『ナツヤスミ語辞典』 公演情報 『ナツヤスミ語辞典』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 35件中
  • 滑り込み。
    予定が急遽空いて上演時間に滑り込みました。

    ネタバレBOX

    今回の劇場や企画の規模に応えられるだけのものをこれまでの柿で観て来ているので、全く不安なく観ていました。キャラメルと組んでもやれるだろ、という勝手な期待。むしろ他に小劇場でキャラメルと対等に組める団体はないだろと。組むだけならまだしも、対等に。実力もそうだし、本人達の意識としても。
    個人的には客席の反応の薄さに戸惑いました。「いや今の絶対面白かったろ?なんでみんなリアクションないの?」って箇所があちこちあって。ネタ的に滑っていた訳でもないので、「キャラメルファンがキャラメルの役者だけ観に来てるのか?」なんて邪推したりも。自分が逆の立場だったらと考えると何とも言えないのですが。「演劇」を第一に観に行く時ならまだしも、今回はきっと「キャラメルと柿」を観に行ってたと思うので。
  • 満足度★★★★★

    好き
    キャラメルボックスの作品はほぼ全部好き

  • 満足度★★★★★

    「キャラ箱の 中敷詰める 柿尽くし」かな
    「かき(柿)氷 キャラツブ乗せて いと旨し」
    “柿さん’s”の特徴 リズムのある台詞回しでのリフレイン攻撃に加え、ついにBGM(リズム低音)との融合による“ビートの利いた芝居”を確立させてしまった感ありで、略全編リズムに乗って観る芝居って!最初はとてもチャレンジングで大変であったと思料される分、もの凄さを感じます。
    個人的にはサブリミナル効果のある“最終ウエポン村上さん”の不意打ち攻撃が好物で、本作「ポップコーン」の台詞(正確には台詞の後 文脈の繋がりが全く無い、只の突拍子に発する奇声です。)が頭に残り、観劇後、気が着いたら行き付けのスーパーでポップコーンを なぜに2袋 無意識の内に買ってしまってました。(あな、恐ろしや!)又、長台詞の台詞回しは、古くはなりますが“4代目 柳亭痴楽師匠”「七・五調」の新作落語「痴楽綴方狂室」を彷彿させるもがあります。
    “柿さん’s”は未だ日が浅く初観は、「露出狂」で、“深谷さん”“熊川さん(範中遊泳)”に注目、インパクト面では“七味さん”“あがささん(劇団零式?)”でしたが、今回、特質すべきは間違いなく“深谷さん”滑舌も良く、女性で無理なく あれ程声の通る役者さんは稀で、表情・表現も豊か、全編全力で演じきり役者である事をとても楽しんでおられる姿は、好感が持てます。
    <客席ウォッチング>
    開演直前“村上姉さん(ホチキス)”と“片桐さん(箱庭)”が来られプライベートでの仲の良さも垣間見えました。仮に御二方が、“柿さん’s”の舞台に上がったとしたら・・??
    <追伸>
    天下を往く“水戸黄門様TV版”の如くマンネリ傾向故、一旦卒業しましたが、22年前の作品(成井さん27才時)は、斬新でさすがに“本”は良かった。原作の枝葉を大胆にシンプルに切取り、内に育まれた原木を無垢(予見不可能)な姿で取り出す、天才“中屋敷さん”を以ってして熟慮の結果「真正面からぶつかる」・・にせざるを得なくさせてしまった。。正に“アナザーフェイス”間違いなくとても面白い作品でした。機会があり、時間巻き戻しネタでなければ久々に“キャラメルさん”観に行こっと。。
    「【佳作】正統派 かき(柿)乱だされて 新機軸」

  • 満足度★★★★

    好き
    好き

  • 満足度★★★

    両バージョン観劇
    <本痴気>面白かった~!中屋敷演出は若干抑え気味な気はしましたが、返って違和感なくすんなりと受け入れられた気がします。熊川さんが、以前同じ役をやっていた藤岡さんの雰囲気と似ていてちょっと驚きました。

    <乱痴気ステージ>ミスも多かったし、途中で演出からストップがかかるハプニングもあり。しかしそれもレアな体験と思ってしまう一種のお祭りのような高揚感が。もちろん本痴気の方が完成度もキャスティングも上だけど

  • 満足度★★★★★

    面白かったです!!
    今までで一番『やってみたい』と思った作品でした。

  • 満足度★★★★

    お祭り
    キャラメルボックスと柿喰う客のコラボ公演。
    最初のシーンからドン引きました(笑)
    笑いがついていけないというかなんというか(^_^;
    でも、終演後には思うのは、あのビートが耳から離れないのです。

    低音で響くビートは、あの中学生達の活動的な生の鼓動であり、
    生きている者の鼓動だったんですよね。
    その代わりにウラシマ達のシーンでは、ビートがない無音の世界でしたから。

    ウラシマは、鍛治本さんが演じていましたが、
    個人的には石原さんで観たかったなぁと思いますが、
    キャラメルでは観られることの少ないいい役でした。

    コロさんは、ProjectBUNNGAKUという演劇で、
    初めて見てなんというイケメンな女優さんだと思っていましたが、
    柿喰う客の俳優さんだったのですね。
    今後注目かなと。

    森下さん演じる駅長が場面を締めていましたね。
    やはりベテランはこう使うべきというか、
    空気を持っていますね。

    この作品はこれで初めて観たのですが、
    キャラメルボックス版も観たくなりました。

  • 満足度★★★★

    乱痴気ヴァージョン・配役シャッフル!渡邊安理ちゃん凄!お祭りバージョンを楽しんで。
    前日に通常の配役で観劇。
    今日は、柿喰う客恒例の「乱痴気ヴァージョン」!
    通常と違う配役での1回限りの公演です。

    すごいです。
    この1回のために、本来の役とは別の役も
    稽古して仕込んでいるってことですもんねぇ。

    そして初っ端、女教師役は渡邊安理ちゃんでしたね。
    あの長台詞を、パワー全開で完璧にこなしてました。

    まあお祭りバージョンということなので、
    本来の芝居としては、やはり通常版に譲りますが。

    それと、途中で演技を間違えて、演出の中屋敷さん
    の指示が上方?から聞こえてきて、やりなおす、
    っていうシーンは、ほんとに間違えたんじゃなくて
    そういう乱痴気ようの台本どおりだったのかも?
    以前もアドリブ風のやり取りが、実は演出だった
    っていうことがあったので。実際どうだったんだろう?
    柿の通常公演では、終演後に毎日質問雑談コーナーがあったから
    確認できたのですが。

  • 満足度★★★★★

    キャラメルボックス×柿喰う客=化学反応!!中身はキャラメル、表現は柿風味!
    キャラメルボックスの名作が、柿喰う客とのコラボで再演が実現!
    一見、相反しそうなテイストの劇団同志と思いましたが、
    なんの、自然に溶け合って、「独特の風味」で面白かった!

    キャラメルボックス×柿喰う客=化学反応!!

    内容は、キャラメルらしいゴースト・ハートウォーミング・ストーリー。
    二度とない女子中学二年の夏休み。

    プールが嫌いなために、毎夜、水を抜きに来る生徒三人組と、
    その証拠を押さえようとする同級生の三人組、
    幽霊が出るという噂に、張り込むカメラマン。

    夏休み連日の大騒動と、忘れられない奇跡の出来事を描く。

    印象的なのは担任の女教師!
    冒頭の長台詞には素直に驚きノリも良く、
    また、何度も繰り返された、お化け話に驚くと硬直して突然倒れてから、
    ゆっくりうつ伏せ(だったか仰向けだったか)になっていくという
    意味不明のリアクションなど、大爆笑でした。

    主演のカメラマンの娘も素直に良かった。以前の柿喰う客公演
    (女子サッカー部の話)でも、タイトルコール役の中心人物でしたね。

    そして、かたくなに水泳に抵抗するヤンマ(ヤマダ)の主張!
    こらまた奇妙なリアクションやイントネーションの体育教師にも
    大爆笑!

    こうして見ると、
    「中身はキャラメル、表現は柿風味!」という感じでしたね。

    結構昔の優しくてあまーい内容も、柿独特の押しの強い個性的な
    メリハリ演技で、受け入れやすく味わいやすくなった感じです。

    やっぱり観て良かった!

  • 満足度★★★★

    面白かった
    中屋敷演出、柿の雰囲気も出しながらもキャラメルボックス色も出てたかな。
    (まあ、キャラメルボックス単独では観た事無いんですけどねww)
    なかなかによかったです。面白かった。

  • 満足度★★★★

    ぶっ倒れ
    中屋敷さん演出の川田希さん、超好き。

  • 満足度★★★★

    成井作曲・中屋敷編曲、的な
    喩えて言えば『スピード2』のエンディングで流れたコムロアレンジのメインテーマ。メロディは紛れもなくキャラメルながら楽器編成やリズム、音色は柿丸出し、みたいな(笑)。
    また、HPにあった乱痴気やその昔観た版などの配役が浮かび、脳内マルチスクリーン状態。

  • 満足度★★★

    キャラメルボックス×柿
    おもしろかった!若いっていいことだ。しかしながら私は柿ならではの下品さを求めていた。きっと何かしてくれるだろうと。柿にしては綺麗すぎた、というのが期待値からのコメントだろうか。

  • 満足度★★★

    のめり込めず。
    以前から気になっていたキャラメルボックスと柿喰う客。
    それがコラボって…行くっきゃないでしょ!と思い、
    初キャラメルと初柿喰う客。

    でも、期待してた割にという感触。

    場面の移り変わりや演出はお見事で、メリハリもあり、見てる人を飽きさせない。
    ただ、前半はリアルなことをコミカルに演じ、後半はファンタジー内容をシリアスに演じ、全体的な統一感がなく、少し戸惑った。

    こう…あまりにも「THE演劇」という感じで、俯瞰して見てしまった。
    楽しい内容で、メッセージ性もあったけれども、「あぁ、演技だな」という感じがして全くのめり込めず。
    もう少し自然なリアルさが欲しかったというのが正直なところ。
    そうでなかったら、コミカルを貫いてほしかった。

  • 満足度★★★★

    キャラメルX柿
    キャラメルボックスが14年ぶりに実現した「ナツヤスミ語辞典」のアナザーフェイスということで

    柿喰う客の中屋敷法仁くんの演出と柿の役者さん、それとクロムモリブデンの森下くんだったり、範宙遊泳の熊川ふみちゃん だったりと魅力的な他劇団のキャスティング どんな感じになるのかなあ?と思ってましたが・・・

    前半は“柿”独特のあの奇妙な動きがあったりでの雰囲気がいっぱい、シリアスな場面では やっぱりキャラメルっぽい。

    両方観たことがある方には、面白い企画だったんじゃないかなあ☆

    これしかないってキャスティングにみえたけど、乱痴気公演はどんな?だったんだろ!

    ステージは雛壇状の傾斜がついてる舞台、結構段差があって役者さんたちは そこを上がっり下がったり、とてもシンプルな作りだけど、中身が濃いと 色々なシチュエーションでそれぞれの情景に見えてくるんですよね~。

    一番多感な中学2年の夏休み を描いていますが、ラストに「ナツヤスミ語辞典をちょうだいよ」という台詞に 「それはダメだよ!! だって今が夏休みじゃん」 そう、生きているってことを実感させられた台詞でした。。 

  • 満足度★★★★

    アナザーフェイス
    アナザーフェイスならではの各々「違う顔」が見られたと思う。欲を言うならば、キャラメルの古株のキャストにも出演して欲しかった。それでこその異文化接触企画だとも思うので。

  • 満足度★★★★★

    画期的なコラボによる理想的なフュージョン
    劇団名を合わせると柿キャラメルなのかキャラメル柿なのか、現物の方はいまいち喰い合わせが悪そうですが、劇団の方はそんな事はなく、自分は多いに楽しませてもらいました。
    中屋敷さんの日本刀の様な切れ味鋭いリアクション芸がキャラメル成井さんのエンターテイメント性の高いファンタジーによって、多少薄くなる部分はあったにせよ、それぞれの良い部分を打ち消しあう事無く最適な調合になっていたように思いました。しかし、そう考えるとそれぞれの劇団の熱烈なファンで劇団の最も濃いエッセンスが好みの人には物足りなかったのかもしれないなあとも思いますが、自分は小学生のナゾナゾじゃないですが1+1が田んぼの田になるような楽しさを感じました。

  • 満足度★★★

    合ってるけど、良くはない
    あまりリアリティのない状況や台詞を、役者が本気で演じる事により観客に納得させるというのが、少し前のキャラメルボックスの魅力だと思っていた。

    が、今回の演出では、あまりリアリティのない台詞をコミカルな動きや言い方で演じているため、登場人物が本気に見えなかった。教師たちとか、あれが本気なら気が触れてる。
    常に「ああ、これは演劇なんだな」と思ってしまい、世界観に入り込めなかった。

    早いテンポや高いテンションは、この台本に合っているようにも思えるので楽しめる所も多いが、台本の良い所を引き出しているようには見えなかった。

  • 満足度★★★★★

    ナツヤスミ
    夏休みという 休みを 感じることができなくなったかも知れない 私でも、
    夏休みという言葉は素敵な響きを持つような 気がします 舞台は、
    勢いを増して進んでいって、飲み込まれました。

     

    ネタバレBOX

    段差を 駆け上がっていく 様子が いいなと 思って 
    まだ 終わらない夏を 私は 夏らしく過ごしたいな とか ウズウズしました。
  • 満足度★★★★★

    圧倒的な躍動感とスピード感
    おもしろかったなあ。こういうの好きです。
    役者の皆さんもみんな個性的で観ていて楽しい。

    いっしょに行った家族も大満足でした。

    ネタバレBOX

    多田さんのクサナギはほのぼのしてたし、
    川田さんのミドリ先生は魅力的だし、
    コロのムロマチはかっこいいし、
    深谷さんのヤンマは顔が知人にそっくりで目を離せなかったし(ダンスが良かったし)、
    七味さんや森下さん、村上さんはいい味出していたし。

    ムロマチが夫の死の真相を知れて良かったし、クサナギはまた先生になれて良かった。

    脚本、演出、役者さん全て満足でした。

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