満足度★★★★
思ってたより
とても丁寧な作りでした。シッカリ物語を、お話を、作りこんでいくタイプなのですね。劇団名から受ける印象と違いました(笑)。なんか、こう…もっとロックな(笑)荒削りな感じかと思っていたら、そんなことは、全然。
オムニバスということで三話ありまいたが、それぞれ飽きずに楽しめました。
満足度★★★★
3編それぞれちょうど良いバランス
現在・未来・過去とつながり最後に一本の線が通って、
気持ちよく観られました。
私は3幕が良かったです。
その前の1・2幕がかなりドタバタでうるさく感じたところを
しっとりまとめていたので。
基本的に前に前に出る演技の方が多い中、
落ち着いた猿山さんが出てきて場が締まったように感じました。
オムニバスなので、人によって好みが分かれるのがおもしろいですね。
全部通してみるとどれもバランス良かったと思います。
どれが一番人気だったんでしょう?
満足度★★★★
オムニバスながら上手に繋がってた
同じ建物内での、ある時間を切り取って見せるという。
なかなか楽しい作品になっていました。
登場人物たちも、個性的に良く勝手に動いていて笑わしてくださいました。
満足度★★★
現代の話はよかったけど
1枚の絵にまつわる過去・現在・未来の3話オムニバス。1話目の現代の話は結構入り込みやすくてよかったけど、2話目の未来、3話目の過去はいまひとつかな。
満足度★★★
色々なスタイル盛り合わせ
ある建物とその中に飾られた絵にまつわる物語を3つの時代のオムニバスとして描き、それぞれの話ごとにテイストや役者の演技が変化するのが楽しかったです。
1話目は現代の話で、人の来なくなった記念館の取り壊しについての騒動を描いているのですが、意外な展開が面白かったです。
2話目は未来。あるレジスタンス集団のアジトに訳ありな強盗団がやってくる話で、物語としては全然解決されないまま終わってしまった感じですが、強盗団の女性メンバーの台詞が印象に残りました。
3話目は大正時代で、女流作家の元に集まる人たちをユーモラスに描いた物語でしっとりとした雰囲気が良かったです。
それぞれの話が緩やかに関連している脚本の骨格は良かったのですが、細かい部分に粗が多く、演技がオーバーに感じるところが多々あったのが残念です。効果音も安っぽく感じました。あと、オープニングのダンスはこの作品の導入部として必要性が感じられませんでした。
満足度★★★★
マリアのような絵
一枚の絵画をめぐって繰り広げられる192年間の物語り。それぞれのエピソードが屋敷と絵画で繋がっている為に観終わった後に壮大な物語だったのだな・・と気づく。
個人的には2幕の升ノゾミが演じる日比野香寿のキャラクターの立ち上がりがひじょうに素晴らしいと感じた。およそ人間離れした香寿の仕草や行動、奇声がゾクゾクするほどに状況を逸していた。彼女の登場によって物語はぐにゃりと方向が捻じ曲げられ近未来の戦いへの予感さえしたほど。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
全体構成が見事
1枚の絵にまつわる3話オムニバス。
オーソドックスな現代、ハードな未来、ハートウォーミングな過去、とタイプを異にしたラインナップと並べ方、それにエピローグでキチンと終止符を打ちなおかつ…(ネタバレ回避)…な全体構成が良いので多少のストーリーのアラ(爆)には片目をつぶろう。(笑)
また、カナリア派では観ることができなそうな升ノゾミは一見の価値あり。(もちろん「従来版」もアリ(笑))