満足度★★★★
井上芳雄くんがすっかりコメディアン♪
楽しい楽しい冒険活劇。
三銃士はトリオ漫才だし、ロシュフォールは強そうで、ここぞというときに必ずミスするし、主役の井上芳雄くんは実直バカだし、ダルタニャン&コンスタンスはバカップル風だし...これはコメディかい(笑)
後半、コンスタンスもミレディも死んでしまいシリアス劇の雰囲気なるのだが、最後は脳天気に悪は駆逐されて、やっぱりコメディじゃんね。
満足度★★★★
二度観て感じたこと
東京千秋楽目前に、もう一度観劇。
以前より、ずっとチームワークが良くなっていましたが、やはり、肝心の三銃士の見せ場があまり、内実見せ場になっていないのが残念。
剣さばきは、井上くん、吉野さん、明賢さんに軍配ですねえ。
でも、やはり、チームワークの良さを感じさせられる舞台は、他に如何に難点があったとしても、それを超越して、観る者を幸せにする原動力があるなあと、つくづく実感しました。
何かと心労の多い従妹と行きましたが、カーテンコールで、思い切り拍手し、二人とも、しばし、現実社会の憂いを忘れ、幸せな気分になれました。
満足度★★★
試練が悲劇的すぎで暗すぎ。あと、冒険を、はしょるな!
「銃士」をめざしてパリに来たダルタニアンは、ふとしたことから知り合った
三人の銃士と立て続けに、当時禁止されていた「決闘」を約束する。
これをきっかけに、彼の、王と国を守り銃士を目指す冒険の旅が始まる。
井上くん主演という若さと存在感と上手さ、
脇にまわった山口さん、橋本さんら、主役級の役者さん達といい、
抜群の安定度を誇る座組み。
チラシとキャストで想像すると、きっと波乱万丈、破天荒、
でも抱腹絶倒の内容を期待したんですが、ちょっと勝手に期待しすぎたか。
4人が旅の途中で一人ずつ減っていく下りは、劇中劇と語りで簡単に
済ませられてしまい、その部分の活劇は見れなかったりして。
「冒険を、はしょるなって。」
なによりも、クライマックスにおきる「試練」が悲劇的すぎて、
全体が暗く重くなってしまった。
まさか、と思った。
もう少し加減してくれても良かったのに。
そうすれば、もう少し軽く楽しくなっていたと思う。
ちなみに、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」は
語訳だという話があて、前半は正しいんですが、後半は違っていて
「一人はみんなのために、みんなは勝利のために」が正しい、らしいです。
→ http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=4029
(「オール・フォー・ワン」の「ワン」とは「一人」でなく「勝利」を意味する“ Victory ”)
…でも、じゃあ、誤訳の方が、良かったですよね。
満足度★★
何故?
ちらしを見て、キャストがとても豪華だったのでとりあえずサントラCDを入手して聴いてみたら結構好きなタイプの音楽だったのでかなり楽しみにしていました。
でも、歌詞が日本語だからなのか、自分が音だけ聴いて勝手にイメージを膨らませ過ぎていたのか、生の舞台はCDで聴いた時のような高揚感がちっとも感じられませんでした。
あとキャストの皆さんが特に悪いということではなく(他の方も書かれているように井上さん生き生きしていましたし)、物語の中途半端な端折り具合とあまり素敵とは言えないセットや演出のせいで「冒険活劇」の爽快感が自分にはまったく感じられませんでした。
観劇されていた殆どの方はスタオベしていましたので、仕事で疲れていて感性が鈍っていたのかもしれませんが・・・
期待が大きかった分かなり残念な観劇でした。
満足度★★★★★
ひさびさのスタンディングオベーション!!
ダルタニャンと三銃士の四重唱に酔いしれました。
井上芳雄さんは、ほんと役がぴったりはまってて、感動ものでした。
橋本さとしさんはコミカルなとこも結構あったし、坂元健児さんはいっぱい笑わせてくれた。瀬奈じゅんさん、かっこよすぎ。
ほんと楽しかった!
満足度★★★★
縦横無尽に活躍する井上ダルタニャン
もうこれは、井上芳雄さんなくしては、ありえない舞台作品でした。
歌に演技に、ここ数年の数々の舞台経験で、更に磨きが掛かり、おまけに、殺陣も素晴らしく、まさに向かうところ敵なしのダルタニャン振り。
ご本人も自信に満ちて生き生きと演じているので、その楽しさが、客席にまで伝播するような舞台で、清々しさを感じました。
橋本アトスも、三銃士一スポットライトを浴びる役で、ファン冥利に尽きました。
瀬奈ミレディ、和音コンスタンス、共に、適役で、舞台全体も、宝塚風味で、なかなか躍動的な舞台進行でした。
ただ、どうしても、長い物語なので、ダイジェスト「三銃士」感が否めないのと、楽曲に印象的な佳曲が一つもなかった点が、残念ではありました。
今まで、取り立てて井上ファンでなかった方も、この舞台をご覧になれば、一躍ファンになるのではと感じる程、井上ダルタニャンはひたすら魅力を放っていました。