満足度★★★
まあまあかな
KERAの公演なので期待したが、まあまあだった。
期待したほどではなかったが。
家族の群像劇であったが、フライヤーのイメージから、もっと凄いのかと思った。舞台美術はかなり豪華であった。
出演者も豪華であったが、私の印象に残ったのは仲村トオル。
お茶目な役柄を好演!笑わせてもらいました!
満足度★★★★
実はちょっとイイ話だった所に注目
チラシを見ると、怪しげな洋館に女中から奥様までバッタバッタと折り重なって死んでいる。しかも頃はは戦時中。これは生物兵器に感染したグロテスクな家族の肖像なのか…と見せかけておいて、実は苦しい時代を経て再生する人間のちょっとイイ美談だったのでびっくり。
満足度★★★★
見た
男兄弟版の細雪がやりたかったのかな。なんかすげーホームドラマ。最後のひとことのための三時間って気がしなくもない。
高橋恵子さん綺麗♪
緒川たまきさんは、あーゆー人が結婚詐欺師だったら騙される男子続出だるうなあ(笑)
満足度★★★
控えめ
『昭和三部作』第一弾の去年の『東京月光魔曲』が良かったので、今年もコクーンへ赴きました。去年は回転舞台を使った大掛かりな美術が強烈だったのですが、今回は一室空間ものということでビジュアル的には控えめに感じました(それでもコクーンなので、かなり立派なセットですが)。
ビジュアルのインパクトがない分、物語と演技に集中して観ることが出来ました。多くの人が登場しますが、いかにも主人公という役はなく、2人または3人の会話が続く構成の群像劇でした。全体を貫く大きなストーリーよりかは、会話からあぶり出されてくる各キャラクターの心の動きを味わう作品だったと思います。
時代は第2次世界大戦が終わる頃、ある富豪の家の中で3人兄弟を中心に物語が進み、チェーホフの作品を彷彿とさせる雰囲気で、途中にはチェーホフの『かもめ』の有名なシーンが引用されていました(引用元と違って、コミカルなシーンになっていました)。チラシのビジュアルやタイトルからはサスペンス的なものを予想していたのですが、あまりそういった感じはなく、むしろホームドラマ的なないようでした。
ケラさんの作品にしてはあまりブラックな感じがなく、ナイロン常連メンバー同士の絡みがあまりないせいか大爆笑のシーンもあまり多くなく、全体的に控えめに感ました。毎回趣向を凝らしているオープニングの映像も今回はセットと関係しない内容で、驚きを感じられず残念でした。後半の照明の演出は物語の展開上の必然性が感じられず、雰囲気作りのためだけに入れた演出に感じられて気になりました。
出演者の方々はみな個性的で良かったです。特に高橋恵子さんの品のある美しさと、池谷のぶえさんの健気さが印象に残りました。仲村トオルさんが普通ならナイロンの劇団員か常連の役者が担当するような、コミカルな暴走気味のキャラクターを演じていたのが意外で面白かったです。
会話劇中心の作品だったので、もう少し狭い劇場で役者たちを近い距離で観てみたく思いました。
来年の第3弾はまた違うタイプの作品になることでしょうから、どうなるか楽しみです。
作品自体の評価は☆4ですが、チケットの値段を考えると☆3が妥当かと思いました。
満足度★★★★★
いいものはいい
やはり二度観ると違った感情移入をしてみたりで、倍以上楽しめた。というより約1カ月の公演だと前半後半でも違いがあると思う。それぞれが抱えたドラマが素直に観る側にぶつかってきてすごく刺激的でした。
満足度★★★
“昭和三部作”第二弾『黴菌』
“昭和三部作”第二弾『黴菌』、「東京月光魔曲」に続き観劇。
密室が舞台の家族の群像劇。
豪華な役者陣、リアルで豪華な舞台美術…
ですが『黴菌』タイトルやチラシからイメージしていたような
世界は少なく普通に感じた。
満足度★★★
期待していたより
少し乗れなかった。
どうも平板な感じで芝居に集中できなかった。
なかでは、仲村トオルさんが、声も通るし、存在感があった。
ケラさんの芝居はここ2本続けて、満足のいかない消化不良な状態である。
私の理解力不足か
満足度★★★
ケラさんにしては普通過ぎて、やや物足りない
女優陣の奮闘の目立つ公演でした。
同世代なのに、年々より魅力的になる高橋恵子さんの魅惑には、同性ながら、うっとり!
可愛く健気な妻のイヌコさん、ケラさんの奥様になって、益々魅力的なたまきさん、相変わらずの間での笑わせ方が絶妙の池谷さん、ともさかさんも、以前より素敵な女優さんに成長していて、この5人の女優さんの共演が饗宴の光を放っていました。
ただ、ストーリーの方は、小ネタや、台詞回し、独特の所作などで、瞬間的な笑いを取りはするものの、内容自体には、普段のケラさん流の毒も深みもなく、薄味で、わかりやすい反面、やや、噛みごたえに欠ける作品でした。
説明台詞に逃げてしまうことも多く、ちょっと、肩透かしを食った気もします。
音楽がやけに印象に残ると思っていたら、いつも主人が大絶賛している、斉藤ネコさんでした。
セットは、相変わらず、自分好みで、堪能させて頂きました。
満足度★★★★
はるばる行ってきました
初めてのシアターコクーン。
こういうはこだったんですね。
舞台はわかりやすく、上下左右奥行きがあってまとまってました。
役者さんもはまっていて安心して観ることができました。
満足度★★★
上手くまとまっちゃってます。
豪華メンバーによる終戦年における家族群像劇。脳病院という怪しげな設定の割には意外と解りやすい家族・兄弟愛っぽい話に落ち着きました。ナイロンの劇団員が少ないのと、優しすぎる展開で3時間30分は少々長かった気がします。高橋恵子さんは綺麗だ!12月26日やっとブログが書けました。
満足度★★★★
「大人の密室群像劇」面白い!
面白いのでそこまでの長さは感じなかったけれど、平日夜、仕事帰りの3時間20分はやっぱり長い・・でも、削れないものわかる(笑)次がどう来るか目が離せませんから。と、思うくらい面白かったです。
ひとり一人(キャスト豪華です)が個性的で・・かなり病んでいるなかで、「人を疑うことを知らない実直な工場の工員」渋澤・仲村トオルさんが・・・・おもしろいです!
満足度★★★★
よっ!!昭和初期!!!
こわいですねぇ。この相関図がまたうまい!!どうしてケラさんはこうも「きょうだい」を描くのがうまいのでしょうか。「親子」の関係も。笑って泣けて、ラストは美しかった。
満足度★★★★★
ケラさんの昭和三部作第二弾。戦後の脳病院のおぞましい事件の顛末、三兄弟の家族再生の物語。
昨年大みそかにオールナイトイベントとともに観た『東京月光魔曲』に続く、ケラさんの昭和三部作第二弾。
敗戦直後、脳病院で起こるおぞましい事件。
その病院を経営する親と三兄弟の家族再生の物語。
いわくありげな登場人物、静かに進行する闇と謎。
これまでのケラさんの作品に比べるとわかりやすく
奇妙な謎?が残らない。
とにかくこの豪華なキャストが面白い。
特に緒川たまきさんのお妾さんが軽やかで
お美しくてぴったりで、兄思いなのもいい。
兄役の仲村トオルさんの破壊力というか
味がある性格、対する北村一輝さんの
遊び人ぶっていても裏があったり。
岡田義徳さんと犬山イヌコさんの夫婦が
変わっていく様がなんとも哀しい。
おっとりとした高橋惠子さんが実に自然。
山崎一さんが語るオーソン・ウェルズ「宇宙戦争」
のラジオ放送も素晴らしい。
この家を舞台に様々な悲惨な事件が起きる。