これは僕が神様になりたかったけれどなれなかった話で、僕の彼女が実は地球だったってオチが待っている話なわけで、 公演情報 劇団エリザベス「これは僕が神様になりたかったけれどなれなかった話で、僕の彼女が実は地球だったってオチが待っている話なわけで、」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    キュンってなった。
    そして、
    ふわってなりました。

    いやむしろ、
    ほわっ・・・かな。

    なにしろ全体的にふわふわとした感じで、修学旅行前のそわそわとした感じや、恋をした時のうきうきとした感じに近い感覚をずっと味わっていました。

    アフタートークを聞いて知ったのですが、これはつまりは『世界系』と言われる系の、世界を救う役割を担わされた彼女とそれを見守ることしか出来ない無力な僕がそこにいる的な系の、そんな不条理にして現実的な手続きを全てぶっ飛ばした的な系の物語とかとかである系のジャンルであるらしいのですが、それがなんだかあぁなんとも切なくて・・・

    そしてそれを演じる須山造と長谷美希が誰もがギュッと抱きしめたくなるほどに可愛らしいものですから、たぶん観客誰もが「惚れてまうやろー!」と、チャンカワイ的に心の中で叫び続けていたのでしょうが・・・

    最後はグッとキュッと締め付けられるように熱いお芝居を見せられたものですからもうなんだか泣けてきてしまい、みんなも泣いていましたし、僕もまたこの世界の果てで世界の終わりを感じながらこっそりと涙を流したのでした。


    ・・・的な話でした。

    ネタバレBOX

    いやいや、それにしてもちょいちょい意味のわからないネタが入って来るものですから戸惑ってしまいましたが、そんなことは全て無視してもいいくらい素敵なラブストーリーでした。

    キュンってなりました。

    正直胸って本当にキュンって鳴るんだなって知りました。


    それにしても平田オリザなんて人は知らなかったですし、ピッピがピクシーになるなんてことも知らなかったのですが、お芝居が良過ぎたので帰りの電車の中で調べて全てを知ることになりました。おっさんかよ!と、ポケモンかよ!と。

    なにしろとても良い舞台でした。
    正直直前に見た評価があまりに悪かったので憂鬱だったのですが、今となっては観れて良かったです。人の感覚ってホントそれぞれなんだなって思いました。

    そして・・・

    タイトルが長いとこんなにも人を惹きつけるんだということもよくわかりましたのですです。

    これからの更なる頑張りに期待する意味もこめて★をひとつ足しておきますです。

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    2011/08/21 21:29

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