オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演 公演情報 オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-10件 / 10件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    いろいろ詰め込まれていて、楽しかったです。それぞれの田中角栄さんも上手でしたね。熱演でした。名前や逸話は聞き及んでいますが、こんな風に整理されて見たのははじめてです。いろんな考え方があると思いますが、精一杯仕事を任せて、責任は自分がとる。いいですね。舞台の方はそもそもオペラを聞いたことがないのでわかりませんが、いろんな要素が入っていて面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    チケプレで頂いたチケットで劇団ポラリス「オペラ THE SPEECH」観劇。
    田中角栄のスピーチと音楽の融合。一見ミスマッチだが荒々しい太鼓と共に激しい演説、そして美しいピアノの音色と共に泣かせる話をされると何故か感動。最後は有罪になる所に触れるので現実に戻されるが、演説の力について改めて考えさせられた。主演の玉川太福さんは新潟出身なんですね。納得。ぜひ続けて行って古典にしてください。
    大変よい舞台でした。ありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    めっちゃ良かった〜!
    歌も見せ方も素晴らしい!
    口コミ遅くなってごめんなさい。
    良い時間をありがとうございました♪

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    田中角栄の半生を音楽と浪曲で紡いだ音楽劇にして異色作。オペラと謳っているが歌と音のコラボレーション<出演がポラリス歌組と同 音組で構成>。

    田中角栄の濁声を実際聞いたことがあれば、何となく似せていることが分かる。彼の独特な声色は、幼少期に吃音だったことが遠因のよう。吃音を治すために浪曲にハマったという紹介、そこから劇中 浪曲が披露される。楽器は上手から(大)太鼓、三味線、チェロ、ヴァイオリン、ピアノと並び、しっかりと三味線の配置を浪曲<浪曲師の上手後方>に合せている。ちなみに浪曲の演目は、「天保水滸伝」で〈義理〉と〈人情〉を謡い、角栄の政治活動<スタイル>に重ねる。歌と音であるが、木村多江さんが語りとして要所要所ー例えば 角栄の母フメの言葉などーで紡ぐ。

    音組以外は 全て男性出演者。多くの民衆を表すのも上下黒服の男性群、特徴を持たせず同じ歌<合唱>や踊り<群舞>を演じる。そこに 角栄のスピーチによって一挙手一投足、同じ方向を向く群(愚)衆を観るようで滑稽だが怖い。

    物語は 角栄半生と記したが、概ね 上京し政治家になってからロッキード事件で逮捕される前まで、いわゆる政治家として成功を収めた頃を描いている。必ずしも品行方正といった描きではなく、後々 事件に結び付くような金権政治手法が垣間見える。群衆の黒服に札を貼り付けるといった象徴(皮肉)的な観せ方が巧い。そもそも国<民衆>も高度成長期〈田中内閣が新政策の柱にすえた「日本列島改造論」は金融緩和で進行していた企業の土地投機を煽り、土地転がし、マンション投機などへエスカレート〉で浮かれていたかも知れないが…。
    (上演時間1時間30分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術は 後ろに音組の楽器、真ん中に演壇が置かれている。

    冒頭 田中角栄が生まれた新潟県、その雪深い風土を表す照明…後壁の全面に雪が降っている印象深い光景<後景>。そして三国峠の道路再開発によって、といった選挙演説を重ねる巧さ。上京する際、母から拾円を渡され、3つの約束を誓わされる、それを木村さんのナレーションで紹介する。生涯 頭の上がらなかった母とのエピソード、それが物語の随所に表れる。

    途中に浪曲の披露…演壇にテーブル掛けで田中角栄のスピーチとどう絡むのかと思っていたが、違和感はない。逆に吃音を治すために好んだと説明され、不思議と納得した。それがフライヤーにある「日本を熱狂させた 伝説のスピーチ」という謳い文句になる。勿論 政治手法に絡めた義理と人情、そして官僚の人心掌握術に絡める。

    田中角栄がなした実績の数々の紹介、その熱き思いと行動力を称賛するような描き。ポラリス歌組のメンバー6人が田中角栄を演じ分け、場面に応じて他のメンバーが政敵になる。キャストの衣裳は同じで、外見で違いは現さない。そこに田中角栄という人物の一貫性を表現する拘り。

    舞台技術、音組は太鼓・三味線という和楽器とチェロ、ヴァイオリン、ピアノの洋楽器の組み合わせ、それに男声合唱で聞かせる。照明は冒頭こそ雪景色をイメージさせるが、それ以外は赤・青といった色鮮やかな原色を後壁一面に照射する。そして舞い落ちる紙雪で抒情的な雰囲気を醸し出す。演奏・合唱・ダンスが「田中角栄」の物語を彩る、そのエンターテインメントは見事。ラストは裁判に際しての言葉が…。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    金満政治の権化と言われた角栄さんも最近再評価されているなー。なかかなにグッときた音楽劇。成り上がりはカッコイイ。大いに楽しめました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    田中角栄氏の半生を描いた音楽劇でしたが、興味深く面白かったです。
    浪曲、演奏、歌、芝居と、色々な要素を楽しめ、改めて、主人公について知る事が出来ました。
    役者さん達の熱演も良く、そして生演奏の音は素晴らしく、各場面を盛り上げていました。
    良い舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    オペラというよりは音楽劇かな。歌、演奏、浪曲とエンターテイメントとしては盛りだくさんで見ごたえありでした。
    田中角栄がどのように苦労して政治家になったかをクローズアップしていたようでもっと裁判の話も見たかったなぁ。
    ただ浪曲や演説内容を後ろのスクリーンに文字で出すとかしてくれたほうがわかりやすかったと思う。

    ネタバレBOX

    周りのマダム達に和太鼓の筋肉で大盛り上がりでしたよ。あれ位鍛えないとあの音は出せないのですね。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2023/03/25 (土) 17:00

    北千住のTHEATRE1010。中規模ほどの素敵な会場でした。
    田中角栄氏の半生や名ゼリフを散りばめた、音楽劇のような公演。
    物語を楽しむというより、浪曲や声楽、コントっぽい小芝居や生演奏といった形で色んな要素が絡んでいます。
    HPも見ましたが、ハイブリッドな音劇団のイメージは出ていたと思います。

    ネタバレBOX

    今回の作品では、浪曲とは?声楽とは?
    ビギナーの方でも舞台を通じて、多ジャンルと出会う良い機会になりそう。

    しかしながら「オペラ」ではない。
    各楽器・ソリスト陣の音量調整は難しかったとは思うが、オペラ歌手の声量を10とするなら
    周りが同等かあるいは小さくまとまる様に、音環境の設定をした方が良いと思います。

    楽曲も全体的に暗く重めで、演出がごちゃごちゃしていた感じ。
    浪曲後の最初のアリアはなかなかに美しかったけど、あとは言葉(歌詞)も聞き取りづらく内容も重い。
    適材適所にソロを活かせる部分。アンサンブル、合唱ともう少しパーツ毎に見せ場が欲しい。
    そうでないと、折角の優秀なメンバー達が舞台で生きてこないのだ。
  • 実演鑑賞

    満足度

    基本田中角栄役をローテーションで回していきスピーチを再現していくのみで物語ではなかった。
    歴史に疎い自分が悪いのだがあまり楽しめなかった。
    チケットプレゼントで鑑賞したにもかかわらずこのような感想で申し訳ございません。

  • 実演鑑賞

    オペラか?
    物足りないかなあ

    ネタバレBOX

    その後の転落っぶりも見たかった。

    40年後か50年後には安倍晋三物語が上演されるんでしょうかねえ?
    功の部分だけを取り上げる形で。

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  1. いろいろ詰め込まれていて、楽しかったです。それぞれの田中角栄さんも上手でしたね。熱演でした。名前や逸話は聞き及んでいますが、こんな風に整理… https://t.co/GRuRtyekBI SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演 #劇団 #オペラ #舞台 #演劇

    約1年前

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