La Vita é Bella ──とある優等生と壊れた世界 公演情報 La Vita é Bella ──とある優等生と壊れた世界」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-7件 / 7件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かったです。
    若者達の葛藤、悩み、何とも言えないモヤモヤ等が丁寧に描かれ、観応えがありました。
    そして、人生は思い通りにはいかないけど、自分だけの人生なんだな・・と感じました。
    役者さん達の熱演は、一生懸命さが伝わり、とても好感が持てました。
    色々考えさせれる所が多々ある、とても良い舞台でした!

  • 実演鑑賞

    近過去もの。
    予想していたよりも深い内容。

    ネタバレBOX

    お父さんのエピソードをもっとみたかったかな。
  • 実演鑑賞

    良い舞台だったと思います。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    タイトルにイタリア語がつかわれていることから察しがつくように、プッチーニ等の曲が使われる等選曲のセンスがグー。時代設定はバブル崩壊後、“リーマンショック”を経て日本に淀んだ空気と、何の未来も感じることができなくなった閉塞期に高校2年になった少年、少女たちの話である。若者たちが育った時代は、自殺者毎年3万人超え、中でもポスドクの自殺率は異常に高く確か当時平均の十数倍に上った。タイトルと物語のギャップに注目して観るべきだろう。追記後送

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「La Vita é Bella」…イタリア語を邦訳すると さしずめ「人生は美しい」だろうか。
    しかし、物語はそう美しく簡単なものではなく、今を生きる若者たちの<現在>ある世界(情況や状況)ができる背景や要因について、その親の世代が若者だった頃に起きた<出来事>に遡ってリアルに描く。バブルに浮かれ、その崩壊で人生が狂う。今あるのは失われた20年の世界、これから真面目に生きても夢や希望が持てるのか。いや そもそも「真面目」に生きるとは…その価値基準は誰がどのように決めるのか。今の高校生たちは生き方を模索し始める。

    少しネタバレするが、物語は1988年から2008年頃の社会情勢とか世相を背景に、高校生という年代特有の悩みや葛藤を軸に瑞々しく描く。そして今後の人生の選択をどのようにするのか。黒猫 幽霊の予言…お前の世界はもうすぐ壊れる。そして<扉>を見つけるだろう。その扉を開けるか否か。

    劇中、アコースティックギターを弾いたり イタリア音楽が流れる。抒情的なシーンが思春期の甘酸っぱさを演出する。
    当初 2時間30分の上演時間(予定)が15分程延びているが、敢えて高校卒業後の世界まで観せたかったのだろうか。ラストの描き方は観客の好みによって評価が分かれるかも。
    (上演時間2時間45分 途中休憩10分)

    ネタバレBOX

    舞台美術は、上手に段差ある台、中央奥に透明なフィルム張の壁枠、中央から下手にかけていくつかの白い箱。場面に応じて箱を並べ 積み上げることで情景を変化させる。この劇団らしい手作り感に温かみを感じる。また時代を考慮し、小道具はガラケーを使用するなど細かい。

    高校2年までの聡介は、地方の公立進学校に通う成績、素行の優秀な優等生だった。しかし、3年生になってから、アコースティックギターを弾き、酒を飲み、タバコを薫らせる。そんな不良生徒へ変わっていた。親友の綽名 キョーダイは家族全員が京大卒というプレッシャーの中で京大を目指している。もう一人の親友 将太はユキにラブレターを書く。聡介の恋する涼子は、予備校の講師と不倫をしているが、そのことを聡介は知らない。この5人の男女高校生が織りなす青春群像劇。

    聡介は、髪を金髪に染めタバコを吸っているところを教師に見つかり停学処分。教師に染めた髪、喫煙は誰にも迷惑をかけていない。校則は自由を縛る拘束のようだと、教師に突っかかる。一方、涼子の不倫相手には、結婚しているのに女子高生と恋愛するのは といった倫理観を口にする。相手からは理屈ではなく感情が…自分の行動と思考の矛盾、その自己本位な姿が高校生らしい。

    後半は1988年バブル期、聡介の父は株投資で儲け破綻した典型的な庶民。この時 聡介は10歳で、両親の苦悩する姿を見ている。派手な衣装、ジュリアナ扇子を振り踊る、札をばら撒くといった演出が当時を象徴している。一転 地味な割烹着、質素な暮らしへ。親は聡介に進学高校⇒難関<一流>大学⇒大企業といった希望を託し、聡介もそれに応えようとしていたような。

    高校最後の夏、どこからかライオンが逃げたとのニュース。聡介と仲間たちは、ライオンを探すべく、ネット上で目撃情報のあったという山へ出かける。その夜、5人で語り明かす夢や希望が、その年代特有の苦悩や葛藤に苛まれながらも、懸命に生きようとする姿に重なる。そして夜明けにライオン(勿論 比喩)が現れ―。青春時代の印象深い思い出がクライマックスかと思ったが、10年後迄描く。
    今28歳になった彼ら彼女らの姿、自己同一性は…ぜひ劇場で。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2023/06/01 (木) 18:30

    「La vita è bella」これは「Life is beautiful」のイタリア語。
    「人生は美しい」と言う直訳の副題には「とある優等生と壊れた世界」
    一筋縄ではいかない人生には、自分の思い通りにならない事が沢山ある。
    思春期ならではの葛藤、自己同一性、両価的感情、恋愛感など
    想像以上に生々しい描写が舞台上で表現される。シンプルだが奥深い。
    イタリアオペラの持つ、知的でずる賢いイタリア人女性と詩的で情熱的なイタリア人男性。
    これを田舎の青年たちに照らし合わせて観てみると、より良作に感じられると思います。

    ネタバレBOX

    一見、日本の田舎話と西洋音楽の組み合わせはミスマッチかと思いきや
    青春群像劇をオペラ作品の音響と合わせたのは心が揺れました。良かったです。
    段々と観客側が登場人物の世界に没入して行けるような作品かと思います。

    「気になったこと」
    冒頭部で声楽曲を音響効果に使うのは、ちょっと無いかな。
    音量を下げても、オペラ歌手の声が役者よりも気になります。ドミンゴかな?デルモナコかな?
    聡介くんの声と敵対してしまうので、発声がより映えるような選曲をすべきと思いました。

    涼子さんの不倫時に入るQuando me'n voだったかな。
    あの演出はマッチしていてエロい。脳に刻まれるシーンです。

    何度か出てくる聡介くんの弾き語り。
    コードが合ってないフレーズが何か所かあって、個人的に気になりました。
    せっかく泣ける所なのに成立してないコードで歌が入るとざわざわします。
    声楽曲やクラシック音楽をモチーフにしているので、劇中曲も合唱曲のような
    選曲にした方が統一感が出るのかなとも感じました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ギターの演奏がとてもよかった。
    懐かしい感じで、自分の青春時代を思い浮かべながら観た。
    観る前は高校生の物語で、ついて行けるかと心配したが、父母の話や、かなり大人っぽい話などもふんだんに入り、おもしろい。
    高校生から年配の人まで観れる。
    ストーリーもわかりやすくおもしろい。

    2時間50分は長かった。
    腰が痛くてバタバタしてしまいました。
    もう少し短いと助かります。


    個人的には、ギターを弾いていた風河駿さんの演技が、とても良かった。
    いろいろなキャラの人がいて楽しい。
    特に、[いつものくれ]と言っているおじさんがおもしろい。
    お弁当の温めのところが、おもしろくて笑える。

    [ライオン]は何を意味しているのか、今も考え中です。
    これから観るかた、考えてみるとおもしろいかも。


このページのQRコードです。

拡大