはり、昆ジュリエットの素晴らしさには驚愕します。
    中川モーツアルト!の初舞台に継ぐ衝撃です。
    友人も「、彼女の次回作が既に楽しみ!」と言っていました。

    皆さん、歌唱はいいし、ダンスも素敵なので、そういう視点で、注目して観ると、楽しめるとは思いますが…。

    こんなに、乳母の見せ場があるロミジュリは初めて観たし、作者の視点には、感心する部分もあるのですが、それにしても、どうして、こういうワケわからない設定にする必要があったのかと、理解に苦しみます。

    やっぱり、携帯やメールとかって、パロディじゃないんだから、ガッカリですよね。

    それにしても、浦井さんは、拝見する度、歌声が伸びやかになって、若き日のデモテープを何度も拝聴する機会があった身としては、感涙モノの感動でした。
    正直なところ、浦井ロミオで観たかったなあ!
  • 満足度★★★★★

    歌唱力が全てを凌駕する快作かな?
    いえね、幕開きは正直気持ちが萎えました。

    あら、これ、相当駄作??って感じで。

    ところがですよ、結果的に、これは近来稀に見る優れもののロミジュリでした。

    一幕ではよしてよ!と内心思った小道具が、実は、これを出す意味があったのかもとさえ、善意的な解釈が可能に成る程でした。

    城田ロミオは、見目麗しく、歌唱に色気があり、もう文句のつけようがありません。昆ジュリエットには、一声聴いて、驚嘆させられました。一体、どこに、こんな歌が上手で、ピッタリな女優さんが今まで隠れていたの??と、信じられない思いでした。

    周りのキャストも、こぞって歌唱の優れたツワモノばかり。
    こういう歌唱に不安のないミュージカルが日本でも上演される日が来るなんて、昔は期待もしませんでした。

    ただ、脚本と、訳詞の酷さには、やや残念な部分もありました。

    「ロミオとジュリエット」と言うよりは、「ウエストサイドストーリー」のパロディ的な味わいでした。

    ネタバレBOX

    開幕早々、携帯やフェイスブックネタが満載で、あれ、そういうテイスト?とかなりがっくりしたのです。
    衣装が現代風なのはいいとしても、時代設定も場所設定も滅茶苦茶な感じで、それでいて、大公や両家の設定等は、原作に忠実という、矛盾で、気持ちが付いて行けるだろうかとかなり不安が過ぎりました。

    ところが、主役二人が登場するや、その不安はいっぺんに解消され、「わお、日本でこんな本まもんのロミジュリが観られるのねえ!」と一気に心がハートマークに豹変しちゃいましたよ。

    だって、若くて、素敵で甘い歌声のまさにロミオ的な城田さんと、まだ乙女の純粋無垢な感じの、昆さんの可憐さに目が釘付けになって、耳はとろけそうになるんですもの。

    皆さん、歌もダンスもお上手。

    意外な人物のソロナンバーがたくさんあって、ちょっといつものロミジュリを側面から照射してみました的な視点が新鮮でした。
    歌詞は、他のシェークスピア作品からも拝借したり、工夫が感じられたのですが、訳詞がうまくないせいか、耳障りな単語が耳につき、ちょっと違和感を感じる部分がたくさん見受けられました。
    特に、「憎しみ」という語を連呼する歌は、歌いにくそうだし、ダサい印象を受けてしまいました。
    主役二人のデュエット曲は、やはりいつ聴いても佳曲だなあとウットリ!
    今度、CDを作る機会があれば、絶対入れたい曲ですね。

    石川禅さんの出場が少なく、もったいなく感じたり、涼風さん扮するジュリエットの母のキャラクター設定に、異を唱えたい思いなど、細部をほじくれば、多々不満もありましたが、とにかく、観ても聴いても、清々しく、観客の気持ちが幸せになるクオリティ高いミュージカルだったことは確かです。

    最初は、これだけは勘弁と思った携帯の存在も、もしかしたら、意味があったのかもと感じられさえしました。
    以前、誰かが言ってたんです。「もし、携帯があったら、ロミオとジュリエットは死なないで済んだのに」って。
    でも、この芝居、携帯があっても、すれ違いは起こり、やはり死んでしまうのねえ。つまり、二人は、どういう時代に生まれても、人々に、戦いや復讐の愚かさを自らの死をもって、伝える役割を神から与えられた存在なんでしょうね。そして、愛情の素晴らしさもね。

    何か、久々、一演劇ファンとして、ただ単純に幸せになれる舞台でした。
    今夜は、いい夢見られそうです。
  • 満足度★★★★

    「死」のダンスが素敵でした
    主役二人が若々しくて美しいのは期待どおりでしたが、浦井健治さん涼風真世さん石川禅さん大鳥れいさん未来優希さん、脇をかためる人たちがみんな歌が上手くて、主役級の豪華さでした。
    「死」のダンサー、中島周さんの踊りを見たのは初めてでしたが、とても素敵でした。これを観れただけでもチケット代の価値はあると思います。

    ネタバレBOX

    ただ、とても残念だったのは、小池先生が現代風にしたかったのか、携帯電話やノートパソコンを小道具に取りいれられたこと。
    ジュリエットが死んでしまった!という衝撃的な場面の直後に、ベンヴォーリオが携帯を出してロミオに電話。すると「おかけになった電話は現在電波の届かないところに」の放送で、客席が一斉に噴き出したのは興ざめでした。

    衣装も振りつけもポップでロックな「R&J」というより、ちょっとバブルのころのニューハーフショウ(関西風味)でした。
    仮面舞踏会の場面は、もろに80年代のディスコでしたね。
    私の母とかなら喜んだと思います。・・・なんちて、ゴメンなさい。

    でも、観て損は無いと思います。携帯とかノートパソコンを頭から消し去ってその辺の余計なことを考えなければ、最後は感動できます。

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