満足度★★★★★
新しい才能に拍手を!
学生芸術祭に参加する団体は、どの劇団も最優秀賞を目指すが、その中でもこの劇団エリザベス、どこよりも狙ってきているということが露骨にわかる劇団である。この公演に賭けているという気持ちがあらゆる面から伝わっきてむしろ気持ちがいい。
舞台美術のセンスがいい。宇宙をあらわしたオブジェと、扇風機とシンプルな台があるだけの美術なのだが、実に効果的なのだ。そして真ん中にちょっと歪んだ入口がある。ここから役者たちが登退場するのだが、あたかも異次元から登場し、異次元に消えていくように見える。ここら辺の作りが見事だ。
作品は(k.r.Arry改め)蔵ラ氏お得意のシュールさ満載の作りだが、何よりもイメージの美しさ、言葉の美しさは抜群だ。
役者では主人公のカップルを演じたすやま役の須山造と美希役の長谷美希が透明感あふれる演技で魅力的だった。特に須山造は彗星のように登場した新人で、彼しか演じられないピュアさがある。演技力で言うとまだまだだが、その存在がこの芝居を一段高めた。劇団エリザベスの隠し玉のようだ。
満足度★★★★★
お疲れさまでした。
今日の最後、須山くんとみきちゃん、胸がジーンと熱くなりました。2人の手が触れて瞬間!良かった!照明が2人の手を…良かった!最高でした!
皆さん、楽しませていただき有り難うございました。
満足度★★★★★
やっぱり良かった!
エリザベスらしくらしい、タイトル!
なかなか難しい、大きなテーマ、楽しくってせつなくって、愛があって…
蔵らさんの優しさ感じました。
ラスト1日、又々見に行きます!!
満足度★★★★★
キュンってなった。
そして、
ふわってなりました。
いやむしろ、
ほわっ・・・かな。
なにしろ全体的にふわふわとした感じで、修学旅行前のそわそわとした感じや、恋をした時のうきうきとした感じに近い感覚をずっと味わっていました。
アフタートークを聞いて知ったのですが、これはつまりは『世界系』と言われる系の、世界を救う役割を担わされた彼女とそれを見守ることしか出来ない無力な僕がそこにいる的な系の、そんな不条理にして現実的な手続きを全てぶっ飛ばした的な系の物語とかとかである系のジャンルであるらしいのですが、それがなんだかあぁなんとも切なくて・・・
そしてそれを演じる須山造と長谷美希が誰もがギュッと抱きしめたくなるほどに可愛らしいものですから、たぶん観客誰もが「惚れてまうやろー!」と、チャンカワイ的に心の中で叫び続けていたのでしょうが・・・
最後はグッとキュッと締め付けられるように熱いお芝居を見せられたものですからもうなんだか泣けてきてしまい、みんなも泣いていましたし、僕もまたこの世界の果てで世界の終わりを感じながらこっそりと涙を流したのでした。
・・・的な話でした。
満足度★★★★★
やっぱり良かった!
エリザベスらしくらしい、タイトル!
なかなか難しい、大きなテーマ、楽しくってせつなくって、愛があって…
蔵らさんの優しさ感じました。
ラスト1日、又々見に行きます!!
満足度★★★★
ストレートな表現ではないけれど
メッセージは伝わってきました。
表現方法(脚本など)は、賛否両論あるのではないかと思いますが、
自分的にはアリでした。(全部がOKだったわけではないですが....)
今後、どう進んでいくか楽しみです。
最後に、舞台セットに照明、美希さんの声優っぽい声と演じわけ、よかったです。
満足度★★★★
オリザ!
がツボだった。
ただちょっとハードスケジュールだったせいで、
体力が持たず、残念。
面白かった。普通に。
ギャグのやり方が何か坂手洋二っぽい。
不条理の共通点なのか。
以下ネタバレ。
満足度★★★★
ラストが素敵
ラストシーン凄く、凄く感動しました。作品全体的に独特の雰囲気があり、それを貫いていたのが良かったです。
また、次回公演も見に行きたいです。
満足度★★★★
楽しめました
なんとなく壮大な話と学園ラブコメがごった煮になっているのがいいですね。パロディネタがちょこちょこ顔を出すのも嬉しい。今回はタイトルからネタバレでしたが、次回はあっと驚くようなシュールな展開を期待します。
満足度★★★★
不思議な雰囲気で
観劇いたしました。まず客入れ中の照明の雰囲気がよかった。これからどんな人たちがどんな生活を営んでいくんだろうかと素直に興味をもつことができたと思う。はじまっていい雰囲気だなとおもっていたら、いきなり路線がかわってしまい、それがまた身内ネタなものだからどうしようかと思ったが、それなりにフォローしていたんじゃないかと思う。後半に入ってからはギャグも気にならないようになり落ち着いて観ることができたとおもう。雰囲気を一定に保っていてもおもしろかったのではないかと思うが、つぎの公演でどんな公演をうつのかとても気になりました
満足度★★★★
オリザが好きかな。
私は他に書き込んでいたみなさんよりも「コメディ」の部分に笑えたのですが(複数人で見に行ったことと自分が今学生だからというのが強いのかも)、理詰めの面から行くと表現不足があって残念。タイトルに惹かれた分脚本に期待してしまっていたので、もっと「絶対領域」に迫ってほしかった。
……だけれど、だがしかし、設定やオチに幅があるからこその青春らしさというか、余白があるけれどインパクトの強い書き殴り絵という感じがしてこれはこれで、とも思う。
なんだかんだ言って台本を何度も見ては笑ったり残念に思ったり考えさせられたり泣かされたり、良い劇でした。
キャストも楽しそうだったし、音響や照明もセンスが高いと思えました。
劇団エリザベス、また見に行きたいです。
満足度★★★★
思い切って!
観に行って終わったあと、1人で観に行ったのが惜しく思う程、
誰かと語りたかったです。というか、泣きたかった!笑
声フェチとしては、須山くんとみきちゃんの声が
すばらしく、耳に残ってずっと聞いていたい声でした。
若そうに見えたのですが、いくつなのだろう…。
わけがわからない!…けど、心に残って何か
スッキリさせてくれる舞台でした。ありがとうございました!
満足度★★★★
深夜のSFちっくなアニメ
この長ーーーい題名に惹かれて観に行きました。どうこの題名を納得させてくれるのか?まぁ結果、納得したようなしないような・・・・・まぁ難しいことは置いといて、この舞台、一言で言ったら“深夜のSFちっくなアニメ”です。展開がコロコロ変わるし、場所も勝手に移動していく。めちゃくちゃで、馬鹿馬鹿しい様で、好き勝手な発想、そして、自然体に、普通の会話に、アホめいたキャラに、切なる想い・・・・・・アニキャラのような出演者揃い。でも、無駄な力みもなく、バラバラのようでちゃんとみんなが一定方向に向かっている。狭い舞台の空間も、色んな場所へワープして、狭さを感じさせない。今日一番の感想は『だから小劇場通いはやめられない!!』ということです。このところ渋めの感想の私ですが、今日はお勧めです!
満足度★★★
初めて眠らなかった不条理劇
題名の長さからして、力のこもった思いが伝わってきます。しかも、それが不条理の劇と訊くと、かなり気合いを入れて劇場に足を運ばなくてはなりません。
いままで、不条理劇を観て、途中で帰ってきたか、または居眠りを決め込んで時間の経過をひたすら待つだけでしたから。
今回は・・・最後まで寝ずに見ることができました。
不条理劇は、こちらの感性で観るものでしょうから、なにが眠らせなかったのかなと考えました。
面白かった? いや、「ラブ・コメディ」といっていたにもかかわらず、「コメディ」として笑った場面は皆無だったと思います。ギャグもかなり俗的でしたし・・・
琴線にひっかかったものが・・・う~ん、これもどうか。言葉の豊潤さというものも、正直言ってあまり感じるものはなかったと思いました。
劇団の人には申し訳ないけれど、一番の理由は「体調がよかった」ことでしょう。(すみません)
俳優さんの演技は、それぞれが個性的で、それなりに見応えがあったこともありました。もっと「日常生活」を扱った脚本なら、それぞれの個性を活かした素敵な劇になるだけの力量があったと思いました。
舞台装置も、光の使い方が素敵でした。
私の感性が、未発達だったとも言えますね。
ただ、内容的には私の「常識」を覆すほどの「台詞」もなく、世俗の典型部分をオムニバス調にコントにしたようだったという印象。どうせ劇化するならば、徹底して冒険してほしかったと思いました。
満足度★★★
これはもの凄くナイーヴ
になりそうな話なわけで、語り口とか、取り立てて新鮮味はないものの、爽やかな感じになれそうな雰囲気はあったりするのだけれども、「あぁぁ」なんて思ってしまったところも結構あったりしたわけで、あとやっぱり、学生さんだからというわけではないだろうけれども、思い切りが悪いというか、なんか「照れ」なのか、そうした印象を受けてしまったけど、まあ今後は期待してもいいかななんて思って、ナイーヴで期待、略してナイーヴ期待。
満足度★★★
う~ん
期待した「女の子の絶対領域」は期待はずれ。
「ラブコメ」・・・ラブはなんとなく分かったけど、コメディは・・・。
作る側が面白い事=観客から観ても面白いって訳ではないし。
後半、退屈してきてウトウトしてました。
不条理といえばそうかも知れないけど、ファンタジーといえばファンタジーで収まるような中途半端な感じ。
主役の男の子や肩幅おばけ役の方の演技は、他の役も見てみたいと思ったし、照明・音楽は素敵でした。