実演鑑賞
満足度★★★★
86年発生のトリカブト殺人事件が題材のノンフィクション。
凄く見応えのある作品だった。人は一面だけでは理解できない事がよく分かる。行為を肯定する気は更々無いがある意味純粋すぎたのでは無いかとさえ思ってしまった。それ程の熱演。
実演鑑賞
満足度★★★★★
事件の内容を知らなかったが、凄く丁寧に時間軸で説明をしてくれているので抵抗なく楽しめました。
また何役も演じている演者さんの衣装が全て変わっていたので、誰?とならずに夢中で見ることが出来大満足です。
ほかの作品もぜひ見てみたいです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
凄い!重い渾身作。
シリアスな劇では今年の一番か?
この時代を過ごしたのだけど、この事件は憶えていないんです。
ロス疑惑やグリコ・森永事件は憶えているのに。
実演鑑賞
満足度★★★★★
良質の映画を観たような感じで、とても良かったです。
目の前で役者さんたちの熱演が観られて、映画とは比べようもないくらい素晴らしくて、最高でした。
セットはいすとテーブルだけなのに、様々なシーンが上手く創られていて、スゴいなあと、思いました。
主役の役者さんの演技がとても良かった。
いいひとなのか、悪いひとなのか最期まで謎めいている演技難しかったのでは、と思います。(私自身は結果を知っていましたが、えー、もしかして悪くないのか、なんて...)
受付の女性のかた、体調が少し悪かった私にとても温かくご配慮して頂きました。
おかげで、お芝居を最大限に楽しめました。
本当に有難うございました。
実演鑑賞
満足度★★★★
当時10代だったが連日のワイドショーに取り上げられていた事件でした。こんなふうにに誰かの疑惑が無ければ葬られる事件があるんだろう…怖い
他の作品も見てみたい
実演鑑賞
満足度★★★★★
観る前にこの事件の事を調べました。
しかし、この事件を知らない人でもわかり易いストーリー展開していて、ミステリーとして非常に見やすかったです。
一つのドラマを観ているようで、場面一つ一つの情景がイメージしやすかったです。
役者さんも関係性を重要視した感じで、またその関係性がこの作品の核になってる気がしました。
だからこそ楽しめたのだと思います。
実演鑑賞
満足度★★★★
当日入手のリーフレットによれば、今作は他の方々との連携での企画「昭和大事件四部作」の四作目で、タイトルはトリカブトの花言葉の一つから採られている。(追記可能であれば、後程)
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/11/09 (木) 19:00
価格5,000円
今年は小劇場B1にご縁があります笑
「トリカブト」という植物の根から抽出される毒と「クサフグ」から抽出される毒を利用して、保険金をかけ殺害するという…実話を元にしたトリカブト殺人事件。
昭和の事件で私も記憶がなかったのですが、サスペンスものとして上手に舞台化されている印象。
今回の舞台。
総じて場転を細かく使って空間や時系列、人の立ち位置などをコントロールしているなと感じました。この照明さんの細やかさ…絶対大変だろうなと思って観ていましたが、正直やりすぎ?とも感じました。やや世話しない印象を持ったからです。
また、会話劇がメインのせいか、集中力が切れてしまうと役者自身も簡単な台詞回しで言いまつ違えが生まれたり、大切なシーンで言葉が転んでしまうと何だか観客側の集中力も冷めてしまいます。分かりやすく、テンポ感もあるだけに少し残念でした。
内容としては、加害者と被害者の心理言動以外にも、それを取り巻く色んな登場人物の背景を知れて良かったと思います。昭和感のある服装や髪形も合っていて、ちょっとした配役にも方言が混ざっていたりと繊細を感じました。他の事件版も観てみたいですね♪
実演鑑賞
満足度★★★★★
取り上げられた実際の事件について何も知らない状態で拝見しましたが、まったくもって問題なし
新妻を亡くした夫が被害者遺族から疑惑の人へ、そして殺人罪が確定するまでの長い道のり
事件の概要はもちろんですが、その事件を取り巻く人々の心情が状況の変化と共に巧く描かれ、それぞれの思惑を感じながら自然と引き込まれてしまう舞台でした
色んな視点、側面から観ることで報道では決して得る事のできない感慨深さが、再現ドラマでは決して得る事のできない人の息遣いが生で感じ取れるのがとても良かった
登場人物たちが、ご自分の最後となるシーンでそれぞれの爪痕をしっかり残していく様は本当に見事だったと思う
黒にもいろんな色が混ざっている
「この人はこういう人」と単純には言い表せない、本当に厄介だけれどそれが人間なのだと改めて考えさせられました
実演鑑賞
満足度★★★★
描かれるのは犯行後から刑が確定するまでの10数年間。本人は獄中で亡くなるまで無実を訴えていたわけだし、毒を飲ませているシーンや、それらしい犯行理由を想像ででっちあげないのは納得。にしても、凄い科学者だ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
事件については生まれる前なので当時の報道とかはわからないが、人の見方によっては善人になったり、悪人になったりすることについて、改めて考えさせられるものでした。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
フィクションとノンフィクション、その虚実綯交ぜの世界観ゆえ 生々しさと物語として観せるといった絶妙な公演。物語は事実として事件の概要を淡々と描き、一方 人物の心情は演劇という虚構の中で生き生きと描いており、本当に事件当事者の心持か というような錯覚に陥る。
公演の見どころは、事件の成り行き、特に被疑者と法医学者との息詰まる対峙、そこには被疑者の化学(知識)に対する自尊心が透けてくる。何といってもトリカブトを使用した毒殺という題材の奇抜さに興味が惹かれた。どのような方法で、といった謎解きと被疑者の心の奥底に蠢くプライドが見事にリンクしてくる。
タイトルはトリカブトの花言葉の一つ、その薄紫色をした花の美しさをラストの照明で表すが…。見た目の美しさ、翻って人の善意も優しさにも<毒>が含まれているかも、そんな怖さを感じさせる秀作。主人公の上谷豊 役の是近敦之さんの渾身の力と生々しい感情表現が舞台を支えている。
(上演時間2時間 途中休憩なし) 追記予定
実演鑑賞
満足度★★★
『トリカブト殺人事件』と聞いて連想するのは『本庄保険金殺人事件』。「だがこれ平成だしな。」と思っていたら全く知らない事件だった。
全く前知識のない事件だった為、非常に面白かった。1984年に三浦和義が妻に多額の保険を掛けて「疑惑の銃弾」で殺させたのではないか?と『ロス疑惑』報道が過熱。その余波で1986年のこの事件も大々的に注目されたのだろう。
新婚の妻との沖縄旅行、妻の友人3人も招待。石垣島に向かう那覇空港で、神谷力は「急用を思い出した」と別行動に。彼と別れて1時間40分後、妻は苦しみ出し救急車で病院に運ばれて死亡。行政解剖にあたった大野曜吉は死因を急性心筋梗塞と診断。しかし、神谷力の言動に何か不可解なものを感じる。
出会って4ヶ月で結婚、結婚して3ヶ月で死亡。四社で1億8500万円の生命保険に亡くなる二十日前に加入させていたこと。前妻二人も心筋梗塞、急性心不全で亡くなっていた。マスコミ(今作では週刊誌「WEEKLEY」)が騒ぎ出し、保険会社も支払いを保留する。
神谷力に是近敦之(あつし)氏。高知東生っぽくもあり、妙な魅力のある男をリアルに肉付け。
最大の敵となる大野曜吉医師に児島功一氏、見事に色気のある空間を作り出した。
主人公的ライターに佐野功氏、事件の真相を突き止める事ができるのか?
ライターの元カノで被害者の同僚に堤千穂さん。今作では工藤夕貴っぽかった。
記者他に虎玉大介氏。早変わり。
保険外交員他に上田尋さん。アンミカみたいな喋り。
被害者の弟だが、神谷力に恩義を感じている大学生に麻生竜司氏。彼の存在がただの犯罪再現ドラマにしないアクセントになった。喉仏が大きい。
神谷力と大野曜吉の対決、二人の研究者が法廷で向かい合うクライマックスは映画的。
是非観に行って頂きたい。
実演鑑賞
満足度★★★★
史実を実際の裁判の様子と
それに纏わる周囲の方々の
たぶんこうだったんじゃないか芝居で魅せる
とっても引き込まれる舞台に仕上がっておりました
1時間50分 全席指定っす
実演鑑賞
満足度★★★★★
実際の事柄をとても分かりやすく迫力のあるお芝居に仕上げておりとても見ごたえがありました。秀逸のお芝居でした。役者の皆さんの演技も良かったです。あっという間の2時間弱でした。