愛情爆心地はボクのココ 公演情報 愛情爆心地はボクのココ 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
21-40件 / 40件中
  • 満足度★★★

    ポップでキィッチュで、ちょっとイイ話
    カ〜ワイイ〜(は〜と)って、思わず言ってしまいそう笑)。
    しかし、エネルギーの方向はそれでいいのかな? と思ってしまった。

    ネタバレBOX

    なんてったって台詞が面白い。
    よくよく聞いていると、あちこちにそんな台詞が散りばめられている。

    舞台をキャットウォークまで使い、立体的に見せるのは、ストリートチルドレンたち若いエネルギーを見せるにはうまい演出だと思った。

    ストーリーと端々の設定(頭中華包丁とか手のアフリカ象とか)は、一見ハチャメチャ風だけど、実はイイ話が中心であり、そこを中心にまとまっていって、人情コメディ風味に。
    ストリートチルドレンたちと、オトナたちとの戦い。ストリートチルドレンたちの町への思い入れが、町のオトナたちの利権となる、町のテーマパーク化を阻止する。
    なんとなく、昔から芝居として意外とありそうなテーマ(軸)となっていく。

    イイ話風味にしては、なぜストリートチルドレンたちは、ストリートチルドレンとしてい続けることを選択しているのかが、判然としない。
    だって、彼らのリーダー的存在のスミカは町長の秘書として働いているし、彼女は自分の妹を守りたいと思っているのだから。
    いつまでもストリートチルドレンを続けられるはずもなく、自立を考えるのが当然ではないか。見ていてそう思ってしまうのだから、この「なぜ」は解決されないままだと辛い。てっきりラストでそれが(特にスミカ姉妹に関することで)明らかになっていくのかと思いきや…。

    また、そのスミカと妹アイコは両親が見つかったからと、あっさりと町と仲間を捨てて両親の元へ向かおうとする。
    あんなに連帯感が強かったわりには(そのあたりも描き切れてはないのだが)、あっさりと仲間を捨ててしまう。これはなぜなんだろう。つまり、ストリートチルドレンを続けることの必然性が物語の中で語られていないから、この展開がすっきりしない。
    ラストで「え?」っと思った。

    ストリートチルドレンたちとオトナたちの対立軸に、ストリートチルドレンたちを保護しようとするイイ人の恋ヶ窪が加わるのだが、その設定が活きてこない。こういう設定は、物語に深みを増すか、人の関係を複雑にして、立体的になるはずが、単に軸が増えただけで、何かが見えてくるわけでもない。

    イイ話風味にしては、そんなところが中途半端に感じてしまう。

    楽しいのだが、着地がきれいにまとまりすぎているような気がしてしまう。
    きれいにまとめようとしている割には「?」が浮かんでしまうし。

    それが、このはち切れんばかりの明るさと破壊的になるのではないかという(観客の)期待値に比べて、やや観客の心をトーンダウンさせてしまうようだ。
    (だって、オープニングの、頭に中華包丁&両親のデタラメさを見ていたら、そういうトーンの展開になると思うでしょ)
    観客としては、明るさとポップさのエントロピーを、もっともっと増大させて、トンデモで爆発して欲しいと思ってしまう。エネルギーを噴出させる方向が違っているふうに見えてしまう。
    何も毒を入れろ、というわけではなく、明るく楽しくポップでキッチュであったとしても、なんか若さというか、そんな青臭さの発露の方向を見せて欲しいと思ったのだ。
    つまり、そんなにうまくまとめんなよっ! という感じだ。

    全体から溢れるパワーはとってもいいのに、普通の人情喜劇風味にしてしまい、しかもそうするにしては、足腰が弱いのが少々辛い。

    個人的には、テーマパークを破壊して、火事になったあたりの大騒動があまりにも面白かったので、なんか残念。台詞も面白いのにね。
    (町を今のままテーマパークにする、というコンセプトのはずなのに、何かを建設するという設定もなんだかなーだし…)

    町長等を演じた神戸アキコさんの怪演が素晴らしい。ただし、どの役も同じキャラにしか見えないのが玉にキズ。スミカを演じた片桐はずきさんは、スキッとしててカッコいい。ピノコを演じた八幡みゆきさんも印象に残る。サンタナを演じたナカイデソントンさんのとぼけた雰囲気もよかった。

    あと音楽いいのに使い方がもったいない。せっかく歌詞がある曲を使うならば、せめて1コーラスぐらいをきちん流して、物語に深みを増すのに活用してほしい。歌詞があるに、BGMというより、ぶつ切りすぎて、展開時のジングル的な扱いのように感じてしまうので。
  • 満足度★★★★★

    作品がみずみずしい。
    王子小劇場にてぬいぐるみハンター観劇。舞台空間の使い方がうまく王子小劇場を見事に使っている。

    POPでキュートな作品。青春のある時期のキラキラと輝くような芝居。眩いばかりだ。僕の好きな浅見臣樹、神戸アキコが相変わらず存在感抜群で、片桐はづきがさすがに上手い。別格だ。

    また若手では八幡みゆきに魅力を感じた。センスある芝居をしている。

  • 満足度★★★

    面白かった
    次回期待。

  • 満足度★★

    ばたばたでばらばら
    全体的に統制できていないように感じました。途中で吹く場面もあり、レベルが水準に達していないようです。素人が仲間でわいわいやっているようで、残念でした。

  • 満足度★★★★

    バランスよい仕上がりかなと
    前回よりストーリーがわかりやすく観やすい舞台でよかった。ポップな衣装や演出も程よくて満足できた。

    役者は、神戸と片桐が良い。特に片桐は小柄かつ細い身体でエネルギッシュに振る舞い、舞台を引き締めていたと思う。

    ネタバレBOX

    昔チラホラ耳にした「ストリートチルドレン」の話。彼女らの住処が街のテーマパーク化で危機に瀕した時、彼女らは蜂起する。

    ナイト(浅見)とマヒル(久保)の兄妹とスミカ(片桐)とアイコ(永本)の姉妹という兄弟愛が話の中心に走っていたので、安定した舞台となっていたと思う。個人的にはもう少し感動エッセンスが多くても良いけど。特にスミカが住処を守るというところとか。
    OPの傘とレインコートのダンスは、見た目もきれいで上手い演出だった。また、終盤の花火のシーンは、照明(と音響、役者の演技)で見事に花火を見せてくれた。
    大笑いすることはなかったが、神戸アキコのネタやサンタナ(ナカイデソントン)のネタは面白かった。


    前回よりダンスが少なくなったような感じだが、舞台セットや衣装、演技などはポップでカラフルで、十分楽しめるレベルであったと思う。
    どーでも良いが、スミカの秘書姿が魅力的だった。
  • 満足度★★

    空回り気味
    ぬいぐるみハンターのここ数作は続けて観ているのですが、今までの作品に比べて毒が薄くなっていて、ただ楽しく騒いでいるだけの様に見えました。ビジュアルや大音量の音楽、ハイテンションな演技などに目を奪われますが、物語自体は陳腐であまり楽しめませんでした。ストリートチルドレンと自分勝手な大人たちを描いていましたが、物語より笑いを重視するのなら、もっとナンセンスで軽い話の方が良かった気がします。
    演出的にも今回は新鮮味を感じるところが無く、特にクライマックスのシーンは若いエンターテインメント系の劇団で良くあるような構成で、この劇団ならではの個性が感じられませんでした。
    たくさんギャグやネタを盛り込んでいたのですが前半は空回りしている感じを受けました。後半は神戸アキコさんが引っ張っていて笑えました
    。役者達も笑っていたのでアドリブだったのでしょうか?

    王子小劇場の空間を存分に利用して奥行き感が出ていたのが良かったです。奥の方から背中にライトを浴びながら役者が現れるシーンが素敵でした。但し、前作の『くちびるぱんつ』と同じ空間の使い方だったので(特にオープニング)、他の可能性も見せて欲しかったです。

    役者は女性陣はそれぞれの個性を生かした可愛らしさが出ていてたと思いますが、男性陣はあまり印象に残りませんでした。

  • 満足度★★★★★

    アフターイベントまで
    ずっと走りっぱなしでした。もう少しやりすぎぐらいでもいいかもしれませんが、
    そうすると役者さんが本気で倒れるかもしれません。

    話や場面の流れは、切れ目なく楽しめました。一部のように、もう少し、役者さんの”無理感”がでると観ているほうはすっきりします。

    神戸さんのぎりぎり感がとてもすてきでした。
    特にアフターでのかわいさったらなかったです。

  • 満足度★★★★

    お伽話
    相変わらず、脚本があるんだか、有ったとして本気で書いたのかどうか分かんない様な、お話し。
    元々、ストーリーに期待なんかして無いから此れでいいと思うけど、ぬいぐるみハンターの芝居は、お伽話なんだなぁーって4回目の観劇で分かったから、もっとハッピーエンドな、愛と元気で世界が救えちゃう的な話がいいと思う。目指せ日本一脳天気な劇団!


    ※ 多くの人に評判が良く無いアフターイベント、日曜日の回もかなり惨い物でした。神戸さんの時に行けばよかった‼

  • 満足度★★★

    やっと
    ちらしっぽいスレンダー美少女が登場しましたね!

    ネタバレBOX

    ホームレス中学生を題材にしたような家族の崩壊と再生の話に、ストリートチルドレンの暮らしぶりと市長の悪行を告発するという話を織り込んだようなストーリー。

    ストリートチルドレンは、親戚に引き取られることになった姉妹と夫婦が復縁することで戻っていく兄妹を除くと、残されたのは闇医者と相変わらず商品を盗み商店を潰したとされるアビルユウ(仮名)のような生活を送る者たちばかりで、世の中何も変わりゃしないさって感じ。

    いつも無駄に走り回っているのに、今回の3周回って息が切れたという振りで終了させてしまう漫才はつまらない。神戸さんもそれくらいしか体力がないと思われては不服でしょう。とことんやって、きっちりオチを付けてほしかったと思います。
  • 満足度★★★

    がちゃがちゃ
    今までのようなポップでパラダイスな感覚は少ない。全体的に物語が散漫してしまっていた。 神戸アキコのギャグネタも前半はスベッテ後半にきっちりと・・。ストリートチルドレンの生き様を描くならセットはもうちょっとスラム的でも良かったような。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    とある夫婦が離婚したことによって図らずもストリートチルドレンになってしまった兄弟の情景を描いた作品。今回のチルドレンはなんだか子供らしくないセリフと仕草だ。
    二人の兄弟は血のつながりのあった4人家族の崩壊から、家なし子らの集合体の仲間になり、ここで暮らさざるを得なくなる。

    しかしここにはそれなりの愛があって他人同士が築く家族だった。子供たちにはそれぞれの役割があり、摩擦しながらも元気に生きているのだけれど、「路地裏で、排気ガス吹き込むビルとビルの隙間で、真っ暗でワクワクするマンホールの下で」という説明の割にはセットがそういった環境のセットではないのだ。だから観ていて違和感があった。

    また物語はパパ、ママのその後を描写しながら海猫シティーランドという、ねずみーランドのミッキーのパクリのようなキャラクターを登場させながら笑いを取ろうとするのだけれど、イマイチ、インパクトが弱い。右手がアフリカ象のサンタナの登場にははっきり言ってドン引きしてしまったが、神戸アキコの「焼き豚・・って言われた~泣き」辺りから会場に笑いが起こる。

    しかし全体的にストリートチルドレンの生き様の描写が弱く終わってみればしまりのない舞台だった。終盤に神戸アキコがブラジャー姿で登場するが中々のバディで上半身は太っていない。着太りするのだろうか?笑
  • 満足度★★★

    今回も楽しめたけど
    相変わらずポップで楽しい舞台。でもなんとなく金太郎飴化しているような気がします。また突き破って欲しいものです。

  • 満足度★★★

    期待しすぎました
    いつも思うのだが、ぬいぐるみハンターはやる内容が決まる前にタイトルやチラシを決めてるのだろうか?
    タイトル・チラシと本編関係なくない?

    ツイッターでぬいぐるみハンターをフォローしてたら、感想をリツィートしまくりでその内容は絶賛コメばかり。
    もちろん期待マックスで挑んだわけですが…
    期待しすぎた。

    いやぁ面白かったんだよ。
    ポップではちゃめちゃでパワフルで可愛くて。
    でも…こんなもんか、と。
    前回と同じだなー。

    ネタバレBOX

    もっとストリートチルドレンの疑似家族愛をクローズアップしてほしかった。
    チルドレン以外の人が出張ってたし。
    スミカが学生的年齢なのに秘書やってるのとか不思議。
    暴力シーンは嫌いだが花火での終わり方は好きだ。

    絶賛する人ばかりなので(いや絶賛コメしかリツィートしてないのかもしれない)絶賛しない人がいてもいいじゃないと思う。
    ああいうのに出たい演劇人が多いのかな。
    わちゃわちゃするのが流行りなのかな。
    もうわちゃわちゃはいいや。
    次回のロミジュリが見たい。ガチっぽいので。
  • 満足度

    久々に
    つまらないものを観た。前回と同様、若さを武器にはしているが、学生演劇のようでもあり、もっと練って欲しかった。

  • 満足度★★★★

    なにかが.....
    相変わらずのパワーと勢いのあるステージでした。
    今回は神戸ワールドも堪能できましたし!!
    セットもよかったです!
    出演者もこのくらいの人数くらいがいいですね。
    ただ.....なにかが足りないよ〜な???
    と、感じてしまいました。

  • 満足度★★★

    うーん
    初・ぬいぐるみハンター。チケプレでお邪魔しました。ありがとうございました。

    役者陣に力があることはよくわかった。最初はスピードの割りに聞こえ伝い滑舌が辛いなと思ったが、だんだん慣れて来たし、ギャグも面白かった。要所要所で笑わせて貰いました。それでもまだ、激しい突っ込みなどは何を言ってるかわからない箇所が多々。
    濃いキャラクターの役者が揃っていて、舞台美術や照明も素敵だったし、積極的に笑いを取りに行く姿勢も◎、何が足りなかったかというとやっぱり物語ですかね。揃っているものが多いのに、物語はすごく単純。シンプルイズベストというか、単純でした。響くものがうすく「それで?」と言った感じ。
    アフタートークイベントでは「七夕ナイト」と題されて、「あなたの願いを叶えます!どM精神で!」みたいなことが書いてある短冊を渡されて、どんな無茶ぶりに答えてくれるのかと思いきや、演出脚本の池亀さんがバサバサと「これはなしですね~」「無理ですね~」って切ってく。ええ、どんな願いでも叶えてくれるんじゃなかったのか。期待損、ぐだぐだ感にも閉口。
    わくわくしてたのに、芝居に対する楽しかったなって思いを☆1つくらいアフタートークで下げられた気分。身内は楽しいのかもしれませんが。

    役者陣で気になったのは、雨が降っているシーンで雨に降られている感がなかったことかな。身体の使い方、周りのうがい方など。
    照明と音響がしっかりしてるのにすごくもったいなかった。
    神戸さん、また観に行きたいです。あと八幡さんって役者さんが可愛かったです。彼女もまた他の演目観てみたいです。客演さん?

  • 満足度★★★

    いつものように
    独特の砕け方をしているが、期待値に対して少し物足りなかった。根幹のストーリーがまともすぎの気がするが、たまにはこんな作品もありということで。

  • 満足度★★★

    スミカ!
    危ない連中が集まれば、それは大騒ぎにもなるでしょう。キャラの変態振りは相変わらず面白く楽しい。「珍しい凡人」を観ているだけに片桐さんが凄い!席は左寄りの方が良いかも。奥まで観えれば面白い。

    ネタバレBOX

    アフターイベント七夕ナイト この日息子の誕生日の事を短冊に書いたところMCにいじってもらい楽しかったです。次回本公演を息子と観るためにチケット欲しいと書けばよかったなあ(笑)
  • 満足度★★★

    チケプレ
    チケプレに当選させていただき拝見しました。
    ご招待、ありがとうございました。

    表現の手法や創り手の世界観に明確な意思を感じました。
    個人的には物語に入り込むまでに少し時間がかかってしまいました。力技でコメディシーンをたたみかける感じは嫌いではないのですが、身内のいない一般客には少し粗すぎたようです。
    一つ一つのネタは面白いのですが、脚本に驚きがありませんでした。始まって15分で結末まで予想できてしまいました。ストーリーをもっと大切にして欲しいです。
    役者さんは世界観を壊す人が一人もいなくて、よく稽古されていると感じましたが、ワクワクするような新しい発見もありませんでした。良くも悪くも平均的な座組だったと思います。

    どこかでみたような作風。
    (ムチャブリ、ハイテンションなど)今風の笑いの取り方。
    コメディとシリアスのバランスの取れた脚本。
    オシャレな音楽。
    アドリブ感のあるアフターイベント。

    ある意味、小劇団の正道を歩んでいるようなカンパニーだと思いました。
    決して間違っていません。
    ただ、星の数ほどある小劇団から抜け出すためには、ぬいぐるみハンターでしか見れない何かを創らなければいけないでしょう。

    十年後に観てみたいなあ。

  • 満足度★★★★

    面白かったです
    相変わらずのテンポの良さと舞台を大きく使う演出が良いです。
    たくさん笑いました。
    特に神戸さんの安定感はさすがです。
    ちょっと寒かった(室内温度が)けど、楽しんで満足してパワーをもらいました!

  • 満足度★★★★

    いいですねぇ。
    久々のぬいぐるみハンターさん。今回も勢いがありました。
    ユリカちゃんの登場は、やられました。神戸さんの笑いは文句なしです。
    今回は、はづきさんが良かった。おもしろかった。
    会場が少し寒かったので、少し残念!

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