醜い蛙ノ子 公演情報 醜い蛙ノ子」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    110分間眼を逸らさせない
    虐待や「ゴミ屋敷」問題から言葉の暴力、マスコミの横暴なども盛り込んで「ヒリヒリする」どころか「傷口に塩」のようなハナシだが求心力のようなものがあり、110分間眼を逸らさせないのがスゴい。
    また、ラストの明かりによって「その後」を暗示するのもイイ。

  • 満足度★★★

    次回作頑張って下さい。。
    <セット&物語>
    パルコ「49日後・・」を連想される舞台セット・・。
    前作は、日本間の後ろに裏庭で、異常な征服者を中心に抑圧される恐怖が耐えず舞台の前面に押し出され緊張の中、物語りが進行。本作は、裏庭の後ろに日本間の少し奥まった配置で2階の間(少女の部屋)を作り出し、空間を旨く観せる事に成功、但し、客席からは一歩引いた目線となり臨場感が薄まった分、冷静に物語が観られる様になった中・・親の虐待のトラウマを背負ったであろう謎めいた奇行少女の(自虐的な)物語が進行・・最後に身近な理解者と思ってた人が・・。
    <雑感>
    前回は大人の影は全く感じなく、今回は物語の設定上親戚の親等、申し訳程度に大人役が登場、メッセージ性の有・無は求めませんが、登場人物をそうさせた背景及び環境、社会を含めた大人との係わり方が気になりました。
    浮かんだ言葉は、「恐怖」、「威圧」、「自虐性」、「幼稚性」、「自己顕示欲」、「性癖」、「ヒステリック」、「反社会的」、「モノトーン」。この物語に「愛」はあるのか?嫉妬や独占欲や敵意を生み出す『求める愛』」ってとこ?『緊張と緩和』のメリハリ、緩和モードは役者さんを含めも少し経験が必要かと・・。裸族さんは笑えました。
    前作は少し褒めすぎたかなと思うくらい良かった。前2作目は楽勝、本3作目は「ごあいさつ」でも記載されてましたが、大変な難産であった事と思われます。
    <まとめ>
    主催の小林さんも少しお疲れモード気味で、不条理な“もの凄い張り手”も受けられ大変御苦労様でした。真剣さが伝わり狙いは悪くないとは思いますが、正直3連チャンもとなれば(1作目は観てません)、きついです。仮に重いパターンであっても明るい未来とか愛があれば救われます。次回作迄、劇団の引き出しが少しでも広く・深く・多くなる事を期待してます。

  • 満足度★★★

    なるほど
    なかなかでした

  • 満足度★★★★

    スペースオカルトヤング
    プロローグから気が重くなるあ。でも、人のあやふやな関係とか狡さなど丁寧に描かれて良かった。まりちゃんにちょっと驚き。

    ネタバレBOX

    加絵の壮絶さに息を呑む。夢子と舞の危うい関係が学生から続いている気持悪さ。お互い解っていながら離れていくことが恐いのか寂しいのか。
    登場人物は何かしら傷を負っていて、いまだに彷徨っている。
    そんな中で裸の修一が一番まともに見えちゃんだけど(笑)
  • 満足度★★★★

    とても楽しめない
    作・演のパンフ挨拶に「楽しんで観ていただければ~」とあったが、とても楽しめない。

    主人公・加絵(八木菜々花)の悲痛な19年。「私が何をしたっていうの!」という叫びがとても重い。

    終盤の深夜のシーンを筆頭に、上手い演出するなと感心した。このようなテイストの話は好きではないが、また観たい。八木菜々花の美しさがストーリーの悲壮感を一層際立たせていた。

    ネタバレBOX

    加絵は、母とも姉とも似つかない美人として出生する。両親の軋轢のとばっちりで母にオイルをかけられ、火をつけられ、首から下に大火傷の痕がのこる。味方であった姉も、次第に加絵につらくあたるようになり、加絵は孤立し自宅に独居しひきこもる。ゴミに囲まれながら…。

    「みにくいアヒルの子」の話は、実は白鳥でした、というシンデレラストーリーだが、本作はもっと地味で現実的。加絵の回りの人間も良いも悪いも普通にいそうなキャラ。だからこそ怖い。
    原一家は、本作の中で一番良心的に振舞い、物語を安定させている。こういったキャラがいないと、ある程度のリアリティを保てなくなり、話についていけなくなる。
    ちなみに、林(小島竜太)はいかにもな雰囲気がうまく出せていたし、上田(深井邦彦)も、独善的なオーラと小心者な空気を醸し出せていたと思う。演者の功績とも思うが、やはり演出が巧みだったのだろう。

    気になった点が少々。
    加絵を演じた八木の演技。幼いころの演技が、知的障害をおっているように見えた。また、ここまでどん底に落ちた加絵が、姉(中島愛子)に守ってもらったことで急に回復したように見えたのが、ちょっと軽くないか、とも感じた。(それぐらいどん底にいると思っていたので)
    もうひとつ、加絵が美人なのは良いが、ゴミ屋敷に住んでいるにしては綺麗(服とか髪とか)すぎないかな。
  • 満足度★★★★★

    アヒルの子(小野版)と蛙ノ子
    今晩は中野でした(帰宅途中)。本公演はあと明日1回。今日、予定では「ブラック・スワン」をみるつもりでしたが、昨日、予定変更。見逃さないでよかったー。すみません、帰宅後追記

    ネタバレBOX

    追記です。「アヒルの子(小野版)」というのは、小野さやか監督がご自身を撮ったドキュメンタリー映画で、上映会はポレポレ東中野から始まり、まだまだ各地域で上映が続いています。「家族」って何だろう? [私]って何だろう?
    作品のサイトではこんな紹介文があります。「親子の価値観の違い、姉妹間の愛憎、性的虐待」....この映画をきっかけとしてドキュメンタリー映画をみるようになりました。

    舞台はゴミ屋敷。小さな日本間がみえます。庭先から眺めるような設定。最初はこぎれいな部屋で、庭には草木、縁側があって上のほうには2階の部屋。「さくらノート」もよくできていましたが、本作もよく雰囲気がでています。始まって早々、「こと」が起こります。暗転し、部屋はゴミでいっぱい。本作品、ここから相当イライラしながらみていました。こんなに自分勝手な連中がでていて楽しいのか...「ゴミ」を放置=だらしないだけなのでは? とか。これがお話が進むにつれて意味を持ってきました。それにあわせてこちらは気がつかないうちに深みにはまっていくような感覚。八木さん、中島さんの姉妹。大谷さん。
    この3人でお芝居を引っ張っているようです。それ以外の登場人物の役回りはもっと掘り下げることができると思います。特に男性陣。「今風」なんでしょうけど、なければならない、のかというと少し弱いのでは? なにかを人のせいにして自己を取り繕うというのはよくあることで、悪くはないけど、それが終盤、重要なポイントになっていないように思います。聞こえるかきこえないかくらいの鳥のさえずり。なぜか、まる裸のシーンがあったり。終演後、みなさんのあいさつ、おひとり石段の上でお辞儀をする八木さん。ここで改めて拍手をおくります。

    余談です。「ローラ、叫んでごらん」という本があります。少女はフライパンで焼かれます。原題「No Language But a Cry」 ちょっと手に入りにくいかもしれません。

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