草莽崛起 公演情報 草莽崛起」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★

    初の時代ものだとか
    いつもは現代ものをやっている劇団とのこと。
    長州藩に焦点をあてているのですが、主軸は奇兵隊の隊士。
    今まで見たことがない矢印の向き方。
    とらえかたはとてもおもしろいと思いました。

  • 満足度★★★

    武士のしきたりの不条理さを集約
    武士のしきたりの非情さ…というより不条理さが終盤に集約されている感じ。
    さらに執行する側に「みせしめとして」と言わせているのもイイ。
    ここの作品を観るのは本作で3本目で、毎回スタイルは異なるが、根底には常に「まっすぐさ」があることに好感。

  • 満足度★★★★★

    ジーンとした
    はつ生キャンパス!
    ドキドキしてましたが、キャストの皆さんが
    思いを持って生きていたのが、とても印象的でした。

    本当によかった!

    ネタバレBOX

    伊之助の生き方に憧れた。
    五郎が、最後まで皆の約束を守ってたことに泣きそうになった。
    最後、ほろっときましたよ~。
  • 満足度★★★

    楽しく観ましたよ
     普段とは趣の異なる「時代劇」に挑戦したとのこと。10周年と銘打っているだけの劇団だけに、そのギャップは上手にクリアーされていたと思いました。(所々「現代劇」しかも軽いノリ的な箇所もありましたが、それはそれで劇団の個性としておきましょう)
    会場に入って手渡されたパンフレットに、いきなり「関係図」として、登場人物の関係、スタンスが紹介されていて、「これは複雑な人間関係に翻弄される劇なんだ」と心配されましたが、開演するとそんな心配も要らず、それなりに楽しくみせてくれました。
    劇がおわっての挨拶では、出演者全員が舞台に登場し、なごやかな雰囲気を醸し出していたことも好感を持てました。
    難を言えば、「サークル的」な雰囲気、演技であったこと。
    どうも「上手な、劇好きの若者の楽しい集まり」といった印象でしかなかった点です。幕を上手に使っての効果、殺陣ではたくさん練習したのだなといったものもあるのですが、どうも全体の印象が「いまいち」なのです。
    とくに「笑い」をとる場面では、まだまだ安っぽい感じがします。もっともっと研究しないと・・・
    また、若い人が多いために、せっかくの「重い時代」の雰囲気が表出しきれなかったこと。
    この二点は残念無念といった感想です。

  • 満足度★★★★

    拝見しました☆
    また来ますε(*・◇・*)з

  • 満足度★★★★

    騎兵隊
    前にも似た内容の、別の劇団の舞台を見たけど、今の日本が閉塞感に包まれていることと無関係ではないのかも。平成の「高杉晋作」はいないのか?

  • 満足度★★★

    武士として生きるということ
    は不条理も受け入れるということだと感じた舞台。
    今回はオモチロ可笑しい前説がなかったからワタクシとしては至極残念だった。新しい日本の為に・・、と誰もが日本の未来を良くしたいがために命を賭けて戦った草莽堀起の物語。


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    全体を通してみると五郎が経験した過去の記憶を蘇らせて綴った物語だったが、伊之助が主役だったような気がする。物語は高杉晋作の提案によって「奇兵隊」が結成されてから、この「奇兵隊」の総官としてトップに着任した赤根が謂れのない脱隊の罪をきせられ死罪となるまでの伊之助の半生を綴ったもの。

    赤根を死罪にさせまいと自身の身を投げ出して戦う伊之助の終盤のシーンは流石に泣けたものの、終盤に誘うまでの舞台情景がおちゃらけてて軽かった為、重厚な時代劇とは想像を逸してしまっていた。無理に笑いを取ろうとするも観客の反応はイマイチ盛り上がらない。

    むしろ、そんな小細工は捨ててストレートプレイに徹した方が良かったと思う。終盤の涙を誘う展開と終盤からのキャストらの演技が絶妙だっただけに惜しいと感じた芝居だった。

    「人間は2度死ぬ」という説を信じ、死ぬ間際の伊之助が五郎に「俺を忘れないで・・。」と言いながら死んでいった情景は心にズン!と響く得体の知れない何かがあった。人間の命は誰かが自分を覚えている限り記憶の中で生き続けるというロマンは確実なものだとも思う。
  • 満足度★★★★★

    素敵でした
    前回も観ておもしろかったので、今回も期待して観に行きましたが、期待を裏切らないおもしろさと、役者の皆さま一人一人が躍動感があってカッコよかったです☆
    次回作も楽しみにしています♪

  • 満足度★★★★★

    人気がある訳わかりました!
    ガチガチの本格的、時代劇に、こだわる方には、イメージが違うかも?コメディの様に、大笑いしながら、今時の言葉使いや、BGMに???と思ったりしたが、そんなことより、心に響く事もあり、私は楽しめたし、好きです。着物や刀の扱いに、慣れきってないのが、見え隠れしてしまう方も、いたのだが、キャスト全員のノリや勢いもあり、観客に楽しんでもらおうと言う気持ちが、強く感じられ、☆4,5の気分だが、おまけの5かな?初日だもんね~。もっと、もっと、良くなりそうです。次回作も、楽しみにしています。
    ***伊之助の愛(?かみ・・?)を、受け取ると、良い事が、あるかも?


         

    ネタバレBOX

    元奇兵隊士の老人・五郎のもとに、記者が訪れ、山縣や高杉晋作や『奇兵隊』の話を聞きたいと申し入れ、五郎の回想として、物語は始まっていく。

    幕末の期、長州藩では、高杉派と俗論派と分かれる中、高杉晋作の元、『奇兵隊』が、結成される。身分に関係なく、一般大衆が、集まるのだから、当然、志も違えば、剣の腕も度胸も違う。

    高杉派の赤根を、崇拝する隊士達の中、五郎は、武家の出だが、剣の腕も度胸も、イマイチで、いつも姉にドヤサレル。伊之助は、剣の腕もピカイチで、志もある。そんな2人が、恋も知り、友情も育てていく。

    奇兵隊達も訓練ばかりの日々に、嫌気もさしつつ、何かで名をあげたい者、何者かになりたい者、やはり死への恐怖が強い者、それぞれが<死>を意識する。
    浄土真宗の教え(だったと思う・・・)で、人は2度死ぬと言う。1度目は、肉体が滅びる時。そして、その人を覚えてる人が、死んだ時に、本当に死ぬと言う言葉に、皆、生きる意味の大切さを知るのであった。

    伊之助は、高杉の命を幾度と助け、高杉の信頼を得ていく。頼り無い藩主の下、情勢も又、揺れ動く。

    赤根が俗論派の企みにより捕まり、又、その手下共という事で、伊之助の仲間達も捕まり、皆、処刑される。納得いかない伊之助は、切り込みに入るが、又、伊之助も・・・五郎は、助けに入ろうとするが、どうする事も出来ない事を知っている姉に止められ、生き残る。無念の五郎だが、伊之助ら仲間の事を、決して忘れないと、誓うのであった。


    約30人出演するので、正直、演技力のバラツキや、殺陣での、気になる点は、あったが、主力の役者さんが、強い引力で、物語を引っ張っていったので、ドンドン引き込まれていきました。個人的に好きなのは、五郎(上岡一路)、伊之助(佐藤祐司)、高杉(キムラシゲオ)、山縣(鈴木雄二)

  • 満足度★★★★★

    挑戦する姿勢が素晴らしい!
    いつもはヒューマンコメディをやっている劇団が今回はいくつも挑戦をした。まず初の時代劇。しかもコメディでなく本格派時代劇。そして若手を大抜擢し、ベテランが脇を固めるという布陣。

    それぞれが功を奏して雄大な歴史ロマンが完成した。

    主宰の小林ともゆきがワンシーンだけ女形で登場するが、とても美しく、ワンシーンだけの出演ではもったいなかった。

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