どん底 公演情報 どん底」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★★

    2011.5.16観劇
    2011.5.16観劇 感想は後日

  • 満足度

    1つ星
    なんとドギツイ演出。「どん底」ってもっと救いのある作品でしょ。ルカを若くて2枚目にしてどうするの。

  • 20110522
    (^・ェ・^)

  • 満足度★★★★

    たとえていうなら
    たとえが、合ってないのだけど、これしか思いつかないので。
    この曲を唄うために声を潰しました、の演劇版。俳優さんの声は潰れてないですよ。たとえ、です。

  • 満足度★★

    みた
    劇場の大きさに比べて、何かと音が大きかった、うるさかったと思う。

    ネタバレBOX

    効果音だけでなく、声にエコーがかかるし、ものが落ちれば派手な音が響く。
    タイミングが合っていればまだしも、結構ずれている。
    薄暗い照明が仇となったのだろうか。
    大きな劇場なら気にならないかも知れないズレも、目前で見聞きしているから気付いてしまう。
    悲鳴は遊園地のお化け屋敷みたいで、こんなんでいいの?って思った。

    私が小劇場に感じる魅力は、目前で展開する生々しさ。舞台と客席の境目をいつの間にか見失いそうになること。
    ライブ感、というのとは違う。
    一見静かなやり取りでも、情念や怒濤を表現しうるし、人間は叫んでばかりではないし、むしろ叫ぶなら、効果音は無用に思う。肉声に託せばいいと思う。
    今回は、見ているうちに、世界がどんどん遠ざかって行ってしまった。

    演技力にばらつきがあるのはしょうがないことかも知れないけれど、結構重要な役どころが下手だったりして、それが肝心な場面の流れを停滞させていたようにも思う。
  • 満足度★★★★★

    音響も良く、
    舞台は素舞台、薄暗く木賃宿の雰囲気が出ていました。訳ありな人間たちの荒んだ生活が生き生きと描かれていました。

    ネタバレBOX

    私にとって笹塚では初めてのL字状の舞台でした。Lの空いた所に作られた桟敷席で観ましたが、花道付きの舞台を見るような感覚でした。正面の椅子席からだと下手側が奥行きがあって逆に見づらいかもしれないなと思いました。

    生まれ変わった『どん底』、木賃宿の主人は妻に殺されたのか、情夫に殺されたのか、あるいは自然死だったのか、見逃してしまい定かではありませんでした。しかし、どうであれ、証言によって監獄行きが決まります。

    木賃宿を相続した元警官の女房になった女は木賃宿にいた客だったのでしょうか。薄暗く、背中中心で分かりづらいところがありました。

    役者さんたちは皆素晴らしかったです!

    革命前夜のロシア、秩序が崩壊し、貴族も平民もどんどんふるいにかけられて落ちこぼれていった時代だったのでしょう。

    木賃宿の人間もどん底で生活しています。いつか再起することを夢見ているのかもしれませんが、少なくとも頑張っているとも思えません。

    こう言っては何ですが、路上生活者はもさーっとしています。それに比べて、舞台上の彼らの背筋がシャンと伸び、動きが機敏なところが不思議で堪りませんでした。そこで、先程「生き生きと」と書きました。

    商売や博打など宿代を稼ぐ時は別にして、木賃宿に戻ったらそんなに背筋が伸びてるかって思います。私だったら背中を丸め、もさーっとしているなと思いました。
  • 満足度

    残念
    mamomyaさんに触発されて私もコメント致します。

    同じく観劇環境への不満を強く抱きました。
    また、演出も、(一部の)役者さんの演技もあまりにも過剰で、全くもって「どん底」のリアリティが感じられませんでした。

    震災後のいま、それぞれが多かれ少なかれ絶望を経験している中で、その実感からあまりに離れた作品であったことが残念でなりません。

  • 満足度

    え?え?え?
    正直、他の方の高評価の意味がわかりません。
    少なくとも万人受けする内容ではなかったので、こう思った奴もいるというところを。
    あまりにもと思って初投稿ですが出て来ました。
    そういう人間を引っ張りだしたのは大したもの なのかなぁ。。


    客席が特殊で普通の階段状の席とは別に、そちらが前とすると真横から見れる桟敷席みたいなとこが。
    全席指定なので、入口のところで振り分けないといけないのですが(客席まで行ってしまうと間にステージがあるためもう一方には戻らないと行けない様な作り)
    振り分けのスタッフの人が弱い。
    先ずは、立て続けに客が来た時、一人一人にまで案内が出来ていない認識を持たないとかと。
    一気に数百人が来るわけでもなし、チケット一人一人確認でもいいくらい。
    間違えたお客に話しかけられてテンパるより全然いい。

    また、通路がなんだか汚かったり(もうちょい隠すべきは隠すべき)、ちょっと危険な感じもした。
    ということで真横の方の席に通されましたが、ちょっとあの長さの公演を観るには席が低すぎる狭すぎる。
    端から二番目の席でしたが隣の席の人が外側に体を開いてくれて正直よかった。。
    んーんー色々あって、こっちの方の席案内された人はあまり重要ではないと思われてる?とちょっと勘繰りたくなるくらい。

    客席とステージ自体の作り・形は面白く、自分好みでしたけど。

    ネタバレBOX

    はじまって。
    いくらなんでも音がデカすぎる。
    役者のボリュームと合っていない。
    ライブハウスでもあそこまででかいボリューム出さないだろくらいの。
    そして、スモーク焚き過ぎ。
    役者の顔見えないし、煙くてきつそうなお客がちらほら。
    開演中、ずっと焚きっぱなしって凄いな。
    床の下から煙が立ち上って来てたのはちょっとよかったけど。

    全ての事について、あ、客の事全然考えてないんだなと思えてしまった。
    客席で観たらどう見えるか、聞こえるか、感じるかを考えた方がいい。
    申し訳ないが考えた事がない様に思えてしまう。

    台本は高尚わかんね。


    登場人物が多過ぎ&前述の通り顔が見えないので人の繋がりが分かりにくい。
    この人誰だっけ?

    なんでこいつはこの人に対して突っ掛かってるの?
    と疑問ばかりだった。
    それぞれの持つ名前が重要なんだと言う主張?
    は朧げにわかったのですが、名前聞き取りにくい&顔と一致させることができなかったので(前述の通り:略)

    やっぱりうーん。

    舞台の仕掛け的には面白いと思える部分はあったんですけどねぇ。


    カーテンコールの無い芝居をはじめて観た。
    えええ???
    終わってぽかーんとしてしまった。

    公演時間2時間10分とうたっていましたが、実際2時間30分くらいあった。
    それも正直きつい要因だった。
  • 満足度★★★

    音に
    音にびっくりした。ちょっと心臓に悪かった。私の心臓が弱すぎるのかしら。他の人はびっくりしなかったのかしら。


    面白かった。

  • 満足度★★★★★

    どん底のリアリティ
    終始暗く霞がかったステージで重苦しいストーリーが繰り広げられる中、時折スピーカーから発せられる巨大な雷鳴や悲鳴が上手い具合にアクセントとなっていました。どん底の生活を送る者達のぎりぎり感がずっしりと伝わってきた傑作!

  • 満足度★★★★

    お初でした
    劇場に入った瞬間から暗く、空気がずんと重いようで、雰囲気に入り込めます。
    内容も申し分ない(偉そうで済みません)。役者さん達が皆さん声が良く、うまいです。
    あっという間に引き込まれ、感情を引き摺りまわされ、終わった時の脱力感と言ったら…。
    難をいうなら、音楽が大きすぎて耳に悪いかんじ。

  • 満足度★★★★★

    あまりにも素晴らしい!!
    とにもかくにもハイレベルな役者陣たち。ダイコンは一人も居ない。そして洞窟を思わせるような独特なセット。薄ぼんやりとした照明、ランプ、イスラム的な音響、衣装、アクション、演出、これらが一つとなったプロ集団がこの最高傑作を作りあげたのだな・・と、しみじみと感動した。これらの総合芸術は独特の雰囲気を醸し出し、ワタクシ達観客をどっぷりと飲み込んでいた。ああ、みんな、いい仕事するなぁ・・。2時間26分。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    全体の描写だが、物語の筋はそのまま舞台に上げて、演出やアクションを斬新にさせていた。特にアクションが素晴らしい。人生の底辺に暮らす人々の滑稽で悲しい人間模様の描写はキャストらの秀逸な演技力もさることながら、照明や音響の効果で押しも押されもしない絶大な舞台だった。


    彼らは貧困という牢獄から抜け出すことを夢見ながらも、歌と酒だけを娯楽に日々の生活を送っていく。そして彼らは人生の最後を謳歌する反面、自らの属性も嘆く。

    彼らの臭いがこちらにも漂ってきそうな衣装は、その空気感に見事にマッチして、地下の木賃宿の湿った不潔感や泥臭い雰囲気も見事に演出されていたと思う。ひじょうに濃厚で見応えのある舞台芸術だ。最近の観た公演の中では最高傑作と言える。恐るべしガジラ!

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