満足度★★★
「友達」の怖さ
「ブラひもすら見せません!」のキャッチに惹かれて鑑賞しました。
一度に3組の情景を表現する舞台。登場人物は、基本的に一癖二癖あり、おどろおどろしい雰囲気で話が進むのは、シンクロ少女の持ち味なのか(本公演は未鑑賞)。
特に三枝貴志の演技は好印象。普通っぽさと異常さがいい具合に混ざっていた。宮本奈津美の濡れ場(?)も目を引いた。それでもブラひもをみせないのがルールなのか。
理解できない箇所もあったが、「友達」の怖さは伝った。
映像も、よい使い方だった。
満足度★★★★
名嘉脚本と岸野演出両者の血筋を受け継いだ嫡子的な
名嘉脚本と岸野演出それぞれの味が如実に出て両者の血筋を受け継いだ嫡子のような感覚。
が、人間関係の隙間に楔を打ち込んで拡げる(笑)ハナシ、ただでさえビターな味が前夜のマコンドーとは真逆なのでエキストラビターに感じられる。
また、装置がなかなかイイ感じ。
満足度★★★
ヘンな味
トモダチっても恋愛沙汰以外は実に相手に対して無関心な態度が目についた。
この関係性、小学生レベルでしょう!?
感情移入はまるで出来ないが、舞台にはたしかに毒気は存在してました。
満足度★★★★
確かに毒を見た
トモダチと恋愛の境目、とか、トモダチをやめる、とかの、「トモダチ」という関係性に依拠しようとする30代男女の感触を巧く伝えていると思う。それにしても、味わい堂々の舞台で濃厚なラブシーンを観られるとは思っていなかった(いや、チラシを観て思っていたけど…(^_^;)…)。しっかりと「毒」を見せてもらった。
満足度★★
ゆがんだ距離感
限定された人間関係でのドロドロ加減見せていた芝居でした。
「男女間に友情はありえるのか」とゆー割と使い尽くされたパターンの話で、
案の定痴情の縺れ系に行ったので、既存のモノからの解脱感は無かった。
せっかくの「ナオミ」というユニークな役どころが生かし切れていなかった。
毒見ってそういうことか。。
予想に反して浮いてる人が疎外感を感じる話ではなく、トモダチと名づけたつながりの腐れた関係性のお話でした。
だんだんナオミがマトモに見えてくる。。友達ってなんだろと考えてしまいました。。
満足度★★★★
友達と言う言葉は、毒にもなる!
別れた男女の友情は?異性が絡んだ時の同姓間の友情は?「友達」と言う言葉は、薬にもなるが、毒にもなる・・と、理解しました。
客観的思考(男)と、主観的思考(女)の違いで、友情のあり方も変るのでしょうねぇ~、若者の特権!恋愛ゲームとゲームのみに夢中!?もぅ少し、話の広がりを・・、無理か?もっと収集が着かなくなる。
爽やか系より、どろどろ系の方が扱いが難しい中、個々の演者さんも旨く、照明・映像・音響のプチ効果も有効でした。(渡部さんが怖~かった。)
普段着の「味わい堂々」さんは、どんなんかなぁ~。
満足度★★
毒はあったけど
役者はよかったけど、セリフや展開に毒はあったけど、ユーモア(笑いという意味ではないです)がなかった。若い女性の作家にありがちな作品というか。
満足度★★★★
確かに毒を見た!!
味わい堂々さんは初見であるが、良い時間を持てました。
この芝居、なかなかすごいです!!観劇後、あとからヒシヒシと来ますよ。
芝居を振り返って、タイトルのセンスあると思う。
また舞台美術も後から考えると、すごいしっくり来る。
話のオチも私は好きです。確かに私は毒を見ました!!
劇団名のとおり、味わい深い芝居でした!!次回公演も観たいです。
満足度★★★★
どっぷり
愛憎ドロドロで、相互依存のディープなトモダチ関係。観ている方はすっかりヘコんでしまいますが、これがすごく面白い。いつもの味わい堂々とは全く違うテイスト。トライアングルな舞台の配置もとても効果的。どっぷりはまり込んでしまいました。
満足度★★★★
ともだちごっこ
お互いを友達だと思い込むことで自分は孤独ではなく社交的で人間として一人前なんだ。と感じようとするもっとも孤独な集合体のお話。
会場が煙草くさかった。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
畳み掛けるように
かみながらの前説に、大丈夫かと思いつつ物語は始まる。ともだち7+友達2の9人。お互いがお互いを測りながら、正の場合には、お金で現状維持、負の場合は、断絶/ゲームアウトすることでその関係を修正してゆく。先日観た「女子高(高校時代→10年後)」とはまた違った面白さ。
以下、ネタバレ(駄)。