これは僕が神様になりたかったけれどなれなかった話で、僕の彼女が実は地球だったってオチが待っている話なわけで、 公演情報 これは僕が神様になりたかったけれどなれなかった話で、僕の彼女が実は地球だったってオチが待っている話なわけで、」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-20件 / 42件中
  • 満足度★★★★★

    新しい才能に拍手を!
    学生芸術祭に参加する団体は、どの劇団も最優秀賞を目指すが、その中でもこの劇団エリザベス、どこよりも狙ってきているということが露骨にわかる劇団である。この公演に賭けているという気持ちがあらゆる面から伝わっきてむしろ気持ちがいい。

    舞台美術のセンスがいい。宇宙をあらわしたオブジェと、扇風機とシンプルな台があるだけの美術なのだが、実に効果的なのだ。そして真ん中にちょっと歪んだ入口がある。ここから役者たちが登退場するのだが、あたかも異次元から登場し、異次元に消えていくように見える。ここら辺の作りが見事だ。

    作品は(k.r.Arry改め)蔵ラ氏お得意のシュールさ満載の作りだが、何よりもイメージの美しさ、言葉の美しさは抜群だ。

    役者では主人公のカップルを演じたすやま役の須山造と美希役の長谷美希が透明感あふれる演技で魅力的だった。特に須山造は彗星のように登場した新人で、彼しか演じられないピュアさがある。演技力で言うとまだまだだが、その存在がこの芝居を一段高めた。劇団エリザベスの隠し玉のようだ。

  • 満足度★★★★★

    お疲れさまでした。
    今日の最後、須山くんとみきちゃん、胸がジーンと熱くなりました。2人の手が触れて瞬間!良かった!照明が2人の手を…良かった!最高でした!

    皆さん、楽しませていただき有り難うございました。

  • 満足度★★★★★

    若い感覚
    ほかの方も書いてるがこの感覚には賛否両論だろう、私にはそんなに悪くなかった。あとオリザが素敵。次回作への期待も込めて

  • 満足度★★★★★

    やっぱり良かった!
    エリザベスらしくらしい、タイトル!
    なかなか難しい、大きなテーマ、楽しくってせつなくって、愛があって…
    蔵らさんの優しさ感じました。
    ラスト1日、又々見に行きます!!

    ネタバレBOX

    焼きそばパンだったんだ〜!
  • 満足度★★★★★

    !!
    文句なしの★5!

  • 満足度★★★★★

    キュンってなった。
    そして、
    ふわってなりました。

    いやむしろ、
    ほわっ・・・かな。

    なにしろ全体的にふわふわとした感じで、修学旅行前のそわそわとした感じや、恋をした時のうきうきとした感じに近い感覚をずっと味わっていました。

    アフタートークを聞いて知ったのですが、これはつまりは『世界系』と言われる系の、世界を救う役割を担わされた彼女とそれを見守ることしか出来ない無力な僕がそこにいる的な系の、そんな不条理にして現実的な手続きを全てぶっ飛ばした的な系の物語とかとかである系のジャンルであるらしいのですが、それがなんだかあぁなんとも切なくて・・・

    そしてそれを演じる須山造と長谷美希が誰もがギュッと抱きしめたくなるほどに可愛らしいものですから、たぶん観客誰もが「惚れてまうやろー!」と、チャンカワイ的に心の中で叫び続けていたのでしょうが・・・

    最後はグッとキュッと締め付けられるように熱いお芝居を見せられたものですからもうなんだか泣けてきてしまい、みんなも泣いていましたし、僕もまたこの世界の果てで世界の終わりを感じながらこっそりと涙を流したのでした。


    ・・・的な話でした。

    ネタバレBOX

    いやいや、それにしてもちょいちょい意味のわからないネタが入って来るものですから戸惑ってしまいましたが、そんなことは全て無視してもいいくらい素敵なラブストーリーでした。

    キュンってなりました。

    正直胸って本当にキュンって鳴るんだなって知りました。


    それにしても平田オリザなんて人は知らなかったですし、ピッピがピクシーになるなんてことも知らなかったのですが、お芝居が良過ぎたので帰りの電車の中で調べて全てを知ることになりました。おっさんかよ!と、ポケモンかよ!と。

    なにしろとても良い舞台でした。
    正直直前に見た評価があまりに悪かったので憂鬱だったのですが、今となっては観れて良かったです。人の感覚ってホントそれぞれなんだなって思いました。

    そして・・・

    タイトルが長いとこんなにも人を惹きつけるんだということもよくわかりましたのですです。

    これからの更なる頑張りに期待する意味もこめて★をひとつ足しておきますです。
  • 満足度★★★★★

    やっぱり良かった!
    エリザベスらしくらしい、タイトル!
    なかなか難しい、大きなテーマ、楽しくってせつなくって、愛があって…
    蔵らさんの優しさ感じました。
    ラスト1日、又々見に行きます!!

    ネタバレBOX

    焼きそばパンだったんだ〜!
  • 満足度★★★★

    ストレートな表現ではないけれど
    メッセージは伝わってきました。
    表現方法(脚本など)は、賛否両論あるのではないかと思いますが、
    自分的にはアリでした。(全部がOKだったわけではないですが....)
    今後、どう進んでいくか楽しみです。
    最後に、舞台セットに照明、美希さんの声優っぽい声と演じわけ、よかったです。

  • 満足度★★★★

    オリザ!
    がツボだった。
    ただちょっとハードスケジュールだったせいで、
    体力が持たず、残念。

    面白かった。普通に。
    ギャグのやり方が何か坂手洋二っぽい。
    不条理の共通点なのか。

    以下ネタバレ。

    ネタバレBOX

    難しいとこですけど
    ちょっと書き込み足らずな気がしました。

    主人公の話しかり、もじゃもじゃの男の子の話しかり。
    心の動きと言うか、そういうのが単調すぎるというか、足りないと言うか。

    例えば主人公のキャラでしたら、
    何かこう葛藤みたいのが見えてこないのです。
    彼はミキちゃんのことが好きで、
    ただそれだけで動いているわけで、
    でも何も出来ない。

    そこには諦めちゃうにしろ、何にしろ
    「何か」があると思うんです。

    キャラの問題とか、好みとか
    そういうこともあるのかも知れないですけど。

    もっと深い位置にあることを
    書き出して欲しかった。

    でも楽しめましたし、次回への期待をこめて。
    ☆4つ。
  • 満足度★★★★

    ラストが素敵
    ラストシーン凄く、凄く感動しました。作品全体的に独特の雰囲気があり、それを貫いていたのが良かったです。
    また、次回公演も見に行きたいです。

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    なんとなく壮大な話と学園ラブコメがごった煮になっているのがいいですね。パロディネタがちょこちょこ顔を出すのも嬉しい。今回はタイトルからネタバレでしたが、次回はあっと驚くようなシュールな展開を期待します。

  • 満足度★★★★

    不思議な雰囲気で
    観劇いたしました。まず客入れ中の照明の雰囲気がよかった。これからどんな人たちがどんな生活を営んでいくんだろうかと素直に興味をもつことができたと思う。はじまっていい雰囲気だなとおもっていたら、いきなり路線がかわってしまい、それがまた身内ネタなものだからどうしようかと思ったが、それなりにフォローしていたんじゃないかと思う。後半に入ってからはギャグも気にならないようになり落ち着いて観ることができたとおもう。雰囲気を一定に保っていてもおもしろかったのではないかと思うが、つぎの公演でどんな公演をうつのかとても気になりました

  • 満足度★★★★

    胸キュン
    良かったです!
    何故か、ラスト胸にキュ〜ンとするものがあり、せつなさかな〜?
    また、今日も観に行きます!

  • 満足度★★★★

    オリザが好きかな。
    私は他に書き込んでいたみなさんよりも「コメディ」の部分に笑えたのですが(複数人で見に行ったことと自分が今学生だからというのが強いのかも)、理詰めの面から行くと表現不足があって残念。タイトルに惹かれた分脚本に期待してしまっていたので、もっと「絶対領域」に迫ってほしかった。

    ……だけれど、だがしかし、設定やオチに幅があるからこその青春らしさというか、余白があるけれどインパクトの強い書き殴り絵という感じがしてこれはこれで、とも思う。
    なんだかんだ言って台本を何度も見ては笑ったり残念に思ったり考えさせられたり泣かされたり、良い劇でした。
    キャストも楽しそうだったし、音響や照明もセンスが高いと思えました。

    劇団エリザベス、また見に行きたいです。

  • 満足度★★★★

    思い切って!
    観に行って終わったあと、1人で観に行ったのが惜しく思う程、
    誰かと語りたかったです。というか、泣きたかった!笑
    声フェチとしては、須山くんとみきちゃんの声が
    すばらしく、耳に残ってずっと聞いていたい声でした。
    若そうに見えたのですが、いくつなのだろう…。
    わけがわからない!…けど、心に残って何か
    スッキリさせてくれる舞台でした。ありがとうございました!

  • 満足度★★★★

    深夜のSFちっくなアニメ
    この長ーーーい題名に惹かれて観に行きました。どうこの題名を納得させてくれるのか?まぁ結果、納得したようなしないような・・・・・まぁ難しいことは置いといて、この舞台、一言で言ったら“深夜のSFちっくなアニメ”です。展開がコロコロ変わるし、場所も勝手に移動していく。めちゃくちゃで、馬鹿馬鹿しい様で、好き勝手な発想、そして、自然体に、普通の会話に、アホめいたキャラに、切なる想い・・・・・・アニキャラのような出演者揃い。でも、無駄な力みもなく、バラバラのようでちゃんとみんなが一定方向に向かっている。狭い舞台の空間も、色んな場所へワープして、狭さを感じさせない。今日一番の感想は『だから小劇場通いはやめられない!!』ということです。このところ渋めの感想の私ですが、今日はお勧めです!





  • 満足度★★★

    初めて眠らなかった不条理劇
    題名の長さからして、力のこもった思いが伝わってきます。しかも、それが不条理の劇と訊くと、かなり気合いを入れて劇場に足を運ばなくてはなりません。
    いままで、不条理劇を観て、途中で帰ってきたか、または居眠りを決め込んで時間の経過をひたすら待つだけでしたから。

    今回は・・・最後まで寝ずに見ることができました。
    不条理劇は、こちらの感性で観るものでしょうから、なにが眠らせなかったのかなと考えました。
    面白かった? いや、「ラブ・コメディ」といっていたにもかかわらず、「コメディ」として笑った場面は皆無だったと思います。ギャグもかなり俗的でしたし・・・
    琴線にひっかかったものが・・・う~ん、これもどうか。言葉の豊潤さというものも、正直言ってあまり感じるものはなかったと思いました。
    劇団の人には申し訳ないけれど、一番の理由は「体調がよかった」ことでしょう。(すみません)
    俳優さんの演技は、それぞれが個性的で、それなりに見応えがあったこともありました。もっと「日常生活」を扱った脚本なら、それぞれの個性を活かした素敵な劇になるだけの力量があったと思いました。
    舞台装置も、光の使い方が素敵でした。

    私の感性が、未発達だったとも言えますね。
    ただ、内容的には私の「常識」を覆すほどの「台詞」もなく、世俗の典型部分をオムニバス調にコントにしたようだったという印象。どうせ劇化するならば、徹底して冒険してほしかったと思いました。

  • 満足度★★★

    これはもの凄くナイーヴ
    になりそうな話なわけで、語り口とか、取り立てて新鮮味はないものの、爽やかな感じになれそうな雰囲気はあったりするのだけれども、「あぁぁ」なんて思ってしまったところも結構あったりしたわけで、あとやっぱり、学生さんだからというわけではないだろうけれども、思い切りが悪いというか、なんか「照れ」なのか、そうした印象を受けてしまったけど、まあ今後は期待してもいいかななんて思って、ナイーヴで期待、略してナイーヴ期待。

    ネタバレBOX

    主人公のすやまが出てきて、一言二言しゃべって、演技らしきことをして、「ああこれは」と思ってしまった。
    それはいい意味の「ああこれは」である。彼がうまいのか演出なのかは知らないが、もうこれは相当ナイーヴな話になるなと予感した。
    結局そうなっていくのだが、その「ナイーヴさ」は、彼の(舞台の上での)キャラクターに負うところが多いと思う。
    「声」と「風貌」が多くを語ってくれる。
    彼を観るための舞台ではないか、と思ったほど。
    彼、すやまは、イコール戯曲の作者ではないかと思った。

    つまり、相当ナイーヴな人が書いているのではないかと思ったわけだ。
    そういう人が書くから「照れ」がある。「いっちょシュールに決めてやろう」と思っても、「照れ」が出てしまう。
    それが役者にも伝わったのではないだろうか。演出とかで。どうもそうした「照れ」のような、たとえれば、ハンドブレーキを解除するのを忘れたまま運転しているような、ブレーキ感が残るのだ。
    そんなブレーキ感は、意図していないのであれば、当然気持ちは良くない。

    物語は、3.11以降、こんなストーリーが多くなったな、という印象そのままのもので、失礼な言い方をすれば「まあ、こんなものかな」だ。
    メルトの設定とか、自分世界と他人世界とのかかわり方とか。
    正直言えば、そこの設定に、もっと切実な、今の自分たちしか感じ得ない何かがあったのではないかと思うと、少々もの足りなくもある。
    とは言え、きちんとまとまっていて、伝わるものがあったのは確かではある。

    それと、劇中にシュール的な、たぶん(作者が)「面白いだろうと思っていること」を、いろいろ入れてきたが(例えば、通過するだけの人とか、揃ったポーズとか、そんないろいろなこと)、どれも面白くなかった。唯一笑ったのは扇風機の名前ぐらいだった(物語の展開からするとリスペクトしてる? 演劇のアイコン?)。これらは精査した上で、ブラッシュアップするか思い切ってすべて削ってしまえば、いい物語になったのではないかと思ってしまうほどだ。

    これも、突き抜けてしまえば、ひょっとしたら、それはそれでカラーになったのかもしれないが、そのへんは微妙だ。似たようなカラーの劇団がひとつ増えるだけの結果になるもしれないからだ。

    この劇団のことだけではないのだが、もうそろそろ、ゴクーとか、かめはめ波ーとか言って、面白いと思う感覚は捨てほしい。実際「面白くない」ではなく「つまんない」のだから。
    若い、これからの劇団がそんなありきたりの、アニメとか映画とかに寄りかかってもしょうがないじゃないかと思う。
    実際、そういうアニメだとか映画に、無自覚に寄りかかったモノを見て、面白かったことなんて一度もないんだから。
    「あえて」それを使うというレベルまでには達していないと思うし。
    自分で創造したモノだけで勝負しょうじゃないか、と思う。

    役者は、冒頭に書いたとおり、すやまを演じた須山造さんが、今回の舞台のすべてだったと言ってもいい。このタイプのキャラクター以外をどう演じるのかは興味津々。えんを演じた加藤エンさん、あいんしゅたいんを演じた熊野善啓さんも健闘していたと思う。ただし、切れはイマイチだったが。肩幅おばけを演じていた下地尚子さんも変な空気を出していて印象に残る。
    林先生を演じていた林剛央さんは、演出が悪すぎるのか、どうも間が悪い。これが演出の意図だったとしたら、役者はちょっと可哀想かもしれない。

    いろいろ書いたが、全体的には「面白予感」に満ちていたので、役者も演出もみんながもっと本気に追い込み合って、どこかに突き抜けて行くことを期待したい。そうすれば相当面白い劇団になるのではないかと思うのだ。
    「お前何様?」な偉そうな意見だけど。
  • 満足度★★★

    絶対領域的には
    少々難あり。

    ネタバレBOX

    最後にオリザを見たのは謝罪していたとき、その前はお人形、そして今度は扇風機、地球のために首を振りながら働いているらしい。

    メルトは皿を頭に乗せていて、皿を外すとメルト菌を撒き散らしながら溶解してしまう新しい存在。そして地球の白血球のような働きをし、害のあるものを排除する半面、自らが癌になることもあると、何か意味があるような無いような。

    それにしても、絶対領域見たさという割には男の絶対領域じゃしょうがないって感じ。地球を運転?する美希さんの素足は美しかったですが、これは絶対領域とは呼ばないし…。

    メルトバスターの一人が別の領域、黒パンツの下を強調して肩幅おばけが苦笑いするほど困らせて、なんともアドリブっぽく見せていましたが…、林先生のアドリブは、噛むというよりつっかえるようで聞きづらく、役者イジリで役者を引き立てるならまだしも、ネタにつまって自虐ネタを持ちだすようじゃダメでしょう。
  • 満足度★★★

    う~ん
    期待した「女の子の絶対領域」は期待はずれ。
    「ラブコメ」・・・ラブはなんとなく分かったけど、コメディは・・・。
    作る側が面白い事=観客から観ても面白いって訳ではないし。
    後半、退屈してきてウトウトしてました。
    不条理といえばそうかも知れないけど、ファンタジーといえばファンタジーで収まるような中途半端な感じ。

    主役の男の子や肩幅おばけ役の方の演技は、他の役も見てみたいと思ったし、照明・音楽は素敵でした。

    ネタバレBOX

    お芝居とは関係ないですが、カーテンコールで主役の女の子が「朝から雷雨の中お越し頂き・・・」みたいなことをおっしゃっていたけど、ソワレで池袋に出向いた際には傘をほとんど必要としないくらいの天候でした。
    一生懸命なのは分かるけど、もうちょっと周りの状況を・・・。

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