おまんじゅう 公演情報 おまんじゅう」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★★

    おまんじゅう♪
     バラバラだった話が、最後に一本の糸でつながる...ことはなく、2~3本の糸がからんでる感じだったのは惜しい気もするが、そのユルさも、日曜の昼下がりにピッタリでキライじゃないなあ。

  • それはつまり饅頭星があるという事か。
    今更になって「饅頭星人ってなんだよ!」と遅れて突っ込んでしまう。観ていた時にはむしろ「なになに?饅頭星人だと?」くらいの食い付き振りを発揮してしまった。おまんじゅうに関するオムニバスという事で次はどんな手で来るかに興味があった分、割とすんなり受け容れていました。
    この上演形式がお家芸となっている分、4本のバランスは上手かった。ちょっと食べ足りないかなと思ったものもあるけど、幕間の繋ぎでおかわりした気分。あの部分が一番好きだった人もいる様な気もしますが、本編あってこそですからね。いや、自分もあの部分はかなり好きでしたが。

  • 満足度★★★

    特徴ある作品だったけど
    毎回テーマを設けているが今回は「おまんじゅう」。全体的に凡打に終わった印象。多少婦人はコントでもなく、普通の演劇とも違う特色ある劇団だけにずっと観続けている人には違和感がないとしても、初見の人は戸惑うかもしれない。
    そういう意味では、好き嫌いが分かれ、誰でも楽しめるとは言い難いところがある。
    しかし、以前はもう少し入りやすい印象があったのだが。差別化重視でいくのか、観客層拡大を考慮するのか今後に注目したい。

    ネタバレBOX

    最初のミステリー物がわかったようなわからないような(笑)。山荘の女主人(小泉めぐみ)の扮装が小劇場でよく見かける有名人がモデルなのか、そっくりで驚いた。
    遠藤夏子の特徴あるしゃべりかたが芝居のアクセントになっていたが、あの動きを繰り返すとしつこいギャグに見えてしまう。
    石井千里のデブキャラには驚いた。学生時代から「ちょっと癖のある性格できびきびしている」という役が多かったせいか、こういうほんわかしたボケキャラをこなすとは意外な発見だった。

    オフィスのおしゃべりさん対策。みかんはこういう裁き役が得意。最初は単におしゃべりをやめさせる作戦だったものが、だんだんやりこめる方向に変わっていき、それを楽しむようになっていく人間の心理を描く。酒井雅史らしい作品だと思った。
    筑田大介の男性社員がいかにもいそうなタイプで面白く見られた。ただ、ほかのかたも指摘していたように、おしゃべり組がパソコンキーを叩く仕草がいかにも気のない類型的な表現で私も気になった。
    ショートコントならまだしも、そうでないなら、写実的にしたほうがよかったと思う。

    おまんじゅう星人が出てくる話はナンセンスなSFタッチの艶笑コメディなのか。これも私にはよく意味がわからない作品だった。
    山本しずかが大胆な演技で笑わせるが、渡辺は下ネタが苦手と言ってた割には、こういうものを作るとはこれまた驚き。
    渡辺裕之の作品は、本人の狙いがいまいち伝わらないときがあるが、これもそう感じた。観ていて落ち着かなかった。
    ここでも石井千里のトボケた従業員のおばさんが面白い。おまんじゅうを「気を遣ってもらっちゃって・・・」と口に入れるところや「危ないところだったねぇ」と山本に言う「間」がすごくよかった。

    和菓子屋は無神経な小姑(宮嶋みほい)に対する若女将である嫁(國枝陽子)の心理的葛藤を描く多少婦人版「渡鬼」?的作品。
    嫁の本心ともいえる分身(小林知未)を出すが、分身を嫁の表情に合わせることなく演じさせることで、顔には出さない本音が見てとれる演出がいい。
    酒井という人は、いつもこういう視点で人間観察してるのかなぁと興味深い(笑)。

    渡辺が作・演出のみで俳優として出演しなかったが、私は俳優としてもこの人が好きなので、また出てほしいと思う。
  • 満足度★★★

    よくわからなかったけれども
    わからないところが積もり積もって、それが味なのかと納得させられる脚本でした。音響が効果的でした。
    あと、女優陣の演技の幅が素晴らしかったです。各々ブレがなく、濃いキャラクターを貫いていらっしゃったので、話が1.2.3.4…と続いていくにしたがってどんどん面白味が出てきました。


    こうして書いている間にも、探偵さんの声が頭から離れません……

  • 満足度★★★

    バカだ
    バカだー。アホだー。好きだー。

  • 思ったより甘さ控えめ
    日曜日、下北沢、受付時間少し前から並ぶ。隣(駅前)では「15-0」を上演、危うくそっちに並ぶところでありました。普段、和菓子を食べることはないのですが、チラシではおまんじゅうを食べようとしてビックリしているよう…でしたのでやってきたのです。

    第一話、これは好きです。ゆるさ加減がちょうど肌温でいい感じ…なんですけど、そのあとのお話は、もひとつピンときませんでした。最初に食べたところには餡がいっぱいつまっていたのに、あとは皮が多くて、みたいな印象でした。

  • 満足度★★★★

    相変わらず楽しめました
    暑さでボーっとしながらの観劇でしたが、この劇団のちょっと外れたような感覚相変わらず楽しめました。4本ともよかったですが、おまんじゅうにまつわるオムニバスということで、でると思ったよあのネタ。おまんじゅうはXXXXの隠語ですからね。しかし石井千里さんの演じるキャラには圧倒されました。ぜひともこのキャラによるスピン・オフを希望します。

  • 満足度★★★★

    ユル面白かった。
    うわぁユルいなぁ・・・

    というのが一本目を観た感想でした。
    けれど、そのユルさが意外と嫌いじゃないんです。
    ベルトだってギチギチに締めたらお腹が痛くなっちゃいますから。

    腰パンできるくらいのユルさが今の時代はいいかもしれません。

    けれど、
    三本目、四本目辺りになるとなんだか少々方向が変わってしまい、いやちょっとそれは受け付けられないかも、というか意味がわからないかも・・・となってしまいました。

    ただ、役者さん達はなんとも味があってよかったです。
    遠藤夏子さんなんて最高ですね、いるんですねああいう人って本当に。実在することに感動を覚えました。

    そして石井千里さん、別の芝居で見てその存在感にすっかりやられてしまい、いったいどこの何者なんだろう・・・と思っていたら、まさかこういう場所でこういう色もの系をしてるなんて・・・その贅沢な使い方に劇団の計り知れない可能性を感じましたが、できるだけもっと前面で使ってあげて欲しいなと思いました。

    ネタバレBOX

    結局、無理してまんじゅうに絡める必要ってなかった気がします。

    オブラートに・・・あ、いや、まんじゅうの皮に包まず言ってしまうと、ほんと三本目、四本目は意味が不明でした。まんじゅう星人にしても、もうちょっとわかりやすくして欲しかったです。

    なにしろすっきりしませんでした。
  • 満足度★★★

    役者は悪くないんだけど、
    肝心の作品はタイトルやチラシのインパクトに負けている。おまんじゅうという括りが逆に足かせになった印象。

  • 満足度★★★★

    おもわず
    大笑いではないのだけれど、ニヤニヤしながら観てしまいました。

  • 満足度★★★

    性格的演劇で、好みが分かれるかな?
    個人的には、こういう話は「短編集」ということで、活字で読んだ方が良いかな?と感じさせられた。

    理屈が強いというか、推理的色彩を持っているが、
    しかし長編物のようにジワジワ解き明かされるというわけではなく、
    短編で凝縮されているので、
    それを面白いと思うか、窮屈と思うか、そこで好みが分かれると思う。

    私は、どちらかというと後者・・・なので、
    冒頭のように、これなら活字の方が、と思った次第。
    まあ、万人受けしないでもいいのかもしれないが、
    それでも、もし私のような好みのものにも楽しめるように、ということなら、
    合う題材を選択して、そして工夫された台本を用意する必要があるかな、
    とは思う。
    ただ、そうすると毛色が変わって、今のファンがどう思うかな?
    というのもあるし、それについては責任は取れません(笑)

  • 満足度★★★

    こういう仕上がりなら
    特におまんじゅうに拘らなくても良かったような気がするオムニバス4編。個人的には「蛮頭村殺人事件」が好み。こちらのインパクトが強すぎて、むしろ他の3篇が小粒に感じてしまう。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    1・蛮頭村殺人事件ではキャストらの所作がいちいち面白かった。そうして音響と共に冴え渡る演出もgood!
    どうでもいいような推理の探偵、探偵よりも推理力の確かな小林、更にインパクトありすぎる刑事、それらが絶妙に絡んで物語を最大限に面白くしていた。それに加味して地主の道明寺の表情があまりにも素敵!ホラーコメディ。


    2・平和の代償は誰が払うか
    会社でおしゃべりが激しい女子社員を黙らせる為にみかんは他の社員と画策を練るも、計画通りにいかず、更に煩くなる。笑


    3・つつむ
    まんじゅう星人はだれか?を巡って新たなる人間関係が露出され、終盤では萩にいじられまんじゅう星人がバレてしまう。

    4・具と皮で出来ている
    まんじゅう屋に勤務する人間関係を描いた物語。


    物語の間に刑事(石井千里)との絡みコネタを披露するが、これが意外に面白い。むしろこちらのコントネタがなかなかの大粒で好みだった。次回はこの刑事を主軸に物語を作って欲しいほど。刑事役の石井が実に可愛い!

  • 満足度★★★★★

    面白いなあ!!!
    個性的で、そこそこお美しい女性陣が大活躍、ユニークで本当に面白い。何か唖然としながら見入ってしまいました!

    ネタバレBOX

    探偵の動き、声、可愛いいい!

    会話の腰を折る、キャッチアンドリリース、いい!

    着ぐるみで太っちょキャラ、いい!

    途中、ちょっと緩んだところもあったかなと思いつつも、全体的にいい!

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