満足度★★★★★
内容も役者も良い
大竹さんの芝居は本当に素晴らしいですね。
存在感、パワー、幅広い表現力・・・挙げたらキリがないでしょうけど、
大竹さんの出演する作品は、大竹さんが出るというだけで観たくなってしまいます。
このような役者がもっと増えてくれるといいんですが・・・。
とにかく、内容も好きだったので、凄く楽しめました!
満足度★★★★★
二組の夫婦のすさまじい本音合戦!それはそのまま大人の俳優陣による演技合戦だった。
子供の喧嘩についての話し合いのために集まった二組の夫婦。
最初は体裁を保ちながら冷静に話し合っていたところが、
ふとしたことから徐々にエスカレート!
話は子供のことにとどまらず、それぞれの夫婦間の問題に
もおよび、酒も入り、手も足も出るすさまじさ…。
マギー初の翻訳劇が、このキャストとは凄い!
ともするとわざとらしかったり、やりすぎになりそうなところを
実に適度な度合いで演出していると思います。
そして言わずもがな、この4人の顔合わせの妙。
大人の俳優同士の適度な距離感・緊張感を意図して
保っているであろうこともよく分かる。
(若い俳優ならば、きっとくっつきすぎる楽しい稽古、
みたいになったに違いない)
特に、秋山さんの"飛び道具"も効果的でした。^^;)>
最初から最後まで、笑いっぱなし。
大人の俳優4人の演技を本当に堪能した素晴らしい舞台でした。
満足度★★★★★
壮絶(^_^)v
ものすごく面白いコメディだった\(^_^)/~~。11歳の息子たちが喧嘩した2組の夫妻4人での話し合いが始まるが、話は思わぬ方向にそれまくって……、という、当事者にとっては悲劇的な出来事が、観客はとてつもなく面白いコメディになってしまう。大竹しのぶ・段田安則・高橋克実・秋山菜津子という役者陣の力量も見事で、超早口のセリフもしばしばあったり、とにかく笑わせてもらえる80分だった。
満足度★★★★★
予想に反して・・・
外国作品、役名がカタカナってちょっと苦手なんですが・・
このキャストからは 大人の会話劇 というイメージで観に行ったのですが・・予想に反してめちゃめちゃ笑える作品でした!!
さすがマギーの演出っていう感じです。
ウリエ夫妻の居間で子供のケンカのことについて2組の両親が被害者の親と加害者の親 という暗転なしのワンシチュエーションものなんですが・・
誰が主役とかじゃなく4人が実に絶妙なバランスです。
前半はあえてなんでしょうね、わりと堅い台詞まわしですすめて行き、中盤から後半は動きもドタバタしてきて、めまぐるしいテンポで笑いを誘います。
4人のキャラも際立ってていて、客席は大爆笑でした。
大竹しのぶさんの舞台ははじめてだったんですが・・ 拍手喝采です!!!
上演時間1時間25分、これくらいがちょうどいいんでしょうねぇ・・
めっちゃ笑って会場開場を出て20時30分なので、アフターなんかも楽しめる。大人にぴったりの作品でした('-^*)/
満足度★★★★★
久しぶりに泣き笑いしました
「アート」で、大ファンになった、ヤスミナ・レザの脚本は、やはり期待通り、自分好みでした。
題材が題材なだけに、もっと深刻なストーリーになるのかと思いきや、これは、本当に、コメディ色の強い、娯楽作品でした。
日頃、苦手なタイプの女優さんである大竹さんの演技を楽しめるだろうかと、観る前は心配でしたが、今回は、それは杞憂で、これは、ベストキャスティングではと思う程。
4人の登場人物の、関係や、日頃の鬱憤が、リアルに提示され、まるで、隣の家の喧嘩を聞いているような臨場感!
深刻になり得る要素を盛り込みながら、それを突き詰めず、さらっと流す作劇が、芝居じみていないので、「そうそう、あるある」と単純に笑って観ていられて、最高のストレス解消にもってこいの傑作コメディでした。
満足度★★★
肩が凝らない大人のドラマ
今年の初観劇作品となりました。1時間25分、あっという間で、体調のこともあり、短いのが有難かったです。
肩が凝らずに、芸達者な人たちの芝居を気楽に観られたという感じ。
期待したほど、丁々発止という感じではなく私には物足りなかったです。
「お時間と興味があるかたはどうぞ」というおすすめ度で、何が何でも見逃したら損とまでは感じませんでした。
俳優さんたちが楽しんでるのを見せられた印象で、稽古風景が目に浮かぶようで、いまいちドラマに惹き込まれなかった。