満足度★★★★★
当日券でなんとか
自分も大好きな谷中・千駄木。
円朝まつりなんかの時には自分も汗を流しながら行ったり、
猫が多い街でもあり
そんなゆるやかで坂の多い街の風が吹き抜けるような
ステキな公演でした・・。
満足度★★★★
恋をもう一度したくなる
千駄木にあるカフェでの公演。
本当のカフェであり、座席が少ないお店なので、
中に30人近くも入ると満杯になる感じでした。
ぎゅうぎゅう詰めで観劇しました。
でも、上演時間70分間は飽きることなく、
この静かなカフェの空間で、恋の始まりと終わりを目撃。
常連客の戸坂を演じる、
日下部そうさんの人の良さそうな、
煮えきれないイイ人に親しみを覚え、
同級生であり元恋人の里見を演じる、
後藤飛鳥さんとの核心を触れないように、
お互いを想う会話のやり取りに、
成り行きをドキドキしながら、見つめていました。
途中、カフェに訪れるKYな男。
一度、トイレを借りに来店。
途中で店を出るが、向かいの道路から店の様子を覗うなど、
ロケーションを活かした演出が面白かったです。
カフェの女主人が、娘の婚約者に結婚とはを諭し、
婚約者が逡巡するところは、
実際に勢いで結婚して失敗した私自身を戒められているようで。。
恋が始まった戸坂と恋が終わった娘さん。
その全てを優しい光で包むカフェと女主人。
とても素敵な時間を過ごせました。
カフェで上質の珈琲とBGMを味わった感じでした。
満足度★★★★★
人間が一番怖いし面白い。
私の中でも、特別な部分を占めている人たちの公演なので、毎回欠かさずに見たいところなのですが、実は今回「humming」シリーズは初めて観ました。
スリリングな関係性をどう構築して、展開していくのか。
人間の気持ちの機微の部分を描写するのに、このような元々にある場の雰囲気から立ち現われる、幻想的なイメージが重要な要素として設えられる。
こういう感性に触れられる機会を得られるということは、格別な気がします。
素晴らしい公演でした。観客収容人数が少ないので、周りの人たちにあまりお勧めできなかったのですが「知る人ぞ知る蕎麦屋」みたいな公演ですよね。無理をして観に行ったかいがありました。
満足度★★★★★
千駄木という街。
19時半からの開演まで、谷根千を漫喫しました。
人柄が温かくて。
猫も多くて。
いい町だなぁ、と向かったさんさき坂カフェ。
カフェ公演だし、なんてちょっと軽い気持ちだったのに、
ガッツリ泣かされました。
あぁ、いい夜でした。
満足度★★★★★
重なりがべたつかず、クリアで深い
物語の進行から
次第に垣間見える時間や想いが
場の空気を重くするのではなく
深くしていく感じ・・・。
重なってはいくけれど
澱まない刹那の
いくつもの空気感に捉えられました
満足度★★★★★
「機微」とか「葛藤」とか嫌いなんですけどね
半径5メートルの人間関係の「機微」とか「葛藤」とか、男女関係とか、友情とか、親子関係とか…そういうの、やりたい小劇場の人多すぎ!… 正直いって、食傷気味です。もっと、でかい<世界>を問うような作品やって下さいよ!…と、思ってきたりしたんですが、…このポかリン記憶舎は別!…素直に素晴らしいです!…もう、役者さんも、台本も、演出も、カフェに溶け込んでます!大きなガラス戸越しに、街と季節にも溶け込んでます!…でもって、「最悪」なのは、観劇後に、「ああ、恋愛って…」とか、もう、思い出さなくてもよいことを思い出しちゃうわけです…
満足度★★★★
雰囲気良し
主宰の「惚れ込んだカフェ」で行われる物語というこで、劇と舞台がうまく融合していた。車のライトやクラクション、一般の歩行者など、外の様子も込みで舞台が創られている点、非常にうまいと思う(舞台の選択とそれを活かすという意味で)。
劇的な話でなく落ち着いているが退屈しない。ユーモアも織り込まれ満足度は高い。
30前後の男女と40前後の男女、ふた組の物語にスポットが当たっていると思うが、観る人の年齢により楽しみ方も変わる良い構図。
総じて良い作品だった。
公演時間は70分位。店内が狭く、丸椅子もつめて配置しているため、お尻が痛くなった。(狭いので)通常の劇場より周りに気を使うため、もう少し楽な状態で観劇できたら良いと思う。
ちなみに、店の外でも演技する場面が何回かあるので、窓際の席をとると観やすいかなと。
満足度★★★★★
すみませんコーヒーを はい、ミルクも
雨の千駄木、初めての場所です。時間少し前にうかがうと太田みちさんが受付で準備中。「カラフルな猫(4/1)」も@カフェでした。入って右、カウンターに数席。中央に小さなテーブルとイス3脚。座席は左、壁側に2列。2列目に座ろうかなとしていたら前の人と同じ高さですよ~、とおっしゃるのでそそくさと丸椅子へ移動。明神さん...「冬の穴@学習院女子大」ときもそうでしたが、とてもほっとする案内ぶり。カウンターの中、トイレ、ガラスドア越しに見えるお店の前の通り、その通りをはさんだ向こう側の歩道、見えるところ全部を使ってのお芝居。私たちは役者さんと同じ時間を過ごします。すぐ近くの銭湯の話なども織り込んで、「ここにあるカフェ」のお話はひとくち飲んみれば、外の雨も風情のひとつに思えてきます。
狭い中、肩を寄せ合いながらの観劇です。カウンターを正面にみる位置、前の丸椅子が見やすいです。