月とスッポン 公演情報 月とスッポン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    身につまされちゃいます
    離婚間際の夫婦の芝居ですが、これがなんとも面白い。長年夫婦やっているとホントいろいろ思うところがあるよなー。すごく感情移入してしまいました。

  • 満足度★★★

    うーん
    変化に乏しい展開。正直、途中から飽きてしまった。
    けど、ところどころ面白いところはありました。

  • 満足度★★★★

    ほっこりしました
    離婚という暗い題材なのにミヤちゃんのカラっとした演技と菅原氏のひょうひょうとした演技がいいお味で、色んなことに思いを馳せながら最後にはほっこり暖かい気持ちになれました。こういうしっとりした人間味のあるお芝居も良いものです。

  • 満足度★★★

    二人芝居って難しい、
    ワンパターンになりがち。一人のシーンを有効に活用することが重要だと感じました。

    ネタバレBOX

    実生活でも夫婦の二人、さすがに息は合っていました。しかし、ほとんどが二人で会話をしているシーンばかり、当然ですが、特に妻がシナリオを書いているときに夫がちょっかいを出すというパターンが多く、だんだんうざったくなりました。

    冒頭での妻が声を出しながらシナリオを書いていくシーンや、夫がそーっとコーヒー豆を挽くシーンなどが印象に残ったように、二人のシーンと一人のシーンとをもっと織り交ぜて変化を付けて飽きさせないようにしてほしかったと思います。

    夫のちょっとした一言で離婚を決意したのであれば、もっとシビアに相手を無視するシーンがあっても良かったと思います。ま、夫婦に会話がないから離婚するのだとすれば、あれだけ二人で会話していたら離婚はあり得ないでしょうね。

    ところで夫ですが、首筋を痛がったり、一晩にトイレに2回行ったり、財産分割の話をしていたときにぼうっとしたりしていたようですが、娘の結婚式の前にくも膜下出血などで倒れるといったようなことを示唆しているのでしょうか。気になります。
  • 満足度★★★★

    都子の仕草がいちいち面白い
    離婚を考え始めた中年夫婦の物語。
    夫の発した一言がきっかけとなり離婚が表面化した夫婦が入り込んだ長いトンネルの出口のない迷走劇。
    実際の夫婦である二人が、役の上でも夫婦を演じるので割に自然体で息もぴったりだった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    50歳で刑事の夫。48歳のパート兼シナリオライターの妻。二人が離婚を考え始めたのは数年前だが、妻がライターとして本腰を入れ始めたころ、夫婦はすれ違いの毎日となる。夫は「俺達なんで一緒に暮らしてるんだ?」の言葉が発端となって、妻は自分の生き方を模索し、夫もまた定年後の人生を真剣に考え始めていた。

    いよいよ離婚が本決まりになると妻は過去をすっかり清算したように晴れ晴れとした気持ちになって思考はポジティブだ。一方夫はどうもすっきりしない。土壇場になって夫は見えない先の孤独感に打ちひしがれてしまう。

    一般の極々普通の中年夫婦や熟年夫婦の離婚って、こんな感じなんだろうなー、みたいな情景が演じられ、妻の前で鼻毛を抜いたり、靴下の臭いを嗅いだりする夫の汚らしさも表現する。そしてそれを叱る妻。逆に結婚とはそういった汚点も見過ごす度量が必要なのだろうな・・とも感じる。

    離婚劇には毎回のパターンだが潔い妻と、いつまでもジタバタする夫の離婚へ向けての哀歓喜劇。

    物語そのものは特に奇抜に捻じ曲がったストーリーではない。ごくごくありきたりの情景だ。陽の妻と陰に篭る夫の絶妙なバランスが旨味な舞台。



このページのQRコードです。

拡大