満足度★★★★
第20回公演おめでとうございます。今回も大満足です。
【感想】「何事も逃げ出さないで向き合い、そして戦うべし!」仕事も、そして先々身近に迫り来る介護も・・。
<劇場という戦場で・・>古川さん、林さん、今村さん、皆様方・・らしい演技、安心して観させて戴きました。役柄の金子は、どこかに逃げちゃいましたが、古川さんは本作の前回13公演からの参加で、モダンスイマーズさんの客演の方が先でしたか?(“血縁”での壊れかけた役を引き受けられた背景・・なんとなく納得。)次は、いよいよ初演出ですか?頑張って下さい!
<エコバック>『エコ~バ~ック』た・ま・りま~した(AMEMIYA調で・・古いか)。お芝居のハシゴをする際、パンフ入れにも使ってます。特に“赤ちゃんの笑った顔写真”バージョンは、日焼けしない様、屋内利用のみとしていますが、入れ替わり上京するファミリーに密かに狙われています。為念確認ですが、DVDは出さない方針?ですよね。。
<山路さん>役柄上仕方の無い事ですが、出番が少な過ぎでとても残念でした。次は、8月後半の「本多劇場」で・・期待してます。
【~ブログネタ】本公演期間中の足跡を辿るべく、下北「やじるし」の塩ねぎラーメン、チャレンジしてみよ~っと。山路さんの知り合いの方がおっしゃっていた、”卑怯な顔を持った名キャラクター”の駒木根さん、要チェックですね~。
<ハナモズクさんのコメント>人ってやっぱり何かにつけて「戦いたくない」と思っていても実際“心の中”では、休む間も無く戦っているのでしょうね?人として心のバランスを取るには、日々、自分自身とどう向き合うかが重要だと思いました。お芝居は現代社会を反映している作品が多く、面白いですね。
満足度★★★★★
参りました!
友達の勧めで、初めて拝見しました。
脚本、演出、演技、舞台美術…など、全部よかったです!
なんで今まで知らなかったのだろう!と悔しくなるほど、引き込まれました。
タイトルからは、重い内容を予想していましたが、なんとも爽やかで、軽妙なセリフの応酬!
その中に、社会性のあるテーマもしっかり織り込まれていて、あっと言う間に終わってしまいました。
何よりも、役者さん達が、板の上で自然に生活しているのが素晴らしい!
そのリアリティがあればこその「笑い」であり、「テーマ性」であると、改めて感じさせられました。
すっきりとした終わり方も、私は好きです。
満足度★★★
看板に偽りあり感が否めない
日常の断片を、時系列でリアルに丁寧に描く、脚本・演出の技量は並外れていると感じます。
ただ、このタイトルに引かれてチケットを買った自分には、やや、誇大広告感が拭えませんでした。
タイトルにある、「戦争」は、必ずしも、普遍的概念のそれのみではなく、誰かの内面的戦争であったりする。舞台は、確かにネジ工場で、間違いありません。
でも、たとえば、永井愛さんの「こんにちは、母さん」と、同じくらいの比率で、日常に実際の「戦争」を織り込む程度で、舞台に提示するのなら、ここは「戦争にはいきたくない」というタイトルは、やはりルール違反な印象を受けてしまいました。
役者さんは、皆さん、自然体で、とても素敵な演技を披露して下さいました。
ただ、山路さん目当てで行った自分としては、やや肩透かしを食らいましたけれど…。
(でも、あれだけの出演で、あのゾッとする程の威圧感は、さすがです。)
久々に舞台を拝見した河相我聞さん、存在感ある古川さん、クスっと笑わせてくれる間合いが絶妙の今村さん、可憐な小橋さんのたおやかさ、和ませ役の駒木さん等、俳優陣には、全くもって、何一つ不満の見当たらない、素晴らしい舞台を拝見できて、大満足です。
後、当日制作の方に提案ですが、入場するなり、「傘をお預かりします」と言われ、先の方が番号札をもらっていたので、さすがと感心したところ、柄物の傘は、見分けがつくので、番号札はなしと言われました。
でも、終演後、たくさんの傘の中から、自分のものを探すのはやはり難儀でしたし、ブランド物の高い傘と、似た柄の安い傘を間違える方がいるかもしれません。
「預かる」と言う以上は、責任を持って、どの傘も番号札を配った方が、後で、問題が少ないように思うのですが…。
満足度★★★★★
本物を観た。
完璧ですね。
なにからなにまで。
もうなんだかジワジワと凄かったです。
脚本なんかはこれがまたじっくりねっとりと練られているんでしょうね。じつは少し前に観たお芝居が登場人物がそれほどいないにも関わらずいったい誰が誰なのかまったくわからないままモンモンとした思いを抱きながら観終わったという経験を強いてくれたのですが、こちらの芝居ときたら絶妙なタイミングで出演者の名前がセリフの中に組み込まれていたり、呼び掛けたりで、自然と誰が誰なのかわかるようになっているものですから、ズンズンと物語に入り込むことが出来ました。テクニックですね、ああいうのって。素晴らしいです。
満足度★★★★
日常を丁寧に描いた作品
らくだ工務店さんの舞台を観るのは初めて。
非常に丁寧かつ緻密に作り込まれた、完成度の高い作品なのではと思う。
最初若干雰囲気に馴染めなかったが、恐らくあまりにも「普通の景色」がそこにあったから(かつ、チャキチャキの江戸っ子といった感じのキャストだったから)だと思う。「劇」を見る心構えで来てたのに、あまりにも「日常っぽ」くて拍子抜けというか驚いたというか。
台詞の応酬も非常にテンポが良かった。
「戦争」という言葉が公演名に入っているが、それはキャラクターたち個々人が抱える問題の一つでしかなく、よってそれだけが際立つことは決してなかったし、またそれがウェイトを占める話でもなかった。この、「戦争」が他の問題と同列、というところがかえって印象を強めるのではないかと思う。(もちろんそれは他の問題にも言える。)戦争を扱った作品は、いかにも非常時で、空間がチリチリしてて…というのが典型だと思うのだが、全く違うアプローチで非常によかった。
ただ、「今見ているシーン」が1日のうちどの時間帯なのか分からないことがちょくちょくあった。夕方なのか昼なのか朝方なのか。
満足度★★★★
魅力的な作品でした
テンポよく面白く、物語に引き込まれいくのですが、強烈な爪痕を残されるのでなく、私の内から沸き上がる想いは温もりで満される、素敵な作品でした。初見の、らくだ工務店さんのカラーは心地よく、これからも観たい劇団さんです。
満足度★★★★★
俳優陣が好演。
非常に楽しめた作品でした。観て良かった、面白かった。俳優さんが皆さんお上手で適材適所…青年座の山路さんをあのポジションの役に持ってきたのにはドギモを抜かれました!なんて贅沢な…が!でもナイスキャスティングです! 前半、軽快なテンポの中で笑いをとりつつ登場人物に親しみを持たせ、後半一気にギアを入れる…!「なにが言いたいのか掴みづらかった」そういう感想もあるだろうさ。でも、それはこっちの理解力もあるでしょうさ。でもさ、「なにが言いたかったんだろう?」そう考えさせただけで良作ですよ。単に「わかんなかった」で終わらせませんからね。僕はそう思うな。個人的には声高に人に薦められる作品でした!
満足度★★★
真っ暗!
おもしろい演出だけど、「今、何時なの?」と、思ったのも確か。(夕方だよね~?)工場のある方の入り口から光は入ってくるだろうし、稲妻とかピカピカするのでは?まじで暗闇を怖がっていた人もいたので。(HPにも前説でも言ってたんだけどね)
満足度★★★★
良かった!
激しいセリフの応酬で、テンポ良く、すっと筋に引き込まれていました。
細部まで丁寧に作り込まれていたセットも、芝居の面白さを効果的に引立てているようで、たいへん印象的でした。
ハコの大きさと空気感にしっくり、ぴったりくる芝居でしたね。
初日の緊張感からか、ぎこちない場面もありましたが、全体としては大満足です。
いくつか解かれる事の無い謎が残りましたが、後でじわじわ考えるのも演劇らしい、良い感じです。
満足度★★★★
逃げたいね
役者の方々の安定感のある普通さ加減が素晴らしかった。町工場っていう感じが良く伝わってきました。
重いテーマを軽く、押し付けることなく表現していた脚本に、役者の軽い演技がピッタリ。