「13日間の罪と罰」 公演情報 「13日間の罪と罰」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.9
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★

    台詞早すぎ
    ちょっと台詞が早すぎるかな。早すぎてなかなか物語が入って来ず。
    また、古代の革命物語を途中途中に挿入するのも、あまりいい方向に作用してなかったように感じる。
    (ラストでやっとつながる感じだったし)
    面白いと感じるものの、見せ方というか物語の展開は、もう少し考えた方がよかったかなと感じる方が大きかったかな。

  • 満足度★★★

    主役に強いオーラがほしかった・・・
    最終日に観ました。
    私が申し上げたいことは、もうすでに他の方によって指摘されているのだが、
    私がやはり一番気になったのは、主役に強いオーラが感じられなかったこと。

    「最高峰の大学の首席」であり、
    「(殺人さえも許される)特別な存在」「神が存在しないのなら私が神」
    を自認している以上、その是非はともかくとしても、
    強烈な存在感を周囲や観る者に与えられないと、公演の成功は難しいのではないか?
    かなり声もかすれていたし、体調も悪かったのかもしれないが。

    それから、「罪と罰」の「特別な存在」でありながら、罪の無い強欲金貸しの妹まで殺してしまい、
    それから犯罪が徐々に露見していく恐怖という内面世界を描いた世界と、
    二・二六事件という、これも一言では語りつくせない背景を持つ世界
    (さらに、過去の事件まである)とを、
    合体させるというのは、絶対不可能とは言わないが、
    余程上手く台本を書かないと、観る者を納得させられる作品にはできないのではないか?

    ただ、登場人物も多く、舞台上を多人数で占め、迫力ある舞台を作ったり、
    客席通路まで利用し、動きの多いものとするなどの工夫については評価したい。

  • 満足度★★★

    意欲作
    内容はおおかた良かったと思います。 古代の革命とリンクさせることでわかりやすくなっていたし、多少の単調さも薄らいだと思うし・・・

    全体的なセリフの早口は、聴き取れないことも多く、こちらとしても多少あきらめて流し気味にしてしまった。 これは改善すべきだと思う。

  • 満足度★★


    役者かみすぎ…。
    主役、のどつぶれていた…

  • 満足度★★★★

    二度目のアニマル王子
    昨年の黒塚マクベスに引き続き観劇しました。前半は速い展開とコミカルな動きだったけど、セリフがちょっと長い。あとセリフが早口過ぎて聞きずらい部分もあった。そこそこオチもあったけど笑いのツボにはいりずらい部分もあった。後半は主役のパントマイムもあり、落ち着いた感じがあったので、前半はもったいなかった。僕的には中説の踊る大捜査線のものまねが笑えました。

  • 満足度★★

    う〜ん・・・
    とても長いセリフを記憶しているのは凄いと思った。
    スローモーションを取り入れたりパントマイムで表現したりと、舞台ならではの表現方法を上手く取り入れている所もあった。
    が、とにかくバタバタと五月蝿い。
    動き回り過ぎてセリフが聞こえなかったりした。
    ドストエフスキーという難解なテーマを扱うには不向きなんじゃないかと思えた。

    ネタバレBOX

    セリフのその長さや難解な言い回しのせいでセリフが一本調子になったり噛んでしまったりと、とても心に響くと言う感じではなかった。
    パントマイムもちょっと中途半端で動きから形が見えなかった。

    きっと上演時間を三分の二くらいにしてセリフも長いセリフと短いセリフを織り交ぜ、緩急が付けば観やすかったのでは?思う。
    また滑舌の悪い人が4人ほどいて早口で捲し立ててるだけで聴きとれなかった。

    笑えるはずの所も滑り、きっと感動する所なんだけど心に響かず残念でした。

    近くにいた男性が
    『シェークスピアならイケルがドストエフスキーは厳しい』
    と言う様な事を話されていましたが確かにそうかもしれないと思いました。
    唯一表現出来てセリフもよく聞こえたのが佐竹海莉さんでした。
    動きが綺麗な事もあって彼女が出てくると目が吸い寄せられました。
    主役より遥かにカリスマ性を感じましたし…。

    次回のテーマによっては観に行きたいかな?どうなるんだろ?と言う感じです。
  • 満足度★★★

    久々のアニマル王子
    よいイメージを持っている劇団の一つでした。

    ネタバレBOX

    帝都大学に通う一人の女性。神堂ルカ。

    質を預けた女主人に手をかけた。
    そこから物語は始まる。

    周りを蠢く複数の思惑とルカの追い求めるモノが交差し、背景では古代と現代がリンクしてゆく-




    前半。
    ものすごい勢いで物語が進みます。録画の早回しを見ているようです。

    そこで既に、遠くから眺める傍観者になってしまい、物語の中に入りこむ隙間を見つけられなくなりました。

    何を伝えたいのかが、するすると流れてしまったような印象。

    後半物語がまわりだして、ようやく前のめりに。

    古代と現代のつながりも若干薄かったような。


    良い印象の役者さんもいるだけに、大分もったいないような気がしました。
    疾走感はとてもよい印象。

    次回に期待します。
  • 無題15
    初めての三鷹北口、初めての劇団。劇場の雰囲気も普段とは違い、提灯なんかがある。前日行った板橋区立文化会館(こっちはシェイクスピア)と同じ様子。開演、群衆。

    「罪と罰」...は読んでません。辞書みたいに分厚い本は持っていますが、登場人物のやたらと長い名前(しかも「・」が2つもついている)、これに辟易し、いまだ未読。手塚版(漫画全集)もありますが...以下同様。ウィキペデイアをみると「日本人にもよく親しまれている」とある(ホントか?)。

    ネタバレBOX

    さて、気を取り直して。結局のところ「1930」と「古代」のつながりがわかりませんでした。もしかしたら大切なシーンでそれと気が付かなかったのかも。出だしで躓いて先頭集団から数周遅れてそのままゴールというかんじ。でも、長かったことに違いはありませんが、退屈だとか、そろそろいいんじゃない、ということはありませんでした。なかなかよいテンポ、間に入ってくるパフォーマンス、群衆の行き来、客席からの登場。セリフは、ボソボソでもキンキンでも、早くても遅くても、個人的には大丈夫です。でも、今回、役者さんによっては全体のトーンと微妙にずれている方がいらっしゃるのでそこのところは少し疲れてしまう要因でした。声質、声量に違いがあるのは当然ですが、同じ舞台上では、それを全体としてどう客席に届けるのか、が大切ではないかと。

    皆さんが履いていらっしゃるスニーカー、ほとんどが「黒」だけど、数人は違う色。かかとのところに「ALL ★***」とかなかったけど...



  • 満足度★★★

    照明と演出は良かった!
    劇団初見。
    私の印象は、「照明と演出はとても良かった!音響もなかなか!」、
    「芝居長すぎ」であった。
    あとはネタバレで。

    ネタバレBOX

    前半は芝居に引き込まれることは残念ながらなかった。
    ただ、、「照明、演出、音響」は良かった!
    この価格(2800円)からして、かなり頑張っており、一見の価値あり!

    前半はダラダラ感があったが、後半は程よい緊張感の中、前半とは比較にならないほどスピーディに展開しており、芝居は後半部分だけで良いと思ったほど。
    役者では、帝都大学教授を演じた女性がずばぬけていた印象。

    あと、芝居は、公演時間が長すぎと思った。
    (初日観劇。19:30開始、22:20終了。)
    内容からしてもこんなに時間はいらないはず。

    他のレビューの皆さんと同じ意見であるが、
    主役キャラと演じた役者さんの違和感は私も感じた。
    それから早口で何を言っているかわからない役者さんも確かにいた。

    最後に、休憩時間終了時に、ものまね(青島刑事と古畑警部補)をした役者さんがいたが、私的には非常に良かった(笑)






















  • 満足度★★★

    タッチは軽い
    原案が「罪と罰」だからもっと重厚でかつ壮大な物語だと勝手に決め込んでいたワタクシはタッチの軽さに唖然!どちらかというとコメディタッチなのだがやり投げ的な笑いで観客の心を掴むには至らず。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    東都大学主席のルカを主軸にルカ自身が犯した罪を悔い改めるまでの物語。
    まずルカのキャラクターに河合優が合っていない。河合はどちらかというと可愛いアニメチックな顔立ちだから、ルカという主席で聡明なキャラクターには涼しい顔の役者が似合う。その点で大きく違和感があって物語の中に入れなかった。

    またセリフに頼りすぎるせいか、セリフの高低がなく単調で、その上、間の取り方が充分でない為にセリフ自体が聞き取り辛くなる嫌いもあり、演技力がイマイチのように感じた。また、それらのせいで笑いの部分でもスベッていた。だから全体的にコメディとシリアスな部分がごちゃごちゃになってまとまりがなかったように感じてしまう。

    演技面では金貸しの老婆役を演じた曽谷郁実が素晴らしい。また独特の悪魔的なオーラをしっかり演じた佐竹海莉の存在も見逃せない。立ち姿といいセリフの吐き出す間隔といい、凄みといい充分に魅せた。思えば彼女を知ったのはアニマル王子の舞台だったが、俳協の劇団員なので基礎はしっかり鍛えてるのだろうと察する。

    公演時間2時間30分の間に休憩があるが休憩を過ぎた頃まで、なぜ1930年代と古代を交錯させなければならなかったか?が理解出来なかったが、終盤でやっとこさ理解できる。それまでになんと長いことよ。笑
     
    日本のジャンヌダルクと持てはやされて革命の夢を見ながら人々の生活を作り上げるはずだったが、帝都の内戦状態を引き起こしただけだったルカ。キャストらは頑張っていたが、舞台という総合芸術はそれだけでは駄目だ。ごちゃごちゃ感を一掃し演者の基礎をたたき上げてから再チャレンジして欲しい。たぶん、アニマル王子としては今回の舞台は実験的な要素もあったのかもしれない。確か、ダンス的な描写は初めてじゃあないかしら。全体的に迫力もなかった。

    個人的にウケタのは「生まれる~~」部分。笑
  • 満足度★★★

    熱い!
    いつもながら熱いです。台詞早すぎてわからないとか、最後ゴニョゴニョしちゃうとかもありましたが、全体的には良かったです。でも長いお芝居は少し疲れます。もう少し縮まないかなぁ。今回はお笑いが無かったですね。

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