満足度★★★★
おまんじゅう♪
バラバラだった話が、最後に一本の糸でつながる...ことはなく、2~3本の糸がからんでる感じだったのは惜しい気もするが、そのユルさも、日曜の昼下がりにピッタリでキライじゃないなあ。
それはつまり饅頭星があるという事か。
今更になって「饅頭星人ってなんだよ!」と遅れて突っ込んでしまう。観ていた時にはむしろ「なになに?饅頭星人だと?」くらいの食い付き振りを発揮してしまった。おまんじゅうに関するオムニバスという事で次はどんな手で来るかに興味があった分、割とすんなり受け容れていました。
この上演形式がお家芸となっている分、4本のバランスは上手かった。ちょっと食べ足りないかなと思ったものもあるけど、幕間の繋ぎでおかわりした気分。あの部分が一番好きだった人もいる様な気もしますが、本編あってこそですからね。いや、自分もあの部分はかなり好きでしたが。
満足度★★★
特徴ある作品だったけど
毎回テーマを設けているが今回は「おまんじゅう」。全体的に凡打に終わった印象。多少婦人はコントでもなく、普通の演劇とも違う特色ある劇団だけにずっと観続けている人には違和感がないとしても、初見の人は戸惑うかもしれない。
そういう意味では、好き嫌いが分かれ、誰でも楽しめるとは言い難いところがある。
しかし、以前はもう少し入りやすい印象があったのだが。差別化重視でいくのか、観客層拡大を考慮するのか今後に注目したい。
満足度★★★
よくわからなかったけれども
わからないところが積もり積もって、それが味なのかと納得させられる脚本でした。音響が効果的でした。
あと、女優陣の演技の幅が素晴らしかったです。各々ブレがなく、濃いキャラクターを貫いていらっしゃったので、話が1.2.3.4…と続いていくにしたがってどんどん面白味が出てきました。
こうして書いている間にも、探偵さんの声が頭から離れません……
思ったより甘さ控えめ
日曜日、下北沢、受付時間少し前から並ぶ。隣(駅前)では「15-0」を上演、危うくそっちに並ぶところでありました。普段、和菓子を食べることはないのですが、チラシではおまんじゅうを食べようとしてビックリしているよう…でしたのでやってきたのです。
第一話、これは好きです。ゆるさ加減がちょうど肌温でいい感じ…なんですけど、そのあとのお話は、もひとつピンときませんでした。最初に食べたところには餡がいっぱいつまっていたのに、あとは皮が多くて、みたいな印象でした。
満足度★★★★
相変わらず楽しめました
暑さでボーっとしながらの観劇でしたが、この劇団のちょっと外れたような感覚相変わらず楽しめました。4本ともよかったですが、おまんじゅうにまつわるオムニバスということで、でると思ったよあのネタ。おまんじゅうはXXXXの隠語ですからね。しかし石井千里さんの演じるキャラには圧倒されました。ぜひともこのキャラによるスピン・オフを希望します。
満足度★★★★
ユル面白かった。
うわぁユルいなぁ・・・
というのが一本目を観た感想でした。
けれど、そのユルさが意外と嫌いじゃないんです。
ベルトだってギチギチに締めたらお腹が痛くなっちゃいますから。
腰パンできるくらいのユルさが今の時代はいいかもしれません。
けれど、
三本目、四本目辺りになるとなんだか少々方向が変わってしまい、いやちょっとそれは受け付けられないかも、というか意味がわからないかも・・・となってしまいました。
ただ、役者さん達はなんとも味があってよかったです。
遠藤夏子さんなんて最高ですね、いるんですねああいう人って本当に。実在することに感動を覚えました。
そして石井千里さん、別の芝居で見てその存在感にすっかりやられてしまい、いったいどこの何者なんだろう・・・と思っていたら、まさかこういう場所でこういう色もの系をしてるなんて・・・その贅沢な使い方に劇団の計り知れない可能性を感じましたが、できるだけもっと前面で使ってあげて欲しいなと思いました。
満足度★★★
性格的演劇で、好みが分かれるかな?
個人的には、こういう話は「短編集」ということで、活字で読んだ方が良いかな?と感じさせられた。
理屈が強いというか、推理的色彩を持っているが、
しかし長編物のようにジワジワ解き明かされるというわけではなく、
短編で凝縮されているので、
それを面白いと思うか、窮屈と思うか、そこで好みが分かれると思う。
私は、どちらかというと後者・・・なので、
冒頭のように、これなら活字の方が、と思った次第。
まあ、万人受けしないでもいいのかもしれないが、
それでも、もし私のような好みのものにも楽しめるように、ということなら、
合う題材を選択して、そして工夫された台本を用意する必要があるかな、
とは思う。
ただ、そうすると毛色が変わって、今のファンがどう思うかな?
というのもあるし、それについては責任は取れません(笑)
満足度★★★
こういう仕上がりなら
特におまんじゅうに拘らなくても良かったような気がするオムニバス4編。個人的には「蛮頭村殺人事件」が好み。こちらのインパクトが強すぎて、むしろ他の3篇が小粒に感じてしまう。
以下はネタばれBOXにて。。