満足度★★★
広島原爆と今
原爆の絡みでコメディとは危険すぎないか?とも考えたが、むしろ悲惨な原爆の語り部のような筋だった。言わんとしていることは充分に伝わったが、いかんせん長すぎた。90分程度にまとめてくれたら良かったと思う。
満足度★★★
挑戦の意欲を買う
原爆を扱ったコメディーということでどんなふうに描くのか、観る前はとても心配だったが、想像していたよりコメディー色が弱く、テーマをきちんと描いていて安心した。
原爆のことなどあまり関心がない若者が彼女との問題から興味を持つというストーリーだが、若い観客へのアプローチとしては面白いと思った。
また、ラジオ番組が流すクラシック音楽が芝居に巧く融合されていて感心した。
いくつか難点は感じたものの、挑戦の意欲と真摯な姿勢には好感が持てた。
「観たい」にも書いたが、相羽崇史、酒井雅史のお2人は大学は違うものの、共に学生演劇で活躍し、個人的に注目してきた俳優さんなので、そのお2人に親交があり、こうして共演が観られたことは感慨深い。お2人は先に「ナウでヤング」の旗揚げで共演しているが観られなかったので。
次回作がどんなふうになるか楽しみである。
満足度★★★★
おしいなぁ
昭和20年当時を描いた部分がよかったのに対し、現代を描いた部分が曖昧。
できれば、SF要素なしで現代と当時を繋げてほしかったなぁ。
それぞれのシーンはよかったのに繋ぎがいまいちだった。
満足度★★★
誠実であること
この会場で2時間の公演時間はきついし長すぎ。
色んなものを盛り込みすぎて主軸がぶれる難あり。
ウラニウムの原子から核分裂していくさまを人間で描写する。この説明があまりにも絶妙!笑